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魔王に甘いくちづけを  作者: 涼川 凛
瑠璃の森
28/118

4

唄の乙女がもたらした深い眠りの中、ユリアは記憶の波の中を漂っていた。


暗くうねるそれの上に、浮かんでくるのは、失う直前の一場面―――――……




……――――すべての色が消える漆黒の闇の中。


鎧を着込んだ背の高い人たちに囲まれている。


この人たちは、何かから守ってくれている。


何が起こってるのか分からない。ただただ、怖い。怖くてたまらない。


“大丈夫です。我らがお守りいたします。さぁ、お早く。こちらへ”


緊迫感を伴った若く張りのある男の声がする。


でも、私はその声に従うことが出来ない。


とても怖いのに、震えているのに、守りの手を拒み逆らおうとしてる。


誘導しようと差し出された腕を拒絶して、戻ろうとしている。


……危険なのは分かってるの。でも、戻らなくちゃ。あの方が残ってるもの。助けなくちゃ……



“待って、まだよ―――まだ駄目。あの方を置いてはいけないわ”


“お聞きわけ下さい!我らは命じられております!さぁお早く――――”



有無を言わせぬ迫力をもった、厳しい顔つきと声。


この方は、知ってる。騎士団長だわ……。


その逞しい腕に抱きかかえられ、引きずられるように連れていかれる。



“どうか大人しくして下さい。怪我をさせたくありません”


暴れる体を力強く抑えられて、抱き抱えるようにされ、長い螺旋階段を下りていく。


遠くから、キン、キン、と金属が打ち合わされるような音が聞こえる。



……そんな、どうして私なの?命じられてるって、一体誰に?


嫌、駄目……駄目なの……私一人逃げられない……。


やめて、おねがい。


やめて……放して。


放して―――――――……




『ユリア、そう怖がるな』


体の内から低い静かな声が聞こえてくる。


ふわ…とあたたかい空気に包まれ、恐怖心が薄れていく。


もしかして、傍に……いるの?


「ラ…ヴル……?」



唇から掠れた声が漏れ出ると、徐々に意識が覚醒していき、体の感覚も戻り始めた。



―――……ユリアさん……ユリアさんっ……ユリアさんってば。聞こえる?大丈夫?ねぇっ起きてっ――――


どこからか、女の子の声が聞こえてくる。


誰かが手を握ってくれてる。とてもあたたかい。


何か、長い夢を見ていたような……全部は思い出せないけれど、とても、怖い夢だった――――




「ねぇっ、ユリアさんっ、起きて!」


手がぎゅぅっと強く握られて痛みを感じ、ユリアはゆっくりと瞼を開けた。


ぼんやりと霞む目に黒い天井と綺麗な赤い髪が映り、あのとき小島で見た、艶々と血色のいい肌の可愛らしくにこっと笑って頭を下げた女の子を思い出した。


でも、今目の前にあるのは、青ざめた頬に固く結ばれた唇で。別人かしらと思いじっと見ていると、それがプルプルと震え始めた。それはまるで息を止めてるかのようにも見える。


大丈夫なのかと思いながらもそのまま何も言わずに眺めていると、女の子は、はぁ~……と大きく息を吐きながらカクンと項垂れて、ベッドの上に乗せていた自らの両腕の中に顔を埋めてしまった。そこから、呻くような、脱力感たっぷりの声が出される。


「あぁもぉ…良かったぁ……やっと起きた……」


「あの…大丈夫?」


ユリアがそう問いかけると、女の子は埋めていた顔をガバッと起こしてずいっと近寄った。


「それは私のセリフだわ。ねぇ、ユリアさん。私リリィよ。小島で会ったの、覚えてる?」


「えぇ…リリィ、よね。もちろん、覚えてるわ。あの……リリィが私を助けてくれたのよね?ありがとう」


「――――うぅん、ごめんなさい。こんなに怪我をさせちゃって。すごく痛いでしょ?私の力が足りないせいで……それに。それに、こんな遠いところに来ちゃって……すぐに帰れなくて……」


後半は涙声になり、辛そうに顔を歪めたまま言葉に詰まったリリィ。その大きな瞳には、今にも零れ落ちそうな雫が溜っている。


ユリアはゆっくりと手を上げて、リリィの頬にそっと触れた。


―――優しい子。……きっと、小さな心をずっと痛めていたんだわ―――



「泣かないで。怪我のことは気にしないで。ね?」


「……ありがとう……。ユリアさん、あのね、さっきからずっとうなされていたの。きっと怖い夢見てるんだろうと思って。だから起こそうと思って何度も呼んでいたの。ジークさんは大丈夫だ、寝かせとけって言ったんだけど―――」


