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非探偵物語  作者: 真崎 春人
2/3

第二話

続けて二話目です。

ここを見ていただけた方はかなり心がお拾い方なのではないでしょうか?

単なる偶然ではないのですが

時には偶然だって良いじゃないですか?

どうして、そういう結論になるんですか?

ただ、何と無くではいけないのですか?

ただ、何と無くとは何ですか?

どうして、当たり前という事実に気づかないまま、過ぎ去ってしまうのでしょう?

それは、時計。

ふと見た瞬間という時間における、その偶然の時間というのはやっぱり偶然というものなのでしょうか?

それともはじめからの予定調和に過ぎないものなんでしょうか?


 第弐話

タイトル無

 そもそも、タイトルは後から付けるものだ。始めっからあるわけでもないし、結果的には後から付けるものなんだと思う。何よりその結果そのものが間違っていることが多いという点を鑑みれば、始めからタイトルなんか付けないほうが良い。何で結果そのものが間違っている、と分かるのは、本人が、きちんとした明確な殺意があればまだしも、猟奇的なものを除けば、ほとんどが今までの経験やさまざまな理由があって、行き着くのであって、瞬間的な殺意など甚だおかしい。どんなものも犯罪者の理由なんてそんな単純なものではなく、まことに不可思議なものであるとしか言い難い。







結論

 被害者

 元彼女B

 犯罪者

 元彼氏Cではなく。そもそもいなかった。

 事件現場

 元彼女のアパートの地下駐車場

 殺害方法

 事故死。

 事件のアラマシ

 CはBを忘れられず、よりを戻そうと説得しに行ったのだが、Bに門前払いを食う。Cは何度も出向いたが会おうともしなかったので、現場となった、地下駐車場に向かう。(もちろん、ただ車を止めようとしただけ。)しかし、Bは待ち伏せをしており、手には、出刃包丁を構えていた。身の危険を感じたCはやむを得ず帰ろうとしたが、Bは自ら車に突進し、つまづいて転んだ弾みで自分の持っていた出刃包丁に刺さった。その結果、Bは死んでしまった。そもそも設定がオカシイ。何より、どうしてBはCが来ること気づいたのだろうか。しかも出刃包丁を持ったまま。

 結局、防犯カメラに映っていた、音声と映像からCは有耶無耶となった。何より、これは、事件というよりは、どちらかと言えば。事故だなと思う。むしろ事故である。結局、Bの行動は分からないまま終わってしまい、この記事の担当者は、『タイトルなんて付けられやしない。』とこぼしていた。

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