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猫守紀行  作者: ミスター
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ファグスへ

ぬるりと投稿。

あっぶねぇ…。

加減を間違えるところだった。

大丈夫、ちゃんと生きてる。

完全に気を失ってるがな。

足元には、もう二度と立つことは出来ないであろうクロナンが白目をむいて気絶している。

サウス達の方も黒装束は、全滅させたみたいだし。


「後は『枷』をどうにかしねぇとな…」

「そっちは終わったか…」

魔力での止血だけしていたワクバランが青い顔で歩いて来た。

…いや、もともと肌が青いからだが。

サウス達も一緒のようだ。


「動いて傷が開いたか?顔色わりぃぞ。…残念ながら影武者だった、アホウには逃げられちまったよ。今はそれより枷だろ」

「これは地肌だ。…そうだな。奴隷とはいえ、な」

……あれ?おかしいな、ワクバランとは敵同士だったはずなんだが、どうしてこうなった?

悩んでいるとクロハがそっとリュックを地面に置いた。


その瞬間、弾けるチビーズ、主に、テンとチビスラ。

「ぴぴー!!」

「……!!」

「黄助、捕獲」

「グ、グルガゥ…」

魔石を補給しながら戦ってたからまだ大きいままの黄助には、無茶振りだったかな?

…それでも行ってくれる黄助爺ちゃんでした。


「…み?」

後からそろりと出てくる白。

「どしたよ」

てふてふと奴隷の一人に近寄って見上げながら右前脚で空を掻く。


「あの……ど、どうすれば?」

こちらに意見を求めてくる奴隷さん。

おい、話すときは目を合わせろ、盛大に逸らしながら声を掛けるんじゃねぇ。

あれか?殺気全開フルブーストが拙かったか?魔族のワクバランには近づく奴もいるのに、俺には一切近づいてこねぇ…。

日ごろの行いか?それとも人徳の差か?…くそう。


「…いや、分かんねぇ。…取り敢えず抱いてみるか?」

「はぁ…」

気のない返事だが、表情は嬉しそうだ。

嬉しそうで何よりだよ、俺はへこむけどな。


恐る恐る、白を抱く奴隷さん、…ん?白の視線が枷にいってる?右前脚はぶんぶんと振ったままだ。

…まさか、やれるのか?


「…みー、み!!」

気合一閃。

振っていた白の前足からなんか飛んだ、銀色の肉球めいた何かが。

砕け散る枷、ドヤ顔の白。

奴隷さんの腕から跳び降り、次の奴隷さんの処へてふてふと向かう。

…バルクの奴隷だから、白だけってのはちと危険か?

「サウス、白に付いてやれ」

「ガウッ」

白の活躍を見る珍しい機会だからな、なるべく邪魔はしたくない。


《聖なる魔力か、誰だ白に与えたのは?…心当たりが多すぎるな。しかしなるほど、魔法ならばいけるか。一南、波平を使え。枷のみを壊せる程度には神気の扱いが出来ている。ただし、刻波を抜くだけだ、振るなよ?良いな!》

それは振りだろうか?…流石に無いか。


「よく分からんが……まあ、やってみましょうかねぇ。波平」

《御意》

刻波を引き抜き、両手で構える…。

刻波を抜いた瞬間、奴隷さん達が一斉に距離をとる。

まだ、気絶している奴を必死に引っ張ってまで距離を取ろうとする姿に泣きたくなった。

なんか、心が折れそうだ…。

そんな時、刻波からにゅるっとなにか出た。


「うおっ!……なんだこれ?」

…キモイ、思わず刻波を投げ捨てたくなったぞ?

切っ先から白いひも状の……多分神気がうねうねと蠢きながら出て来た。


《私が使っていた神気剣。その為に必要な形状変化の技術を教えている最中だ。今はまだ、一南が振れば千切れる程度の強度だが、術式をかき消す事くらいは出来るだろう》

何処まで伸びるんだ、これ。

正直、恐怖の対象になってるから、俺からは近づけんし、近づいてこんぞ?

この間にも白が1人また1人と枷を破壊していく。

あれ?奴隷ってのもこれで開放できるんじゃね?


(なあ、ガトゥーネ…)

《無理だ》

先読みされた!?


《奴隷契約は、一種の呪いだ。契約者が契約を破棄するか、死ぬこと以外での解呪は、『治癒の神気』でしか出来ない。…今この世界に残っている唯一の古き魔法、創世の神と邪神だけが世界の神だった時代に人の手で作られた呪法だ。その頃は加護なしに時すら操る魔法も有ったらしい。今のイメージ魔法はその頃の名残といっても良いだろう》

(有ったらしいってのは?)


