表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/99

45 一旦持ち帰らせてください、という常套句




『求めてるものが真実じゃなかったらどうするんだ?』



考えても見なかった。知ったらどうとか、そんなことより知らなきゃ始まらないとさえ思って突っ走ろうとした矢先にずっこけた。かっこわりいなあ。

そんなことよりもいろいろと思い出せないことが問題だ。だって大学生活だって二年目だったっていうのにこんなになにもわからないもんなのかよ?


家族のことは、正直あんまり考えたくない。

大学まできちんと出さしてくれた親だっていうのに、こんなに覚えてないんじゃちょっと薄情すぎて自分に泣けてくるからね。



「ね、ね、ウタキさま、いつになったら食べていいの?」


「いや食べさせないよ何言ってんの」



また後日改めて来るからと伝えて一旦王都に戻ることにする。フィーアを今後どうパーティに組み込むか考えなおしたいしクレオにももう一回会っておきたい、と思って飛行船に戻ってきた。俺の両サイドにはティタニアさんとフィーアが、



「いや、正規ヒロインってエレーナだよな?」


「なあに?呼んだ?」


「いやごめんなんでもない」


「ウタキってたまによくわかんないこと言うわよね」



勇者って大変ね、とエレーナは笑った。くっっっっっそかわいくなかった?何今の?どういう状況?

たまにこうやってフラグ立てて来るくせにそういうのばきばきに折ってくるから本当に心も悲鳴上げるってもんだ。ヤンデレハーレムの俺にオアシスなんかないよマジで。



「ふざけるなよ、このクモ女。こいつを殺すのはこの私だ」


「なあにぃ?あっつくるし・・・これだから火属性って嫌いぃ」


「なんだと・・・?貴様もかっさばいてやろうか」


「まーまー、ティタニア様落ち着いて落ち着いて」


「うるさいぞ、準戦闘員」


「一応僕、きちんと戦闘要員としてカウントのはずなんですが」



あいかわらずニコニコこそしているが、あれはちょっと怒ってるな。なんかわかるようになってきたぞ。ロスくんって運転士じゃなくて戦闘要員で来てたのか。ごめんね、俺ロスくんのこと非戦闘員だと思ってた。(俺のが限りなく非戦闘員だったわけだけど)



「あ、もしかして、この見た目がだめなの?」


「うーん、まあそうだね、クモだからね」


「人間っぽくしたらいいってことぉ?おっけぇーい」



バキバキバキッ、と不穏な音を立てながら八本の足が折りたたまれていく。なかなかえぐい光景だ、あんまり見たくなかったな。リトは端っこからぷるぷるとこっちを見ている。あいついつの間に逃げたんだ。

この間接と骨の存在ガン無視してますみたいなトランスフォームなんなの?もっとそれこそ「かあいい」変身方法ないの?これアニメ化できないよね無理だよね。


腹の中心にぱっくりと切れ目が現れ、綺麗に収納されると胴体部分がなんか、こう、ちょっと人間っぽくなった。スキニーデニム履いてる脚っぽい。ただしつま先はぬるっとした棒状。怖い。



「これなら問題なあい?」


「ないけどあとでスカート買おうな」


「わあい!お洋服ぅ!」



だから正規ヒロインってエレーナだよな?なあ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