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ただ僕は…  作者: 天音 惺
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行き場のない想いの行き先

僕は知っている。


この世には『生きるべくして存在している人間』と『たまたまこの世に生を受け存在している人間』がいることを。

では、『生きるべくして存在している人間』と『たまたまこの世に生を受け存在している人間』とはどういうことか。


これは非常に簡単。


前者は『生きるべき、存在するべき人間』、後者は『存在していても、存在していなくてもいい人間』というわけだ。


そして僕は知っている。



自分がその後者に当たる人間だということを。

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