《私が神になる前にはすでに今の術式魔法が有ったからな。詳しくは覚えていないがざっと6000年程前から神が増え、魔法に関して関与を始めたと創世の神から聞いた事がある。神の間では盟友の時代と呼ばれている期間だな。古き魔法とは、盟友の時代の前の物だ、残っているのが奴隷契約という処に人の業が窺えるな…》


思わぬところで歴史の勉強をしてしまった。

しかしだ、問題は一切解決していない。


神気の紐が伸びれば、その分下がる奴隷さん達。

俺が動けばその分逃げる奴隷さん達……もう笑うしかない。

視界の端には、甲斐甲斐しく傷の手当をされるワクバラン。

大きな体で、小さいテンとチビスラを追う黄助。

そして大活躍の白、奴隷さん達を虜にしながら枷を破壊していく。

クロハが近づいてきて慰めてくれたのが救いである……ありがとなぁ。


《一南、奴隷への説明をしていないが、いいのか?》

……忘れてたよ。


取り敢えず、一番最初に白を抱いた奴隷さんに声を掛け説明し、作業を始めた。

俺の役は刻波を持つ台である、頑張るのは波平だ。

クロハの顔を一撫でして、椅子代わりにクロナンに腰掛けるのだった。





最後の枷が白によって破壊された頃、俺の尻の下で動きがあった。


「ぐっ!?…生きているのか?は、はは、下半身の感覚が、ない…」

クロナンが起きたのだ、素晴らしいタイミングだぞ?

白の聖なる魔力は見られてねぇからな。


「お目覚めか、三下。せっかく生かしてやったんだ、這ってでもバルクの所まで帰れよ?そっからお前がどうなるかなんぞ知ったこっちゃねぇがな」

「…俺がここで死ねば、必死に守った奴隷は全滅。貴様らもただではすまないぞ」

自害でもする気か?正直、もう枷の処理は終わってるからどっちでもいいんだがねぇ。


「アマサカイチナ、それを生かして帰すのか?あの屑に情報が漏れるぞ?ここで消したほうがいい」

「…お前、魔軍の老将の癖に何言ってんだよ。情報云々ならワクバランの方がヤベェんだよ。でもまあ、その通りか」

どんな些細な情報でもバルクに渡るのは癪だ。

生かしといて何だが、殺っとくのが無難か。


「最後に聞いとこうか、派遣組ってのはなんだ?それに奴はどこに逃げた?」

俺は、クロナンの上から退き、すでに神気の紐が収納された一匁時貞に手を掛ける。


「…俺達は、影に溶け、闇に消える。何処にでも居て、誰でもない。ここでバルクを逃がしたのは拙かったな。奴は遊びで国を傾ける事も出来る。教会と繋がった奴を止めることなどできない!お前も奴に呑まれればいい。フフフ、アーッハハハハ!!」

国ってどの国だよ。そう思いながら、俺は特に躊躇もせずに刀を振り下ろした。

しかし、また教会か。

バルクは現役の賞金首、それと繋がるなんぞ碌なもんじゃねぇな。

シェルパの教会はいい所だったんだけどなぁ…。


「……よく喋る暗部だったな」

「全くだねぇ、はぐらかされた気もするが、聞いても無い事をペラペラと。見事な三下っぷりだった」

さて…。


「ワクバラン。お前はどうする?…死んどくか?」

一匁時貞の切っ先をワクバランに向け問いかける。


「ほざけ、といいたい処だが、今やられると一方的だな。安心しろ、オレは魔軍には戻らん」

「…どういう事だ?」

まさか、白目当てで着いてくるとか言わねぇよな?迷惑千万だぞ?


「オレはこれからアルスの坊主に合流するつもりだ。…武者修行の詳細なぞ報告する義務も無かろう。傷の事を聞かれたら貴様の事は出すがな」

そう言って自分が解放した奴隷さん達に、サウスの上でシャキーンと決めポーズを取る白に視線を送るワクバランだった。


「アルスの坊主に報告すれば実験材料にされかねん…。それだけは避けたい」

鞘に入った魔剣バルムンクの柄を逆手できつく握り絞めるワクバラン……本気の目だった。


「…そ、そうかい。なら今度は戦場で、だな。次こそ仕留めてやるよ、楽しみにしてな、ハゲジジイ」

「殺すぞ、小童……オレの台詞だ」

軽い殺気の応酬をした後、ワクバランは踵を返し、奴隷達を連れて……って、おい!?


