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魔性の瞳  作者: 冬泉
第五章「闇の舞」
180/192

魔性の瞳-179◆「暗冥」

■ヴェロンディ連合王国/王都/大聖堂


「・・・」


 漠羅爾の聖宝『大地の鎧』が一つ、“炎の鎧”──創世の杯と護符の加護を受けたその力は、炎の荒ぶる力そのままに燃え上がる。


「・・・」


 だが、何をにも気を取られる事も無く、三つの黒衣の影は着実に近づいてくる。長く伸びるその影から、今でさえ強大な圧力がいやが上にも増していく。


{・・・」


 ただ無言で歩を進めてきた三つの黒衣。何を思い、何を求めるかは不明だが――その者達が発する非常識なまでの“脅威”は、疑うべくも無い。その力の余波を受けて、周囲の空間までもが軋むような感覚さえも受ける。


『シャリィィィン』


 突然――エリアドまであと20m位のところで、真ん中の小柄な黒衣が手にした錫杖を一回、上下に振るった。錫杖は、その頂上部の装飾に付けられた幾つかの円環が互いに澄んだ音を立てる。


『ゴゥッ!!!』


 次の瞬間。その黒衣の影の足下から、四方に闇が放たれ、見る間に周囲を闇で埋めてゆく!



 魔性179話です。大変短くて恐縮です。今後、少しペースをあげられるかな、と一抹の希望を抱いております、ハイ。

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