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冤罪  作者: ニベア王子
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システム開発の葛藤

皆さんは、電車通勤時に痴漢に間違われる冤罪をどう思いますか?

サラリーマンである自分には大変な恐怖です。

例えば今目の前にいる女子学生のお尻に電車が揺れたタイミングで

前に抱えているリュックが触れた時

『この人痴漢です!』と大声で叫ばれたら

自分はやっていないと主張しても恐らく認められないでしょう。

 そのまま駅員に引き渡され、会社に連絡が行き、そのまま懲戒免職となるかもしれません。そうしたら40年近く勤め上げて間もなく定年退職で手にするはずだった退職金もフイになるでしょう。自分のような人間を見捨てずに長年助けてくれた妻にもついに愛想を尽かされることでしょう

 まさに晴天の霹靂というか、一巻の終わりです。

自分は大した技術力はありませんが、エンジニアリング会社所属なので、世間的にはエンジニアだと思われています。

功績もありませんが、課長職を拝命しており、少なからぬ給料を貰っております。

 会社上司も自分を見捨てることなく、新しい開発提案の要請を受けています。

長々と前置きしていますが上司への業務提案を

冤罪防止システム開発にして、それを製品化できれば

(妄想の)懲戒免職が回避でき、色々と自分に都合が良いと考えました。

 まあ、これ以上不純な動機もありませんが、そんなわけでネタ作りに着手する事にしました。

 さーて、どうしようかなあ

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