リリィは涙を拭いてチラッと後ろを振り返ったあとに、再び心配そうにユリアを見ろした。


その横から「全く、リリィは泣き虫だな?」と言いながら、ブラウンの髪の男性が現れた。


それはここに来て一番最初に見たのと同じ顔で。


―――そっか、この方がきっと、ジークさんね―――




「うん、熱はもう下がったな。気分はどうだ?」


「はい、随分良くなりました」


「そりゃ良かった。前に比べて、声にも張りが出てきたな―――よし、これを飲め。薬だ」



細い管が唇を割り苦い液体が流れ込み、あまりの苦さに顔をしかめると、ジークは「いい傾向だ」と呟いてニコリと笑った。


その笑顔が離れていくと、入れ替わるようにして別の顔が覗き込み、「大丈夫か?」と聞いてきた。


まるで以前からの知り合いのような口ぶりとその風貌にハッとする。



―――この方は……。


金色がかったブラウンの髪に澄んだブラウンの瞳。


無精ひげはないけれど、あの時よりもずっと若く見えるけれど、この顔は覚えていた。


あまりにも印象深くて忘れるはずもないこの方は、あの場所で会った。


―――まさかこんなところで会うなんて。何の運命のめぐりあわせかしら。


でも良かった、無事だったのね―――



「……バル、なの?」


「あぁ、そうだ。覚えていてくれたか」


少し緊張気味だった表情がふわりと崩れ、ブラウンの瞳が細まり優し気にユリアを見下ろした。



「バル様、こちらにどうぞ。―――っと。リリィ、少し手伝って欲しいことがあるんだ。ちょっとこっちに来てくれ」


そう言われたリリィはバルとユリアの顔を不思議そうに交互に見たあと、何か言いたげに口をパクパクさせたが、ジークの後について大人しく外に出ていった。


パタン、とドアを閉めた音を確認したあと、バルは口を開いた。



「お前には、もう一度会いたいと思っていたんだ」


「私も、心配していたんです。とても元気そうで良かったわ」


「変身した俺の脚には誰にも追いつけんからな。これも、お前がくれた飲み物と菓子のおかげだ。アレがなかったら俺は力が出せなかった。本当にありがとう。無事に帰れたのはお前のおかげだ」


「そんな……私は何も。あの時、バルのおかげで怖い気持ちが少し薄れたのよ。私こそお礼を言いたいわ。ありがとう、バル」


「……リリィは“ユリア”って呼んでいたが…、もしかして、記憶が戻ったのか?」


「いいえ、まだ、戻っていないんです。名前はラヴルがつけてくれたんです」


「ラヴル・ヴェスタ…か。彼があんなところにいたとはな。今もって信じられん」



そう言ってバルはベッドの上に両肘をつき、組み合わせた手の上に顔を埋め、何か考え込むように暫く無言でいたが、そのままの姿勢で再び話し始めた。



「こんなことを聞くのは、失礼を承知なんだが、どうしても知りたい。……先に謝っておく。すまない――――聞いてもいいか」


「……え?」


―――えっと…、聞いてもいいか……と言われましても…。



ユリアはハタと困ってしまった。なんて答えたらいいのか分からないのだ。


バルの声はとても低くなってて、さっきまでと全く違ってて、とても真剣なのが伝わってくるのだが。


そうして黙っているのを肯定と受け取ったのか、バルは、目だけをユリアに向けた。


その瞳が金色に光ってるように見える。



「聞きたいことは二つあるんだ。今を逃すと、この先一生聞けない気がする。嫌なら答えなくてもいいが、出来れば教えて欲しい」


「……何ですか?」


真剣なバルの声につられて息をのむユリア。出した声が少し震えてしまっていた。


「あの―――バル?」


ユリアは名前を呼びつつ金色に光る瞳を見た。


それはここではなく、どこか別のところを見ているように感じる。



―――聞きたいって言ったのに、バルはずっと黙ったまま。何だか、怖い……―――



バルは組み合わせた手を口元につけたまま少し躊躇した後、遠慮がちにもはっきりと声を出した。


「――――いくらだ」


「はい?何のことですか?」


「……彼は。ラヴル・ヴェスタは、いくら出した」


「……もしかして…オークションの、ですか?」


「そうだ」


「あ、何でそんなことを聞くの?というか、バルは、ラヴルを知ってるの?」



まるでラヴルを知っているような口ぶりに疑問をもち問いかけると、バルは組み合わせた手を下ろし、伏せがちだった顔を上げた。


金色に光る瞳が睨むようにしてユリアを見る。


ふざけや蔑みの色は全く感じられない。


ただただ真っ直ぐに見つめてくるその怖いほどの真摯な色に、ユリアはますます戸惑いを感じてしまう。



―――私の値段。私の価値。


本人が言うとおり、とても失礼なことをバルは聞いてる。軽々しく口外するようなことではないと思う。


そんなこと、出来れば答えたくない。バルはそれを知ってどうするの――――?



