表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してハーレムルートなのにヤンデレしか選択肢がないんだが?  作者: 沢瀉 妃
勇者と魔王とぐだぐだ編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/99

24 王様と王女様と騎士様に会いに行こう



「ウタキ様あああああ!ウタキ様ウタキ様ウタキ様ウタキ様!!!!わたくしまたお会いできる日をどれだけ待ち望んで指折り数えておりましたことかこの数日時間にして362時間ずっとずっとずっとあなた様を想ってお待ちしておりましたのよ心配で夜も眠れませんでしたわやはり勇者様などやめてしまってこのお城にお住まいになればいいんですのそうしてわたくしが29時間425日お掃除もお食事も沐浴もありとあらゆるお世話をさしていただけましたらこんなに幸福なことは」


「待ってノンブレス」



相変わらずオデット姫は激しい。

っていうか今、姫様29時間425日って言ったよな?もしかしなくてもこの世界での常識、俺がしらないだけでズレまくってることがまだまだありそうだ。

そういえばエレーナがよく「常識よね?」とか「当り前じゃないの?」と俺に聞いてくるけどあれはそういう「ズレ」をお互いが認識してないから起きるんだ。どうすんの俺。何回でもいうけど俺は頭がよくない。



「ウタキ、壮健そうでなによりだ」


「アシュタルさん、すいません俺まだ何の準備・・・」


「勇者といわれ勇者然とできるものなどほんの一握りだ。そなたにはそなたの時の流れがある。焦らないことだ。最初に言っただろう、いつでも力になると」



あいっかわらずこの人かっこよすぎてほんとに意味が分からない。

マロニエさんはアシュタルさんみたいな人が「男」って感じがして良いってことを再三言っていたけど、それはこの世界では生きることと戦うことが結び付いているから必要な要素が強いアシュタルさんみたいなのが男としてかっこよく見えるのの上位にくるんだろう。


日本ではバンドマンみたいな、ひょろいサブカル男もモテの部類だし、陽キャのいかついのもモテの部類だけどあれは日常動作に「戦闘」って選択肢がないからかっこいいんだよな。



「よーおウタキ!装備も祈りも整ったんだな!」


「王様」


「これから王都出るんだろ?なんかさみしくなるなー」



世界を頼んだぜー、と王様は言った。飲み会の幹事任せるわーみたいな言い方で。やっぱこの人本当は

チャラ経(文系私大における経営・経済学部にちゃらめのウェイ系陽キャが集まりがちなのでそう呼ぶ)なんじゃないの?ほんとはインスタ〇ラムとかやってるんじゃないの?



「ふん、ついに死ぬのか」


「ティタニアさん」


「エレーナ、悪いことは言わない。こんなのと旅したらお前も犬死だぞ」


「でも私も教育係ってルートだから、死んじゃったらその時だわ」



事故で死んだらその事故が寿命。アリアさんのセリフを思い出した。

これがガチ戦記系バトル異世界転生ならともかく、いや俺けっこう命の危機感じてるけど俺のヤンデレハーレムとかいうアホみたいなルートだったらどう考えたって日常系ギャグまっしぐらでしょ。服が燃えててもパンツだけ残るやつだよ絶対。



「あのねティタニアさん、無理を承知でお願いなんだけど」


「なんだ?」


「パーティにティタニアさんがいたら心強いなって、だから一緒に来てくれないかしらってウタキとも話したのよ」


「私の目的は魔王じゃなくそこの軟弱男なんだが・・・」


「それは魔王倒してからでも遅くないと思わない?魔王倒す過程でうっかり切り付けても事故になるし」


「エレーナさん?」


「ふむ、悪いはなしじゃないな」


「ちょっと?」


「おっ、ティタニアがパーティに欲しいのか」


「陛下、しかし騎士団のほうの職務が」


「お前の部下ならみんな優秀だしお前が決めていいぞ?」


「まあ、うーん、こいつを倒すチャンスは多いほうが・・・」


「待って」



どうして俺は旅に出る前から死ぬ前提なんだろう。

作者はどうあがいてもウタキぶっ倒したいマンです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