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83.覚醒


 「全国大会に駒を進めた高校は・・・・・。反町高校。」

 「最優秀指揮者賞、安久尾五郎君。」


 司会の言葉に反町高校の生徒がわっと拍手する。

 表情授与のため、ステージに登壇している、壇上の安久尾もニヤニヤと笑いながらこちらを見ている。


 一方で花園学園は金賞にも、銀賞にも、銅賞にも名前が呼ばれることはなく。

 出場した団体で唯一の入賞外となってしまった。


 大粒の涙を流す僕。

 完全に僕のせいだった。


 会場のロビーにはより詳細に各審査員の順位の掲示が張り出される。


 反町高校。満場一致の1位。

 そして、満場一致の最下位。花園学園。


 「ごめんなさい。心音先輩。風歌先輩。」

 僕はその掲示板を見て、涙を流しながら心音と風歌に頭を下げる。


 「大丈夫よ。最近のコーラス部は、ここの関東地区大会に来ることですら危ぶまれていたのだから・・・・。」

 心音の言葉は確かにそうだが。

 それでも、出だしの音はチャンスがある演奏だったのだ。

 それを僕の感情の起伏のせいで、ぶち壊してしまった事実は変わらなかった。


 僕は頭を下げて、ロビーを後にし、一目散に外に出る。

 だが、ホールの外で、とある人物が仁王立ちして、僕の動きは立ち止まった。


 仁王立ちしている人物は安久尾五郎。

 すべての歯車を狂わせた張本人だった。

 だが彼の表情は演奏前と比べてとても和らいだものだった。

 しかし、口元が笑っているだけで、目が笑っていなかった。


 「いや~。橋本君、演奏前は本当に申し訳なかった~。」

 開き直る安久尾。


 少し黙る僕。

 「・・・・・。一体どうした?安久尾。」

 僕は静かに答える。


 「いやいや、君の言っていたことを嘘だと思った俺がいたというね。」

 安久尾は頭を下げる。だが、表情はニヤニヤ笑いながら言っている。

 すまなそうな表情は一切なし。


 安久尾は僕の肩をそっと叩いて頷く。

 「まーさか、君が花園学園コーラス部の伴奏をしているなんてね。」


 「・・・・・・・。」

 黙ったままの僕。


 「でも、でも、あんなヘボい伴奏をしたら、まあ、まあ、契約は打ち切りになるだろうね。」

 安久尾は僕の前で右往左往している。

 そして、改めて、僕の正面へ向き直し。


 「そこでだよ。橋本君。俺にあのかわいい。花園学園の皆を紹介してもらえないだろうか?そして、俺が客演で指揮者でも伴奏者でもなんでもしようと思うんだけど・・・・・・。どうかな?当然、君と交代で。」


 一気に雷が落ちた衝撃だった。何かに撃ち抜かれた。

 そうだ、コイツは昔から、そう言うやつだった。

 自分の都合のいいことに対してはペコペコ謝罪して、そして、弱みに付け込んだり、無理やりにでも横取りしようとする人物だ。


 安久尾はさらに僕に近づき、耳元でこうささやく。

 「勿論、父上と叔父上に頼んで、お礼に、紹介料をお前に渡そう。いくら欲しいんだ?」


 「・・・・・・。貴様。」

 紹介料、そんなの要らない。むしろ、かかわらないで欲しい。

 心音と、風歌、そして、僕の居場所を用意してくれたみんなを金で売れだと!!


