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冤罪  作者: ニベア王子
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(第51回)ワールドワイドサポート始動

さて、事業部長の助け舟、上手くいけばいいけど・・・

事業部長の助け舟で深夜、休日出勤は何とか逃れられそうである。先日まとまった体制、及び運用案を顧客に提示したところ各社とも概ね良好、費用次第のようである。営業課長は「何にしてもサポート無しで運用できるはずないのでダンピング不要、ばっちり請求しましょう」と強気である。

事業部長からは24時間受付窓口代行に関して了解を得たとのことで費用面などの条件がメールで届いた。持つべきものは優秀な上司である。さて、深夜休日労働が不要になったので平日のチーム割を考えねばならぬ。実際には運用しながら見直していく必要があるが、まずは想定

1.週末に問い合わせが山積=月曜朝は最優秀チームを当てる

2.火曜日~木曜日は様子を見ながら割り当て変更

3.金曜日は駆け込み案件多数が相違呈される=最優秀チーム

とすると、解析チームは4チーム必要

チームA

は最優秀メンバで月金担当

チームBCDで火水木対応

対応状況を見てBCDからAに移動とか考えねばいけないなということを若手エースに持ち掛けると

「そうですね、妥当だと思います」あとは海外顧客とか、警察ならではの問い合わせピークがあるかもしれないのでそれが判明した時点でAチームの対応日を見直しましょう。やはり優秀な奴は良いこと言うなあ。「例えば顧客によって異なるピークって何があるかな?「そうですね例えば給料日とかゴトウ日に犯罪が多いとか、人事異動の季節に痴漢が多いとか・・・ですかねえ、思い付きですけど」「なるほど人事異動の季節は人心が不安定になることがあるかもね、犯罪・交通事故も多くなるかもしれないね」

「ですね」

上司と部下のおかげで何とか船出できそうである

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