弐話目
弐話目~七大罪の悪魔〔1〕~
其は、七つの大罪を象った悪魔の面を着けているパーティー
其は、この国でも五指に入る位の有名パーティー
これはそんな有名になる為の御話し。
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国王にギルドの為の建物を与えられて一週間位が経った。
「眠たい…………」
俺の名前は上笹能登と言う。
魔王を倒す為に異世界に勇者として呼ばれた五人の内の一人であって今はしがないギルドのマスターをしている。
そんな俺は仕事のやる気が起きなくてギルドのバーカウンターでグデ~とする。
「マスターそんなグデ~としてないで働きましょうよ~」
此処は王国で12個しかないギルドで俺がギルドマスターをしている。
「いやぁ~客も居ないし眠たいし働きたくないし」
「仮にも貴方はこのギルドのマスターなんですよ‼働いてください」
このさっきから俺を叱っているのは数日前に雇った。
このギルドの副マスターでエヴァーと言う。
「だって、客が来ないんだもん」
「何がもんですか、そんな語尾を使うならもっと可愛いげのある行動をとってからにしてください」
俺は眠気に負けて寝ようとする。
すると………
「お腹が空いたニャスー‼」
と、後ろから猫耳の少女が俺に抱きついてきた。
「まだ、ご飯まで時間があるからもう少し待てないか?」
「待てないニャスー‼」
元気良く返事をする猫耳少女事、ベルゼは前に回していた手を外し俺の横にちょこんと座った。
「まだ、ご飯の時間までまだあるから…その間俺の魔力でも食べてな」
そう言うと俺はベルゼの口に自分の指を食ませる。
ザラザラとした舌がくすぐったいが気にせず俺は仕事が来るまで寝ようとする。
「美味しいニャス‼」
俺は魔力って美味しいんだな~って呑気な考えをしながら眺める
「指が無くなると困るから噛み千切らないでくれよ?」
「分かってるニャスー‼」
そう言ってまたチュウチュウと吸い始めた。
俺は眠気に負けて眼を閉じる。
すると……
「眠いわよね~一緒に眠りましょうよ~」
首もとに手ではない何かが巻かれる感触に意識を覚醒させる。
「珍しいな。ベルフェお前さんが起きるなんて」
「別に珍しくもないでしょ~起きてはいるけど動かないだけだもの~」
碧の髪を絡める様に俺に小柄の少女が抱き付いてくる。
そして今の解答を聞き俺は……其は、寝ているのと変わらないのでは?
ベルフェが自分の耳を弄っている。
「気に入ってくれているのか?」
「えぇ~殿方からの初めてのプレゼントですからね~」
俺が渡した蒼の耳飾りが妖しく光っている。
「ベルも気に入っているニャス‼」
俺の指から口を離し自分の首についている橙の首輪を俺に見せてくる。
「そうか。気に入ってくれているのは、男冥利に尽きるモノだね」
俺の言葉に満足したのかベルゼは食事に戻り俺の指を食らう。
抱き付いたままのベルフェからス~ス~と寝息が聴こえてきた。
俺は、はぁ~と溜め息を吐き出しご飯の時間まで目を閉じた。