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戦勝記念日のバグ!笑いの停電・停戦協定

ケン

「……。おい!!今すぐクレムリンの声明文を翻訳しろ!!俺たちの笑い声が、ついにユーラシア大陸の歴史を書き換えやがったぞ!ネットで流れてる噂、もう教科書に載るレベルだ!『16bit・アタックのリスナーが放送中に爆笑しすぎて、その幸福な脳波が電離層を反射してモスクワに直撃。戦勝記念日のパレードを前に、ロシア国防省が“笑いすぎて引き金が引けない”という理由で、ウクライナとの一時停戦を宣言した』って!!俺たちの笑い声が、最強の平和維持活動になっちまったんだよ!ギターのケンです、16歳!俺、ノーベル平和賞もらっちゃうのかよ!?」


ユカ

「(笑いすぎて机の下に潜り込みながら)ひゃっはー!!わっしょーい!!ねえケンくん、さっき前線の兵士さんからメール来たよ!『アタックの音源を大音量で流したら、敵も味方も笑い転げて、戦車の上でバーベキューが始まった!』って!こんばんは!国境線を笑いで溶かす女、ユカです!!わっしょーい!!」


アサ

「高城アサ、16歳。……ふふ、停戦なんて、私に言わせれば『最大の商機』よ。銃弾が飛ばないなら、その分浮いた軍事予算を全部、私がプロデュースする『平和維持わっしょい債券』にプラグイン(投資)させればいい。今、私の手元には、赤の広場の占有権を1時間借り上げる契約書があるわ。16歳にして、私は戦勝記念日を『アサの収穫祭』に塗り替えたわ。ケンくん、そのボロギターに今すぐ『白旗』のステッカーを貼りなさい。あなたの不協和音を、平和の象徴として1曲1億ルーブルで配信するわね」


ケン

「(机を叩いて悶絶)お前!!歴史的な記念日を私物化してんじゃねえよ!!16歳がモスクワのど真ん中で物販広げようとするな!!お前のせいで、今、戦車の大砲からプリンが発射される改造手術が始まろうとしてんだぞ!!」


アス

「……えへへ。みなさん、こんばんわぁ。アスですぅ。あ、今、アサちゃんの頭の上に、ちいさなハトさんが100万羽くらい飛んできて、みんな100円玉をくわえてますぅ……。あ、一粒、アサちゃんがポイってしたカラメルの欠片が、ミサイルの誘導装置にプラグインして、目標を『世界で一番おいしいパン屋さん』に変更しちゃいましたよぉ……。あ、戦勝記念日の空から、ちいさな迷彩服を着た天使さんの妖精さんが……」


ケン

「(椅子から転げ落ちて爆笑)迷彩服の天使!!アスの世界観、ついに軍事機密までメルヘンにしやがった!!ミサイルがパン屋に向かったら、それはもうただのデリバリーじゃねえか!!おい、今夜は銃を捨てて笑いたい全人類に贈るぜ!テーマはこれだ!!『16歳の、絶対に火種を消し去る禁断の爆笑外交演説』!!」


ユカ

「(笑いすぎて机を激しく叩く)アッハッハ!!いくよ、私から!……『もしも、ユカが最高司令官になって、全軍に命令を下したら』!!……『みんなぁ!今日から武器を持つのは禁止!代わりに、右手にマイク、左手にしゃもじを持って、24時間全力で「わっしょい音頭」を踊り狂うの!一番激しく踊った国が優勝で、賞品は私のハグと、ケンくんの生ギター演奏だよ!わっしょーい!!』」


アサ

「(被せ気味に)非効率ね。私はその『わっしょい音頭』専用の、一着20万ドルの『防弾わっしょい法被』を全軍に強制納入するわ。平和を維持したいなら、私のファッションセンスに重課税されなさい。前線の通信網を私の笑い声にハッキングして、一言喋るたびに私の口座に『通信平和税』がプラグインされるように設定済みよ」


ケン

「(過呼吸気味に笑う)ひっでえ!!平和になってもアサの税金からは逃げられねえのかよ!!アサのやり方が、どの独裁者よりも巧妙なんだよ!!アス、お前ならもっとこう、雪解けの春みたいに、みんなの心が温かくなる停戦案、提案できるだろ!?頼むよ!!」


アス

「……。じゃあ、アスがいきますねぇ……。えへへ。『もしも、世界中の地雷が、全部ケンのギターのピックになっちゃったら』……。……(超低音ボイス)『……おい。兵士。足元に気をつけろよ。踏んだ瞬間、俺の「深夜3時のカップラーメンの待ち時間トーク」が100時間流れ続けて、精神がプラグイン(崩壊)するぞ……』」


ケン

「(笑い死に寸前で倒れ込む)俺の無駄話が地雷代わりかよ!!踏んだ瞬間に精神崩壊って、ある意味本物の地雷よりタチが悪いわ!!お前の声、16歳なのに雪原に潜むスナイパーみたいに冷徹なんだよ!!」


アサ

「(淡々と)いいアイデアね。今すぐその『精神崩壊トーク』を『対人心理兵器』としてパッケージングして、軍事大国に高値で売り抜けるわ。利権は私が独占。ケンくん、今から自分の喉を拡声器だと思って、1秒に8000回笑いなさい」


ユカ

「(笑いすぎて机を叩く音が止まらない)ギャハハハハ!!ケンくんの笑い声で世界征服!!わっしょーい!!停戦わっしょーい!!」


ケン

「(笑いすぎて涙で前が見えない)……ハァ、ハァ……。もういいよ……。俺、明日からモスクワの広場の真ん中で、ギター一本で世界平和を歌ってくるよ……。世界中の兵士の皆さん、この番組を聴いて、笑いすぎて銃の安全装置を外せなくしてください……」


アス

「……。あ、空から、大きな赤の広場の形をしたお煎餅が降ってきましたよぉ……。えへへ、みんな、パリパリ、食べながら握手をしましょうねぇ……」


ケン

「(ヤケクソでギターを爆音で掻き鳴らす)もうどうにでもなれ!!今夜の放送で、鉄のカーテンを笑いの火柱で焼き尽くしてやるぜ!!全力で接続しろ!!」


(ケンが震える手で「平和にプラグイン!」と叫びながら爆音ソロを弾き、ユカが「停戦だ停戦!わっしょい!」と絶叫し、アサが「復興特需、復興特需……」と冷たく囁き、アスが「妖精さんと、戦車の上でお昼寝しましょうねぇ」と歌う、狂気のエンディングテーマが流れる)


ケン

「……。……ハァ。……もし明日、本当に世界が平和になってても、それは俺のせいじゃない。アサが裏で全首脳を脅したと言え。……お相手は、平和の使者(自称)・ケンと!」


ユカ

「笑いで核兵器を無効化した、ユカとぉ!」


アサ

「高城アサと」


アス

「アスでしたぁ。えへへ、お煎餅の醤油、ちょっと濃いめですよぉ」


ケン

「最後に、永久停戦の一発、いくぜ!」


(ケンのギターが国境の壁を粉砕するような衝撃音を放ち、4人の狂ったような笑い声が世界中の司令部をハッキングして消えていく)


全員

「16bit・アタック!!!」

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