嫌な気持ちになり、バルから目をそむけるユリア。


そんな様子を見てとり、心の声を嗅ぎ取ったかのように、バルは声を強めてゆっくりと話した。分かって欲しいという思いを込めて。



「嫌な気分にさせてすまない。俺は、彼を知ってる。彼も、俺を知っているはずだ。最初に言っただろう、失礼なのは分かってると。俺は興味本位で聞いているわけじゃない。それだけは分かって欲しい」


そう言って身を乗り出して覗き込むバルの真剣な表情は同じなままで、一度も崩れない。


何か理由があるんだろうが、ユリアにはまったく理解できなかった。


「頼む、教えてくれないか。彼は、お前を、いくらで手に入れた」



バルの瞳をじっと見つめながら、ユリアも真剣に向き合った。


「訳を教えてって言っても、無理みたいね……」


「すまない。聞いておいて勝手だと思うだろうが。言えるようになったら、必ず、話す」


そうなるといいんだがな…、と漏らした小さな呟きは、無機質な天井を見つめるユリアの耳には届かなかった。



「誰にも言わないと、バルの心の中だけで止めておくと、約束してくれますか」


「あぁ、約束する。牙をかけてもいい」


「え―――?牙??」


「あぁ。俺たち一族にとって、牙は力の源であり誇りなんだ。約束を違えたら、この牙を折ろう」


「牙を折ったら、もう、変身出来ないの?」


「変身は出来る。だが、牙をなくした者は理性のないただの狼となって際限なく暴れまわるんだ。物を壊し仲間を襲い―――女を犯す。だから、牙をなくした者は、掟によって粛清されることになる。俺は、その牙を、かける」



―――それほどまでして聞きたいなんて―――


ユリアは天井を見つめながら、分かりました、と呟いた。



今でもはっきりと思い出すのだ。


どんどん上がる声に怯えていた、あの時のことを。


誰の元に行くのか、どんな扱いを受けるのか、不安で怖くてたまらなかった。


もしもあの時、他の方の元に行ってたのなら、今頃どうなっていただろうか。


今も、悪い事態には変わらないのだが、もっとひどい扱いを受けていたかもしれないのだ。



―――ラヴル……私のご主人様。貴方は今どうしているの?


私の事、心配、してくれてる?


それとも…もう、他の方と……。


ラヴルの周りには素敵な方がたくさんいる。


もしそうなっていたとしても、私には咎めることなんてできない。


この黒い天井……ラヴルの髪の色に似てるわ。


ラヴルの妖艶な微笑みが浮かぶ。


貴方の声が聞きたい……


私、貴方に会いたい―――



「1000、です。あのとき最終的についた価格は、1000でした」


「――――っ!……1000、か。本当、か」


「はい……あの…あの時、会場中が驚いてたわ。そんなに高額なんですか?」


「高額、なんてもんじゃない……。そうか…それほどに、ということか――」



バルは唸りながらベッドの上に肘をつき、組んだ手の上に再び顔を埋め、深い深い溜息を吐きながら脱力した声を出した。


「もう一つ聞きたいことがあったんだが、今はやめておこう……」


そう言ったバルの大きな耳がぴくんと動いたと同時に、がばっと頭を起こしドアの方を振り返り見た。



「―――誰だ!?」



その鋭さを持った声は、ドアの向こうにいるであろう人物に向かっていた。


するとドアがゆっくりと開いて、リリィがひょっこりと顔をのぞかせ、困ったような表情でバルを見つめた。


「あ……ごめんなさい、バルさん。お話を邪魔するつもりはなくて。ユリアさんに食事をって、ジークさんに言われて持ってきたの。だから―――」


バルは「そうか」と言いながらホッとしたように肩を落とし、リリィに近付いた。不安げな表情のままなのを見、穏やかな笑みを向けて落ち着かせる努力をする。


「驚かせてすまんな」


バルの悪戯っこい視線が、リリィの小さな手に持たれたトレイに注がれた。


「……それを、食べさせるんだな?」


「はい。ユリアさん、まだ一人で食べられないから……だから、入ってもいいでしょ?」


「よし、俺がやろう。かしてくれ。リリィは休んでていいぞ」


差し出された大きな手を見て、リリィは「え?バルさんが?」と呟きながらにこにこと笑う顔と食事を乗せたトレイを交互に見た。


ジークが、バルはこの国の偉い人だって言ったはずだ。そんな人にそんなことをさせていいのかと迷うリリィ。



―――というか、バルさんはユリアさんの世話をしたいの―――??



