最初の依頼
これは異世界と結合した地球での学園物語
目を覚ます、見慣れた学生寮の天井だ。
朝食を食べ、登校の支度をし、家を出る。
登校中、友達の是黒がやってきた。
是黒「よっ!特に話すこともないけど一緒に行こうぜ」
菲薄「んー」
ちなみに僕は菲薄だ、というかなんで自己紹介したんだ?
ぜクロ「それは読者のためだよ。
ちなみに僕は本編の是黒と無関係だよ。」
是黒「今なんか横切ったか?」
菲薄「そこにいるスライムじゃない?」
是黒「本当にあの日から変わったよな」
菲薄「お前もそろそろ慣れろよ」
あの日というのは地球と異世界が結合した日のことで、
その日からスライムとか悪魔娘とかが普通にいるようになった。
やっぱりなんで僕は解説しているのだろう、頭でもおかしくなったのだろうか。
ぜクロ「気にするな!」
菲薄「!?」
是黒「やっぱりなんかいるよ。もういなくなったしいこうぜ」
菲薄「そうだな」
十数分がたち学校につく
俊秀学園、異世界と結合したその日人類はほとんどの人は魔力と術式を得た、
その魔力を得た人間の中でも上澄みしか通うことができないといわれる、実力至上主義の学園。
魔力がより膨大で、より優れた術式を持つものが優遇される。
だが、そのルールに反するものが僕の隣に一人いる、そう是黒だこいつは頭のおかしな奴だ
最初に言った通りここは魔力と術式を得た人間のさらに上澄みのみがいける学園だ、
だがこいつは違う自称魔力と術式を持たない無能力人間だというのだ、
なら即退学なのだから、そんなわけないのにこいつはそうとしか言わない。
実力テストのときは必ず休むし、本当におかしな奴だ。
生徒はA~Eランクに分類されランクが上がるにつれ優遇される。ランクの上げ方は街の住民からの依頼の達成、事件解決だ、これらはバディと行う。ここまで言うと、だいたい察しが付くと思うが僕のバディは是黒だ。
そんなこんなで今日も依頼を受けつつ学園生活をする。
●
今日も依頼があるらしいので依頼を受ける
今日の依頼は警察からの依頼らしい。
連続殺人犯を探して欲しいらしい、とても無能力者の
僕には危険すぎる依頼だ。殺人方法が同じで毎回、
手以外死体が無くなっているということだ、
吉〇吉影かよ、、、。
是黒「お前なぁ、無能力者の俺のことも配慮してもっと
安全な依頼を受けてくれよ、オンラインゲーム
見たいに負けたらリマッチができる訳じゃない
んだよ」
菲薄「でもお前みたいなEランクの奴が昇格するの
にはでかい依頼やるのがいいだろ」
是黒「お前もEランクだろ」
菲薄「お前がいるからだろ」
本当にお前が優秀なら俺がいてもCランクくらいには
なってると思うけどな。
そうして依頼の場所へ出発する
●
菲薄「犯人の目撃情報はこの当たりが最後だ
気を付けていくぞ」
是黒「へい」
探すこと数十分ついに犯人らしき人間を発見した
菲薄「いたぞ、僕が捕まえてくる」
是黒「僕は巻き込まれたくないからね、逃げとくわ」
相手は動揺した様子で無造作にナイフを振りかざしてくる
こんな程度なら居合抜刀で倒せる
???「どいてくれぇぇ」
一閃、相手を斬り伏せる
終わりだ、念の為犯人の写真と相手の顔を確認する
違った、、、え?違うの?え?やばくない?一般人斬ったの?
でも服装が同じだったからしょーがないよね?うん、しょーがない。
結局、何の成果も得られなかったため一旦帰還すると
犯人がもう捕まえられていたらしい発見した人
によると地面に気絶していたらしい
誰も気絶させた覚えがないようだ、全員驚いている
案外呆気ない解決だった。
そして僕は是黒を問いただす。
菲薄「目の前に犯人がいて聞けなかったけど
どこいってたんだよ」
是黒「そいつは犯人じゃなかったけどな」
菲薄「そんなことはいいんだよ」
ぜクロ「良くねぇよ」
菲薄「誰だよお前!横に入るなよ」
ぜクロ「すいません、、、」
菲薄「で、どこいたんだよ」
是黒「あそこの近くのコンビニ」
菲薄「真犯人は?」
是黒「見てない」
菲薄「じゃあお前以外誰が犯人をどうこうできるんだよ」
是黒「一般人」
菲薄「もういいや」
是黒「言っただろ僕は、魔力なし術式なし無能力者なんだから」
菲薄「じゃ退学だな」
是黒「それは学校が決めること」
菲薄「おい、今朝から話に横はいりしてくるやつ居るか?」
「出てこないのかよ!!!!」
是黒「じゃ、誰も証明できないな」
そんなこんなで雑談も終わり、学生寮に帰り1日が終わったのであった
ところどころ不自然な表記があったり例えになぜそれがあると思うかもしれませんがお題を使っているのでそういうことがあります