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肆話目

肆話目~七大罪セブン・シンズ悪魔デビル〔3〕~


~能登とベルフェ~


ギルドを出た俺達は取り敢えずルシが買い物に行きそうな所を話したがまだ俺達に心を許してくれていないのか余り関わりがまだない。


結果、一時間位経つのにまだ見つける事が出来ない訳だ。



「で、ルシは………あいつは何処にいるんだ~~‼」


取り敢えずストレス発散の為に吠える……

近所迷惑を気にせず夜も深まっているが取り敢えず吠える。


「そんなに~吠えても見つかりませんよ~」

「ストレス溜まったから取り敢えず吠えただけだから見つける目的で吠えてないから」


ベルフェが眠そうに目を擦りながら言う。


「てか、私~『怠惰』なんですよ~其を~無理矢理働かせて~」

「いや、お前さんがついてきたんだろ?」

「も~面倒くさいから~おんぶして~」

「勝手におぶさってなさい」


俺がそう言うとベルフェは背中に引っ付いた。

碧の髪が体にまとわりついて来るが慣れてきたのでスルーすることにして俺は歩き始めた。


……………………

…………………………

………………………………

………………………………………

………………………………………………

………………………………………………………


~マモンとアスモ~


能登とベルフェが彷徨っている頃


「ルシ嬢は何を買いに行っておるのですかな?」

「いやぁ~アスモが知る訳ないでしょうが」


フム………このわたくしめもまだ、余り関わりがないから把握不足……

其に……ルシ嬢は、つい最近まで魔王だったのだ………

プライドが高いから『傲慢』を与えられた彼女の事だ………普通なら誰かに頼む筈が……頼んでいない………もしや……


私めが考え事をする時に顎に手を当てているのでアスモ嬢は私めの次の言葉を待っている間辺りを見渡しながら警戒をしている。。

私めは、主人殿の教育が行き届いている証拠だと思い納得する事にした。


「アスモ嬢」

「何ですか?」

「この近くに屑の巣窟か何かありますかな?」

「たしか、1つ二つ程ありましたね」


なら……私めは腕に着けている金の腕輪を握った。

握った腕輪が光る。


「これで連絡がすみましたし散策を続けますかな」

「そうですね」


私めとアスモ嬢は主人殿が来るまで近くを歩き散策を続けた。


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