「いや、そいつらどうすんだよ!?」

「?もちろん、オレが面倒を見るのだが?」

器がでけぇな…、人間性じゃ勝てそうもねぇ。

いやまあ、この人数で、しかも戦えない人間抱えて、どうやってアクラ森林を越えるんだ!?とか。

アルスと合流するなら家ねぇじゃん!?とか…。


「…そもそも、置いていけばいいじゃねぇか」

別にこの町が無人になってる訳じゃねぇんだ。

連れて行かれたのは『主要』な娼婦と『必要な』人間だけで、俺達と戦う気が無かったならず者や賞金首はまだここに残ってるし、それ相手の娼婦もいる。


問題は雷神石だ、効力がいつ切れるか分からん。

それも、この町の連中の方が知ってるだろうし、それまでに何とか出来んだろ。

ちいと酷かもしれんが、こっちも急ぎだ。

何せバルクからの情報だから信憑性が無い、さっさと確かめて駄目なら次に行きたい。


「しかし、助けたからには責任が生じるのだ…」

「…助かってねぇよ、バルクの奴隷のままだ。胸糞わりぃが、俺達は奴隷としての命令を妨げただけ。それで自害されなかっただけ儲けもんだ。新しい主人にはなれねぇよ、アイツが許可しない限りな」

多分だけどな。

今回は枷っていう爆弾を仕込まれてたからこそ、自害させるって選択肢はなかったんだろう。


「なに、解決策はある。バルクを殺れば奴隷から解放されるんだ……簡単だろ?」

「……ほう、確かにそれは簡単だ。フフフッ、暗将に連絡を取って居場所を掴み、塵掃除をしなければならんな。…お前達、必ず解放してやるからな」

魔族からそう告げられる奴隷達の顔には戸惑いが浮かぶ。

バルク、剣将はお前の命を狙う事を決めたみたいだぞ?良かったな。


「しかし、魔族なのになんでここまで入れこむんだ?」

「戦いと関係の無い命が失われるのが、我慢できん。それだけだ」

そう言って今度こそ、この町を出るため踵を返し出口へと向かうワクバラン。


「……ご立派なこった」

離れていくワクバランを見送りながら、そう呟いた。

どこぞの騎士よりよっぽど騎士っぽい。





決めポーズを取る白をサウスと共に回収し、テンとチビスラを捕獲して小さくなった黄助を労ったあと。

チビーズと黄助を纏めてクロハの背に乗せる。

そのままクロハの手綱を引き、サウスを連れて『ピンキールージュ』の中の転移方陣のある扉へと向かう。

扉の中へと入ると、そこにはいくつもの小規模な転移方陣が敷かれ、横には行先が書かれたプレートが立てられていた。


「…親切だな」

転移方陣の数は10個…。

5つの大陸名の他は、『バルク専用ロック済み♡』と書かれている。

取り敢えず無視して、『フォグス』と書いてある転移方陣に……なんか違う。

俺が行きたいのはファグスであって、フォグスでは無い。

他のプレートも必ずどこか一文字違っていた。


「うぜぇ。…嫌がらせかよ。もう、勘で行くか?」

流石に無理が有るか。

どうしようかねぇ…。


迷った末、知ってる人間を探したほうがいいと結論付け。

黄助の眼を盗み、『ジャルパ』と書いてある魔法陣を恐る恐るつつこうとする白とテンを捕獲し、人のいないロビーへと戻ろうとすると、『バルク専用ロック済み♡』の魔法陣の1つが輝きだした。

おい、ロックされてんじゃなかったのか?


「誰か来るのか?…丁度いい、オハナシを聞いてみようか」

《…穏便にな》

ガトゥーネは、なにを当然な事を言っているのか。

勿論相手次第に決まっているだろ?


輝きが最高潮になったようだ、来るか!……あれ?


「こ、ここです…。もう勘弁してくださいよ」

「奴隷商は構わない、それで命を拾う人もいる。僕様が許せないのは、人様を襲ってまで商品にしようとする親玉だ」

……最初に出て来たのは、泣きの入った40代前半の盗賊くずれ、意外と小奇麗な格好をして、オールバック。

装備も良い物だと思う。それがイラッと来るほど似合ってない。

バルクが言っていた村を襲う係だろうか?

で、二人目が…。


「カートス、何してんのお前?」

「え?……イチナくん?なんで此処に?…そうか、賞金が掛けられたから町や村に入れなかったのか!」

盲点だった!とAランクらしからぬ、ぬけさくっぷりである。

まさかカートスのいた場所を狙ったのか?運の無い盗賊くずれだ。


そろりそろりと扉の方へと向かう盗賊くずれを足払いで倒し、腰のあたりを踏みつける。

ぐえっと声がしたが今はカートスだ。

コイツも俺の賞金を狙って来てんのか?それはそれで楽しめそうではあるが…。


「お前も賞金狙いか?」

「違う!!僕様は、その、えっと。と、とも、友達を……助けにきたんだ」

偉丈夫が。

涙目で頬を染めながら。

照れくさそうにそう言った。

…友達って俺の事だよね?有難いが、その反応は止めて欲しい。


「…そうか、有難うな」

「いやぁ、なんか照れるね…えへへっ」

えへへとかいうな。


「あ、そうだ。マルニさんから渡して欲しいって、作品を預かってるんだった。後であけてね?イチナくんの分は無かったから僕が、リストバンドを編んでおいたよ。道中でラッピングしていたら、なんか気合入りすぎちゃって……初めてのプレゼントだから」

だから頬を染めるな!


