表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冤罪  作者: ニベア王子
21/65

【第21回】稼働初日

いよいよ今日から稼働開始、立ち合いも始まる。問題がないに越したことないけど問題起きないと商売にならないし、因果な商品だなあ

稼働初日、恒例の自分は約束の朝9時より1時間前に来てしまったが、駅長さんは大喜び

「意外と朝早くに発生するんですよ。助かります。」おやおやである

しかし異常発生通知は来ずお昼になった。「今日は問題なさそうですねえ」「いやいや、問題は夕方以降なんですよ。一杯やって気が大きくなった輩が、ね」ええっ、そういえば作業終了時間を制限していなかった。こちらの手落ちなので、今日だけは終電まで付き合うが明日からは17時終了でおねがいしようっと。

「もしかして、今後の終了時間制限を考えてますか?」

・・・エスパーか!・・・

「ハイ、今更ですが明日からは17時終了にしていただけないでしょうか?今日は終電までおりますし、明日以降も帰宅後のリモートは随時受け付けますので。

「うーーーん、せめて20時まで、と言いたいところですが自分も夜が大事なことを隠していたので強く言えませんね。承知しました。明日以降は現場は17時終了で結構です」


結局、終電で帰宅したが今日は問題起きなかった。明日からは17時終了で楽だけど、これで良いのかなあ。何か釈然としないものが残った。

何とか初日を切り抜け、条件交渉も上手くいったけど、もうちょっと運用の工夫が必要、だよねえ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