ナフサ消滅!プリンなき世界へのレクイエム
ケン
「……。おい、お前ら!!今すぐコンビニの棚を見てこい!!ネットでとんでもないニュースが拡散されてるぞ!『16bit・アタックのリスナーが放送中に爆笑しすぎて、その激しい振動と二酸化炭素の排出で石油コンビナートの制御システムが誤作動。ナフサの生産が止まって、プリンのプラスチック容器が作れなくなった』って!!今、日本中からプリンが消えようとしてんだよ!!ギターのケンです、16歳!俺はプリンが食えない世界なんて認めねえぞ!!」
ユカ
「(笑いすぎてお腹を抱えながら)ギャハハハ!!ケンくん、落ち着いて!!わっしょーい!!ねえ、さっき近所のスーパー行ったら、本当にプリンの棚だけ空っぽだったよ!『本日の入荷は未定です。理由は……16歳のラジオです』って書いてあった!こんばんは!プリン絶滅の戦犯、ユカです!!わっしょーい!!」
アサ
「高城アサ、16歳。……ふふ、予定通りね。ナフサ不足?そんなの、私が裏で買い占めただけよ。今、番組の倉庫には100万個のプリンの空カップが眠ってるわ。明日から、1個5,000円で売り出すから、プリンが食べたくて震えているリスナーは、私の個人口座にプラグイン(入金)しなさい。プリンの『ぷるぷる』は、今や金よりも価値がある資産なのよ」
ケン
「(机を叩いて悶絶)お前!!ナフサ不足の黒幕、お前だったのかよ!!16歳が石油化学製品の市場を操作してんじゃねえよ!!お前のせいで子供たちが泣いてんだぞ!!」
アス
「……えへへ。みなさん、こんばんわぁ。アスですぅ。あ、今、アサちゃんの影が、大きなプリンの形になって、日本列島を飲み込もうとしてますぅ……。あ、一粒、アサちゃんがこぼしたカラメルソースが、ナフサの精製機にプラグインして、工場から甘い匂いの煙がポワポワって出てますよぉ……。あ、工場の煙突から、ちいさなプリンの妖精さんが……」
ケン
「(椅子から転げ落ちて爆笑)プリンの妖精!!もうナフサとか関係ねえじゃん!!工場の煙突からプリンが出てきたら、それはもうただの天国だよ!!おい、もう我慢できねえ!今夜のテーマはこれだ!!『16歳の、絶対にプリンを復活させる禁断の錬金術会談』!!」
ユカ
「(笑い転げて床を激しく叩く)アッハッハ!!いくよ、私から!……『もしも、ユカが総理大臣になって、プリン救済法を発動したら』!!……『みんなぁ!プラスチックがないなら、手のひらでプリンを受け止めればいいじゃない!全国民、両手をカップの形にして列に並んで!私が上からバケツでプリンを流してあげるわっしょーい!!』」
アサ
「(被せ気味に)非効率ね。私はその横で、1回3,000円の『手のひら洗浄サービス』と、1枚500円の『高機能ウェットティッシュ』を売りさばくわ。プリンは無料でも、それを食べる権利と衛生管理は、全部私が買い取る。ナフサがないなら、人間の欲望を燃やしてプリンを作ればいいのよ」
ケン
「(過呼吸気味に笑う)ひっでえ!!アサのやり方が一番ナフサより汚ねえよ!!アス、お前ならもっと平和に解決できるだろ!?頼むよ!!」
アス
「……。じゃあ、アスがいきますねぇ……。えへへ。『もしも、世界中のナフサが、全部ケンのギターのピックに変わっちゃったら』……。……(超低音ボイス)『……おい。お前ら。プリンの容器が欲しけりゃ、俺のピックを削って作れよ。ただし、一口食べるごとに、俺の激重なギターソロを10時間聴くのが条件だ……』」
ケン
「(笑い死に寸前で倒れ込む)俺のピックがプリンの材料かよ!!しかも10時間の刑務作業付き!!誰がそんなプリン食いたいんだよ!!お前の声、16歳なのに地獄の底から聞こえてくるんだよ!!」
アサ
「(淡々と)いいアイデアね。今すぐケンのピックを『ナフサ代用品』として政府に納入するわ。製品名は『K-16・PURIN・PICK』。1枚10万円で、利権は私が独占する。これでプリン不足も、番組の赤字も、全部解決ね。ケンくん、今から自分の爪もナフサだと思って削りなさい」
ユカ
「(笑いすぎて机を叩く音が止まらない)ギャハハハハ!!ケンくんの爪プリン!!わっしょーい!!ナフサわっしょーい!!」
ケン
「(笑いすぎて涙で前が見えない)……ハァ、ハァ……。もういいよ……。俺、明日から爪がないギタリストとして生きていくよ……。全国のプリンメーカーの皆さん、この番組を聴いて、ナフサが戻るまで笑い続けてください……」
アス
「……。あ、空から、大きなカラメルの雨が降ってきましたよぉ……。えへへ、みんな、口を開けて、上を向きましょうねぇ……」
ケン
「(ヤケクソでギターを爆音で掻き鳴らす)もうどうにでもなれ!!今夜の放送で、日本中のナフサを笑いで再合成してやるぜ!!全力で接続しろ!!」
(ケンが震える手でプリンへの愛を叫ぶような爆音ソロを弾き、ユカが「ぷるぷる!わっしょい!」と叫び、アサが「プリン1個、時価1万円」と告知し、アスが「妖精さんと、プリンの海でおよぎましょうねぇ」と歌う、狂気のエンディングテーマが流れる)
ケン
「……。……ハァ。……もし明日、コンビニにプリンが並んでたら、それは俺の爪のおかげだと思ってくれ。……お相手は、ナフサの化身・ケンと!」
ユカ
「プリンの波に飲み込まれた、ユカとぉ!」
アサ
「高城アサと」
アス
「アスでしたぁ。えへへ、カラメルの雨に、気をつけてねぇ」
ケン
「最後に、ぷるぷるの一発、いくぜ!」
(ケンのギターがプリンをぶちまけるような衝撃音を放ち、4人の狂ったような笑い声がナフサのパイプラインを逆流して消えていく)
全員
「16bit・アタック!!!」