「お、おう。サンキュウ……すげぇな」

次々と渡される袋には、綺麗に染め上げられた色とりどりな布が使われ、カートスお手製のレースのリボンが結ばれていた…。

各小包みには誰のものか分かるように、皮で作ったタグが付けられデフォルメされた可愛らしい白達のイラストが刺繍されていた。

俺のだけ『友』という意味のこちらの文字がでかでかと入っていた。


この袋やタグだけで十分に売れる、間違いなく。

これだけでも貰ったら嬉しいだろう……女性は。

ブランドでも立ち上げられそうな出来だ。

……コイツは何故冒険者をやってるんだろう?


「でもイチナくんはどうしてここに?賞金目当ての奴等に追われて逃げ込んだのかい?」

「ん?…そうだな、お前には説明しとこうか」

コイツとは短い付き合いだが、助けに来てくれたしな。


俺は、ルナやソルファ達に掛けられた禁呪の事、治す術が治癒の神気しかない事、その情報集めに立ち寄った事。

治癒の使徒がファグスに向かっている事。

ワクバランの襲撃、バルクの屑具合、それと転移方陣の嫌がらせ。


「とまあ、ファグスに向かいたいんだが、勘で行くにはちいとばかしリスクが高い。行って戻って来れば良いんだが、如何せん土地勘が無いからどれが当たりか分からん。だからこそカートスがコイツを連れて来てくれてよかったよ」

盗賊くずれを踏みつけている足に力を込める。


「ぐおっ!?」

「イチナくんはワクじいちゃんと会ったのか……元気だったかい?」

盗賊くずれの呻き声を無視してそう尋ねてくるカートス。


「ワクじいちゃん、だと…!?」

「うん。僕様の育ての親で剣の師匠なんだよ。編み物もその時にワクじいちゃんから教わったんだ」

聞きたくなかったよ、ハゲジジイのそんな趣味。

育ての親か、あまり聞かない方がいいのかねぇ…。


「元気だった、元気すぎて俺の奥義を食らわせても死なねぇ程に。次は戦場で会う約束もしたしねぇ」

「………えーと、程々にしてあげてね?ワクじいちゃんも歳だし」

カートスはどう反応していいか分からないようだった。

すまん、結構バッサリやった。

声には出さんが謝っておこう、ごめんなさい。


「…まあ、取りあえず。さっさと起きろ。何時まで寝てやがる」

「あ、あんたが腰を踏んでるからだろ!あ、痛い!生意気言ってすいません!力を入れないでください!腰が!?」

足をどけてやると「チクショウ、なんでこんな小僧に…」とか呟き、腰をさすりながら起き上がる盗賊くずれ。


「さて、ファグス行きの転移方陣はどれだ?」

「ふん、このバクナゲン様が「どれだ?」……すいません。これです。あれ?なんだコレ?客が間違えたらどうすんだよ…」

盗賊くずれは、プレートを見て首を傾げている。

しかし、折れるの速いな、ちょっと殺気を込めただけなのに。

カートスは、サウス達に挨拶を済ませ、苦笑を浮かべこちらを見ていた。


盗賊くずれが『これ』といったのは『バネサート』と書かれたプレートが有った魔法陣だった。

ほんと、くっだらねぇ嫌がらせしてきやがる。


「あのアホウめ。今度会ったら仕込みだのなんだの関係なしに、速攻で仕留めてやる」

「じゃあ、行こうか」

……。


「良いのか?俺は賞金首、しかも神敵らしいぞ?来てもらってなんだが、一緒にいるとカートスもヤバいんじゃないか?」

「ありがとう、イチナくん。でもそんな事は手配書を見た時から分かってるんだよ?それにイチナくんじゃ町に入れないでしょ。頼ってよ……友達なんだから」

「……おう」

いい奴だ、いい奴だが……頬を染めるな!


さて、目指すはファグス大陸、治癒の使徒だ。

見つけたら、嫌がろうが首根っ子掴んで必ず禁呪の治療をさせてやる。

待ってろよ、ルナ、ソルファ……あとマキサックにパー子も。


取り敢えず、何かあるかも知れないので盗賊くずれの襟首を掴み。

何時でも盾できるような状態にしてから、俺達も移動を開始したのだった。

次回、土曜日予定です。

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