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冤罪  作者: ニベア王子
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(第27回)模擬事件実施

さて、訓練の予定だった仕込みでの痴漢事件を発生させる時が来た。予想外の事案が起きなきゃいいけど

事業部長の言う通り、全駅配備を目指すなら今日実施と書いた議事メモを駅長に送り、サインをいただいた。次に並木さんに電話し、犯人役の顔データを候補者から削除してもらい、17時に会社で一緒に待機してくれるようお願いした。相変わらず並木さん頼みである。

・・・16時半ごろ並木さん来社、二人で会議室に籠って待機である。17時5分過ぎ、駅長からteamsにチャットが来た、音声接続すると

「設計課長、痴漢事件発生して、犯人を確保し警察に引き渡しました。顔写真を撮影し、今後の候補者リストに入れたので、操作ミスが無いか確認お願いします。確認はすでに並木さんが済ませているので

直ぐに「問題ありません、正しく保管されています」と回答し、訓練は無事終了した。さてこれで首都圏全駅配備を駅長が社内提案してくれるかは、営業課長にプッシュしてもらおうーっと。

 すぐに事業部長に報告したところ、すぐに営業部長に電話して、全駅配備提案の協力プッシュを指示してくれた。なんか又とんとん拍子で怖くなって来たぞおおお。



例によって上手くいくと不安になるこの小市民ぶり、みつごの魂ですかなあ

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