表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

陸話目

陸話目~七大罪セブン・シンズ悪魔デビル〔5〕~



「ん~~ハッ………此所は何処じゃ?」


真っ暗闇の中で目を覚まし辺りを見渡す。

仕事を終えたエヴァーと買い物に行き帰りに飲食店に入ろうとした所で記憶が途切れていた。

ルシは自分の手の方からジャラジャラと音がするので自分が鎖で拘束されている事を理解した。


目を覚まして数分で夜目に慣れてきたので目を凝らす。

隣にエヴァーらしき人影が見えるので注視して顔を確認する。


「寝ているだけじゃな……」


隣からスースーとエヴァーの規則正しい寝息が聴こえてきたのでルシは胸を撫で下ろした。


「誰なのじゃ‼妾達を捕らえたのは!?」


声が建物内で反響してルシに帰ってくる。


「クックック……」


声を出さない様に笑う声が聴こえる。


「誰なのじゃ‼」

「いやぁ~こんな状況で威勢の良いネ~チャンだな~」


ニタニタと笑みを溢した男達数人が現れた。


「何故‼妾達を捕らえたのじゃ‼」

「特に理由何て無いさ」

「どういう事なのじゃ‼」

「強いて理由を付けるなら暇で街をブラブラしていたら目の前にキレイなネーチャン達が歩いて居たから捕まえただけだ」


ニタニタとゲスな笑みを洩らしながら男が近付けてくる。


「やめろ!?妾に触れるな‼妾達に近づくな‼」

「クックック……気が強い女を屈服させるのが最高に気持ち良いんだよな~」


男達がルシとエヴァに手を伸ばした瞬間………


バァーーーーーーーーーン


男達の後ろの扉が埃を撒き散らしなが吹き飛んだ。


「おい…………俺の大事な仲間になにをする気だ………」


壊れた扉から上笹かみささ能登のとが仲間でも震える様な笑顔でパーティーメンバーを引き連れて入ってきた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