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パープルビキニアーマー隊


非常口から入って来たピンクビキニアーマーの隊のお姉さま方は全裸になり、俺を挑発するようなポーズをとっている。


気が付くと俺はお姉さま方が居る所に走っていた。


するとハレム部屋の真ん中あたりで俺の額が思い切り何かにぶつかって俺は後ろに倒れた。


「痛った」


ガラスだ。分厚く大きな強化ガラスがハレム部屋を真ん中で仕切っている。


これはお姉さま達を見るだけで何も出来ないお触り禁止の悶々地獄。ゴルダバ大王の罰に違いない。


近づいて分かったがガラス越しの部屋の床から天井まで長いポールがいくつか設置されてある。


するとお姉さま方がポールに飛びつき、ポールダンスし始める。


「うわー。うわー」とガラスにへばりつきアホみたいに見入っている俺。


強化ガラスに貞操帯をキツツキの様に打ち始める俺。


「ガンガンガンガンガン」


足が柔軟なお姉さまがこちらに向かって大開脚する。


俺は強化ガラスを舐めだす。


「ベロベロベロベロ」


股間を打つのも忘れない。


「ガンガンガンガン」


「ベロベロベロベロ」


「ガンベロガンベロ」


ふと、背後に誰かの視線を感じて振り向くと、大扉を少し開けてカンナさんが俺をじっと見ていた。


眼が合うとカンナさんは大扉をそっと閉めた。


恐らくゴルダバ大王に俺の醜態を報告しに行くに違いない。


「くそ、今回は俺の完敗だゴルダバ大王」


しかしこの屈辱を俺は忘れない。いつか仕返しをしてやるぞゴルダバ大王。


ガンガンガンガン


ベロベロベロベロ


ガンベロガンベロ




次の日俺は疲労で動くことが出来なかった。


腰が痛い。ベッドから動くことが出来ない。朝食も食べに行けなかった。


カンナさんからピンクビキニアーマー隊が大王宮から出て行ったと聞いた。


もう俺が大王宮で暮らす楽しみの9割くらい無くなったようなものだ。


ゲームが無ければ、俺は性欲だけで動いている可哀そうな奴だということがここ数日間で、身に染みて良くわかった。


そして俺がもっとも恐れていたイベントがもうすぐ起きる。


ジーラ姫との結婚式。


あの化け物と結婚して一生添い遂げる。考えただけで、気が狂いそうだ。


それにどうやってあいつとの初夜を乗り切ればいいんだ?


あの3メートル級が俺にぶつかってきたら、俺の体は欠損してしまうかもしれない。


もし奇跡的に上手くいって姫が身ごもったら、どんなおぞましい生物が生まれて来るんだ?


俺に似た子だというだけでも可哀そうなのに、姫に似たらどうする?学校でいじめにあうかもしれない。


俺は怖すぎて急に叫び出す。


「いやだああああ」


やっぱり俺はここを逃げ出すべきなんだ。どっかの村に逃げてスローライフ生活とかするべきなんだ。


その時掃除のおばさんが俺の部屋を掃除しに入って来た。


何故か掃除のおばさんはビキニアーマーを着ていた。


「おばさん?なんでビキニアーマーを着てるんですか?」


「あら光男くん。あまりおばさんを見ないで頂戴ね。ゴルダバ大王様がこの部屋を掃除するときだけビキニアーマーを着るように言ったのよ。私も嫌なんだけどね」


まだ俺への罰は続いているらしい。貞操帯もいつになったら取ってくれるんだ?


ゴルダバ大王はピンクビキニアーマー隊を大王宮に残したかったが、ジーラ姫は全く聞き入れなかったという。


全ての原因が俺だと言わんばかりのゴルダバ大王のこの嫌がらせなのだ。


それにしても、おばさんの体のくびれの無さはすごいな。腹が出てビキニアーマーから下のヘアーが鬱蒼とはみだしている。


ピンクビキニアーマー隊がエルフだとすると、おばさんはドワーフだな。違う種族を見ているようだ。


「光男くん。最近この部屋から悪臭がしなくなっておばさん安心したわよ」


「は、はあ」


「こんな臭かったら女子なんか呼べないからね」


「女子を呼ぶ?」


「ここに前に置いてあった黒電話で、悶々とした性のトラブルを解決するパープルビキニアーマー隊を呼ぶことが出来たのよ」


「な、なんですって?パープル?」


俺は身を乗り出す。


「昔ゴルダバ大王様が軍隊でいうレンジャー部隊のようなものを創設したと言ってたわ。性的に特別優秀な技能がある者だけがなれるエリートだそうよ。偉い人にしか教えない番号で、アタマイ国の外務大臣がこの国を訪問したときは必ずその番号に掛けて何度も利用していたということらしいわね」


くそー。俺もその番号を知りたい。そして何度も利用したい。


「あのーおばさん?その番号は知ってるんですか?」


「偉い人だけって言ったでしょ。掃除のおばさんが知るわけないじゃない。光男くんもドスケベねえ」


くそ。おばさん。なんで俺にその話をしたんだ。余計に悶々とするだけじゃないか。

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