キラキラの朝、始まりの朝(200文字小説)
光りの色が変わった。
空気は秋のにおいを運んで来る。
そして、時間の流れが緩やかになる。
「朝が来るのが遅くなったね」
キラキラした朝の雰囲気が好きなのだと彼女は言った。
「そりゃそうさ。冬に向かっていくんだから」
「寒いのは嫌い」
彼女は朝起きて暗いのは好きではないとも言った。
「でもね…」
「なあに?」
「冬の暗い朝も僕は好きだよ。また君と一緒に過ごせる時間が始まるんだから」
彼女の顔が赤くなる。
「あなたったら…」
光りの色が変わった。
空気は秋のにおいを運んで来る。
そして、時間の流れが緩やかになる。
「朝が来るのが遅くなったね」
キラキラした朝の雰囲気が好きなのだと彼女は言った。
「そりゃそうさ。冬に向かっていくんだから」
「寒いのは嫌い」
彼女は朝起きて暗いのは好きではないとも言った。
「でもね…」
「なあに?」
「冬の暗い朝も僕は好きだよ。また君と一緒に過ごせる時間が始まるんだから」
彼女の顔が赤くなる。
「あなたったら…」
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