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決意

「僕がここに住むと言うのですか?」思わず敬語を使ってしまった…

「ああ、そうですよ殿下」

「ねえねえ、もう親にあっていい?」

え?この人達が親じゃ無いの?

「ああ、いいとも、奥の会議室に居るぞ」

「じゃあ行きましょう夕希お兄様」

そしてまた手を引かれ奥まで進んだ。

凄かった先程の部屋よりもっと大きくて綺麗だった、こんな表現しか出来無い自分が恥ずかしい。

天井からオーロラみたいなものが掛けられてその奥には淡い虹色の魔法陣みたいなものがあった。

天井のど真ん中にでかいガラスか水晶から出来た飾りがあった、それはオーロラの光を反射し部屋を照らしてる。


一番奥には二つの椅子があった、そしてそこには今回こそ王様と王妃様らしきものがいた。

ただ、先程外にいた人達と比べるとなんだかんだ言って弱そう…いや、もしかしたらこの人達が親じゃ無いのか?威厳もあまり無い、だが二人からは優しさが感じる。

「ただいまお父様、お母様、夕希お兄様を見つけて来ましたよ」

「おかえりなさい、やはりパトリシアはいい子じゃのう、こんなに早く任務を終わらせるなんて」

「えへへ、褒められた!お父様に褒められた!お兄様も見つかった!えへへ」

なんかパティーの様子が変だ、なんで誰もなんか言わ無い?

「パティー先に部屋に戻れ、お前の兄様と話がおるのでな」

そしてパティーははいと言って別の部屋に行ってしまった。

「じゃあ、本題に戻ろう、おかえり我が国の王子イスラーフイール・ドロテア・夕希、ずっと貴方のお帰りをお待ちしておりました。」

「おい、待て、どう言う意味だ?なぜパトリシアを部屋に帰した?もしかしたらこの会話を聞かれると不味いと言うのか?」

「はい、そうじゃよ、パトリシアに聞かれると不味いんだよ」

「何故だ」

「それはのう、お前が異世界にいたのと関係があるのじゃ」

「異世界って僕は地下に居るんじゃ無かったか?」

「地下ってお前達は確かポータルをくぐり抜けて来たのでは無いのじゃ?」

「ポータルって穴の事か?」

「そうじゃそうじゃ穴の事だ、確かマッドハッタの場合は時計だったじゃのう?」

「あ、はいそうでした!でパトリシアが聴いてはいけ無い話は何でしたか?」

「そうだったのう、実はおまえにはこの国アンダーワールドで冒険して英雄達を見つけ出して魔王を討伐して欲しい」

「魔王を討伐するのか…」

いきなりシリアスな展開になってしまった…突然魔王討伐と言われてもねえ?と言うか何故僕が?

「それは夕希、君が二つの世界が作り上げた最後の救世主なのだから」

「僕が?二つの世界?わけがわからない、僕はもう帰る」

「それはダメじゃ君が帰ってしまったら、パトリシアが死んでしまうのじゃ」

え?

「彼女は魔王の後継者として選ばれ呪いを受けた、魔王が死な無い限り彼女は18歳の誕生日に魔王となり世界を敵に回すのじゃ、だから君が彼女を救って欲しい」

「厳しい選択だな、だが自分と妹を比べるとやはり妹だな!決まった僕がパトリシアを救ってやる」

「決まったなら準備を始めるぞ!」

今回は読んで頂き誠にありがとうございました。なんと82人が読んで頂きました、多少浮かれてしまいました。日本語があまり良く無いので意見がありましたら是非コメントしてください。今回は誠にありがとうございました!

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