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アカネの手技

カンナさんと別れ、俺は早くもやる事が無くなり、大王宮の廊下をあてもなくブラブラと歩いていた。するとゴルダバ大王に遭遇した。


「チ〇カス臭いと思ったらお前だったか光男。また大王宮に帰ってきおって。ランツのとこで行方不明になっていればいいものを」


やはり大王は俺に罰を与えた後は消すつもりだったようだ。


ランツはゴルダバ大王が実は弱いと言っていたな。よしステータスを見てやるか。


俺は土下座ポーズから上を見る。するとステータス画面が出る。よし、この角度をキープだ。



ゴルダバ大王  レベル2



物理攻撃が弱点


見た目は頑強で強そう。実は非常に脆く繊細な体。



備考

魔法無効

再生する体



姫と逆だな。魔法に対して無敵らしい。再生能力もあるようだ。


それにしても信じられない事だが、このデカさで俺と互角の強さらしい。


「何をしている光男。私にひれ伏しているのか?今更機嫌を取ろうとしても無駄だぞチ〇カス」


俺はゴルダバ大王の近くに行き、転ぶフリをして大王の足を蹴ってみた。


「痛てえ」


大王がうずくまる。


おいおい。嘘だろ大王?


「失礼しました大王」と言って俺はその場を立ち去り、自分の部屋に逃げる。あの体では俺の部屋まで来ることはできまい。


ランツの言っていた事は本当だったな。ゴルダバ大王はクソ弱い。



俺は棚の中に新しい紙がある事に気が付く。なんだ?あたらしいサービスの番号が書いてあるのだろうか?


するとその紙はジーラ姫と俺の結婚式の予定表だった。


俺は書いてある内容に目を通して、日付を見て驚く。


「明日じゃないか。そんな馬鹿な」


俺は全然まだ心の準備が出来ていない。なんでもっと早く教えてくれなかったんだ。


でも、そうか。俺はランツに捕まっていたからカンナさんは俺に日程を伝える事が出来なかったんだ。


結婚式が近かったからゴルダバ大王は早く俺を消そうと焦った。ランツと利害が一致し、パープルビキニアーマー隊を使って俺を拉致した。


もう、時間がない。カンナさんはタチオくんを見つけてくれるだろうか?結婚式ならジーラ姫に近づいて魔法を喰らわせるチャンスがあるかもしれない。


俺は緊張で喉が渇いてきたので冷蔵庫から炭酸ジュースをとりだし次々に栓を抜いて飲みだす。


三本飲んで「ゲーーーフ」といつものげっぷをして落ち着こうとする。


ああ、姫との初夜。姫と俺との化け物の赤ん坊。どうすればいいんだ。カンナさん急いでくれ。


俺は自分の部屋をうろうろ歩き出す。


昨日の紙を取ってまた黒電話の受話器を上げ、また番号を回してみる。


ジーコージーコー


プルルル、プルルル、プルルル、ガチャ


「おかけになった番号は」


「ああーくそ」


ガチャン。受話器を置く。


分かってたが、何かしていないと落ち着かない。


俺は部屋を出てダイニングに行く。なんかパフェみたいな甘ったるいものが食いたくなってきた。


ダイニングに入ると、パープルビキニアーマー隊のアカネが居た。


俺はカウンターでパフェを注文して席に座った。


アカネを見ると、クリームソーダを飲みながら俺を見てニヤニヤしていた。


「明日姫と結婚式なんだってね光男くん?」


「あ、ああ。はい。そうみたいですけど」


「結婚したら二度と他の女に手を出せないよ光男くん。ジーラ姫は独占欲が強いからね」


ずっとニヤニヤしてる。


俺はあのニヤニヤが苦手なんだよな。


「私が楽しませてやろうか?」


「え?」


「光男くんの独身最後の日を私が楽しませてやろうか?」


アカネは両手の指をしなやかに動かしている。


そういえば掃除のおばさんが手技で全国二位だったと言っていたな。


もしかして、サービスの方の手技なのか?それならば、それならば俺は。


俺は直ぐ頭を下げる「よろしくお願いします」


アカネは吹き出した。


「そういう素直なとこは嫌いじゃないよ。先に部屋に行って待ってな。パフェもテイクアウトで持って行ってやるから」


俺は直ぐにダイニングを出て、ジャグジーに向かって走っていた。綺麗にしとかないと。出来る限り俺の体を綺麗にしとかないと。


ジャグジーにつかりお湯を汚くして出ると、体中にボディソープを塗りたくり、擦りまくる。特に股間とケツ穴は念入りに洗わなくてはいかんな。


ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ。


シャワーで洗い流しタオルで全身ふいたら俺は新しいエレファントノーズブリーフを履く。よし完璧だ。


いかん時間が。彼女を待たせてしまっているかもしれない。




部屋に行くと、もうアカネは俺の部屋に来て俺のベッドに座って待っている。


「綺麗になったか?光男くん」


パープルのお姉さまは何でもお見通しのようだ。


アカネは俺の股間を見て吹き出す。


「すごいパンツ履いてるな光男くん」


ベッドを指さし「まあ、そこに座りなさい」


俺はアカネの隣に座る。アカネはベッドの上にある円形の金属プレートからパフェを取ってクリームをスプーンで何回か口に入れて頬張る。


俺の注文したパフェだ。


俺を見てアカネは舌なめずりをする。それを見て俺も思わず生唾を飲む。


すると俺に近づいて唇を重ねて来た。そして俺の口を舌でこじ開けると、パフェを口の中に入れてきた。


「もがーー」


そしてベロとベロで俺とアカネは会話をするのですが、ここでは青少年のために割愛させて頂きます。 みつお。


それからなんやかんやと18禁でないと説明できない事が多々ありまして、アカネの手技で俺は光男を放出したのですが、まだ満足できない俺はアカネに本番を求めたのでした。



するとアカネが俺の首にフロントチョークしてくる。俺の首が絞まる。


「光男くん。本番は駄目なんだ。明日バレたら処刑される」


「うぐっ」俺は正気に戻る。


アカネはベットから降りて髪をかき上げた。


「姫と結婚した後にまだ私と浮気する度胸があったら、今度は本当に相手してやるよ」


アカネは俺の部屋を出て行く。


俺はボーっとドアを見ていた。


お姉さまかっこいい。



しかし結局俺の初本番はジーラ姫になるのか。俺の一物が壊れなければいいが…


いや、ジーラ姫は明日タチオくんが風魔法で倒すんだ。大丈夫だ。


「うーん」


俺は頭を抱える。


正直、俺は全然上手くいくような気がしていない。


あんなしょぼいタチオくんの魔法で本当に姫は死ぬのか?


俺はベッドの上で項垂れる。

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