リリィは、バルの悪戯っこい笑顔をまじまじと見つめながら、渡すべきかどうか考えていた。


その迷いを感じ取ったバルは、ハハハと笑い声を出しながら、リリィに視線を合わせるため少し屈んだ。



「そっか、リリィはジークの言ったことを気にしてるんだな?それだったら、無用な心配だ。ここにいるのは、ただのバルだ。安心しろ、誰も咎めはしないから」


「……?はい…でも、ユリアさんは私がお世話しなくちゃ。でないと、ラヴル様に―――」


「叱られるというのか?黙ってりゃわからん…いいから。ほら、渡してくれ」


バルは眉を上げてそう言うと、強引にトレイを奪った。


リリィの口が声にならない叫び声を上げ、細い腕が上に向かっていくトレイを追いかける。


バルは手にしたそれを届かないようさらに上にあげ、にんまりと笑いながら「閉めるぞ」と断り、呆然としたリリィを廊下に残してドアを閉めた。


『え、ちょっと、バルさんっ!ユリアさんっ!』


焦ったように叫ぶリリィの声が聞こえるが、それを無視するようにスタスタとベッドに歩み寄り、バルはサイドテーブルの上にトレイを乗せた。


ほわほわと湯気を上げるそれを見、まだ熱そうだな、と呟きつつカチャカチャとスプーンの音をたてる。


その表情はとても楽しげだ。


「おっと……お前、そんな不安そうな顔をするな。一度、やってみたいと思っていたんだ。起きられる―――はずもないか。よし、いいか。そのまま口を開けて待ってろ」



この国の偉い人。


生まれながらの高貴な身分で、こういうことを一度もしたことのないバル。


慣れていないせいか、テーブルにおかれたままの器の中から食べ物を豪快にすくいあげ、そのこんもりと盛られたスプーンだけがぎこちなく動いて、ゆっくりゆっくりユリアに近付いていく。


長い距離を運ばれたそれはプルプルと震え、今にも落ちてしまいそうだ。


「バル?あの……零しそうよ?…えっと、それはね……」


「お―――っと。待った。後にしてくれ。今は静かに。集中してるんだ。いいからそこから動かないでくれ」


助言をしようとするユリアの言葉を途中で遮り、真剣な表情でスプーンの先を睨んでいるバル。


ゆっくりソロソロと運ばれてくるそれを、ユリアは餌を待つヒナ鳥のように零さないよう懸命に口の中に収めた。


口の中に入れ終わると、バルは息をつめていたようで、ふぅと大きく息を吐いた。


「……これが、こんなに大変だとは思わなかったな…まったく、奴を尊敬するよ」


こんなことならコツを聞いておけばよかったと、やれやれといったように肩をすくめつつ、次をひとすくいしようと再びテーブルに向かう。


そしてまたこんもりとすくい上げ、慎重にスプーンを運ぼうとしている。


食べ物の咀嚼が終わったユリアは、その様子を見て堪えきれず、ぷっと噴き出してしまった。


そのままクスクスと笑っているとバルは手を止めて「なんだ?」と言いながら振り返り見た。


真剣だった表情が見る間に崩れていき、釣られたのか一緒になって柔らかく笑う。


その口の端に、立派な牙がちらりと覗き見えた。


「で、どうしたんだ?何がそんなに可笑しい。俺はこれでも、真剣なんだぞ」


「それは分かってるけど。だって……バル、違うわ。こういうことには、やり方があるのよ。あのね―――…」



照れたような表情で頷きながらユリアの言葉を素直に聞くバル。


こんな風に接するバルはとても気さくで、リリィが言うところの“ラッツィオの偉い人”にはとても見えない。


あの組織に捕まったのも、きっとこの気さくな人柄が災いしたのかもしれないのだ。


ユリアは、ときたま雑談を交えながら懸命に世話をしてくれるバルを見るにつけ、僅かに芽生えていた警戒心を解いた。悪い人ではないようだ、と。


そして、器が空になる頃には、すっかり打ち解けていたのだった。




―――バルは不思議な魅力を持っている。


人を和ませてするりと心の中に入って惹き付ける。この国の上に立つ“偉い人”なのも分かる気がする。


きっと人望も厚くて立派な人なんだわ。


ラヴルとは全く違う。


彼はいつも静かな威厳を放ってて近寄りがたくて。


時たま、感情がないのではないかと思うほどの冷たい瞳を見せる。


“…ユリア…”


でも、名前を呼びながら向けてくる漆黒の瞳はいつも優しくて。


私の心をしっかり捕らえて離さない。


ラヴル……私は、もう一度貴方に会うことが出来るのかしら。


あなたの元に、帰ることが出来るのかしら―――――



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