 「で、速く紹介してよ。いくら欲しいんだよ。」

 安久尾は痺れを切らしている。


 「断る。」

 僕は勇気をもって言った。


 「あっ?」

 当然のように口答えする、安久尾。


 「だから、断る!!」

 僕はさらに強い口調で言った。

 何だろうか自然と勇気が湧いてくる。反町高校にいたころはそんなことはなかったのに。

 花園学園の、皆が、認めてくれたから・・・・・。


 「お前に断る権利なんて、ねぇーんだよ。肌で思い知らせてやらぁぁぁぁぁ。」

 安久尾は一気に僕の服を掴んで、僕の顔面に強烈な一撃を叩き込む。

 倒れこみそうになる僕。ズキズキと痛みだす僕。


 だが、今回ばかりは絶対に何があっても立ち続けないと・・・・・。


 「安久尾!!」

 僕は安久尾に歩み寄る。


 「うるせぇーな。おとなしく負けを認めやがれ、このくそ野郎。」

 安久尾は笑っている。そして、さらに続ける。


 「コンクールで、お前は負けたんだよ。それともあれか?僕の父上と、叔父上の手によって、今度こそ、音楽というすべてのコンクールから永久追放されたいようだな。」

 安久尾は高らかに笑っている。


 「ああ、永久追放されても構わない。だけど、コーラス部の皆にだけは手を出すな!!」

 僕は目を閉じて、一気に安久尾めがけて走り出す。

 勝てないとわかっていても、挑まなければならない。


 安久尾からの一撃が怖い。でも・・・。


 ドスッ。

 何かにぶつかった。

 コンクリート?いや、人にぶつかった衝撃だ。

 安久尾にぶつかった。いや、それならば安久尾からの反撃は一向に待っても来なかった。


 「橋本課長。コンクールのピアノ伴奏お疲れさまでした!!なかなか情熱的で俺はよかったですぜエ。」

 花園学園の生徒会メンバー、磯部義信がそこに立っていた。

 僕と、安久尾の間に義信が立っていた。


 ぶつかったのは義信だった。


 「ご、ごめん、義信。」

 「お互い様っすよ課長。怪我はありませんか?」

 優しい口調で義信が言った。


 「今のところは、何とかなりそう。」

 「そうっすか。良かったっす。」

 その瞬間、僕の目頭はさらに厚くなる。


 義信は回れ右をして、安久尾の顔を、これでもかという最も強い怒りの表情で、見つめる。


 「オウ、オウ、オウ、オウ、噂の大馬鹿野郎が自らお出ましだぜ!!課長と、爺ちゃんと婆ちゃんの恨み。ここで晴らしてもらおうじゃねえか。」


 「「輝君!!」」

 「輝!!」

 生徒会メンバー、葉月、加奈子、史奈が、僕のもとへ。


 「大丈夫?怪我はない?」

 葉月が僕を抱きかかえてくれる。

 「良かった、無事で本当に良かった。」

 はあ、はあと安心する加奈子。


 「良かったわ。事前に出場校を調べておいて、おかげで、わが社のエースで内部監査も兼ねていた人物をバスの運転手に連れてくることが出来たわ。」

 史奈が頷き。

 そして、僕が無事だったのを見て、安心する。


 「ごめんね。遅くなって。」

 葉月が涙する。


 「大丈夫。本当に、ありがとう。」

 僕は頷く。


 「史奈も、本当にありがとう。一番いろいろ助けてくれて。」

 僕は史奈の方にも向き直ってお礼を言う。


 「大丈夫よ。さあ、もう安心して。」

 史奈はニコニコ笑う。



 「「橋本君。」」

 心音と、風歌も駆け寄ってくる。

 2人の後ろにはコーラス部員たちがぞろぞろとやって来た。


 「助けてあげられなくて、本当にごめんなさい。私は、部長と指揮者失格よ。」

 心音がすまなそうに言った。

 そして。


 「すべては、瀬戸会長から聞いたの。本番前に何があったか。」

 心音はさらに続ける。


 「そして、クラスメイトの葉月と加奈子からは、どうして橋本君が花園学園に来たのか。すべて、全部。そして、今のやり取りを見て、確信した。」

 心音は頷く。


 「まさか、貴方を地に落とした張本人が、再び堂々とここに現れるなんて。」

 心音は僕の手を取り、一緒に悔しい顔をしてくれる。

 そして、心音は安久尾の方を向く。


 「おお、噂をすれば、花園学園の皆さまじゃないですか。私は、今回、最優秀指揮者賞を取った安久尾です。どうでしょう?是非、あんなヘボピアニストより、この私をピアニストとして客演でお招きできないですかねぇぇぇ。」

 安久尾は、心音と風歌が現れたことをとても明るい笑みを浮かべながら言った。


 「そして、そちらの、ガタイのいい男性の方にはお引き取りいただいて。」

 安久尾は何だろうか。

ここに花園学園のメンバー全員が集合したと同時に開き直った態度を見せる。


 そして、僕たちの会話を聞いていたのだろうか。

 この期に及んで、まだ、彼女たちと親しくなりたいらしい。


 「あぁ?何言ってんだ?コイツ。俺はどかない。」

 義信が答える。


 安久尾は目の色を変えた。

 「あぁ?てめぇ、誰に向かって口ごたえしてんだ?ゴルァ。」

 安久尾は義信に向かって、一気に態度を変えてくる。


 「そっちこそ、ウチの生徒会の友達に手を出してんじゃねぇーよ!!」

 義信が一気に、激しい顔をする。


 「生徒会?どういうことだよ。こんな奴が生徒会?笑わせんな!!」

 さらに口調が荒くなる安久尾。


 「そうだよ。輝君も、そして、義信君も花園学園の生徒会で、頑張ってくれてるんだよー!!なのに、何でそんなひどいこと言うの?意味わからない。」

 葉月が勇気を振り絞って、安久尾に向かって言う。

 さすがは理事長の娘。


 「は、花園学園の生徒会?お前と、お前が?」

 安久尾は意味が解らないという表情を向ける。


 「そうよ。今年から共学になったのよ。花園学園。だからね。輝君は大切な生徒会の一員よ。あなた、そんな情報も知らないのね。」

 史奈がニコニコしながら、安久尾に向かって言う。

 何だろうか、怒らすと怖い、悪魔のような笑みを浮かべている。


 「こ、今年から、共学だと?」

 どうやら安久尾はそんなことも知らないで、ただ、僕が客演のピアニストとして、外部から招かれたように思っていたのだろう。


 「それに、輝は、そこにいる、葉月のお姉さん、妊娠中に自転車で転んだところを助けて、2人の父親である理事長の推薦で、ここに入学して、さらに生徒会に入ってくれた、本当に優しい子なんだよ。そんな子をここまで追いつめるなんて、本当に許さない。」

 加奈子はそう言って、安久尾の方に進み出る。


 「り、理事長の・・・・。推薦。・・・。生徒会。」

 安久尾は驚く。そして、深呼吸して、頭の中を整理したのだろうか。


 「な、何で、てめぇがこんな、最高な気分を味わってんだよ。おとなしく引きこもってろよ!!ふざけんな!!」

 安久尾は一気に激しい口調になる。


 「そっくりそのまま、お前にその台詞、返してやるよ。」

 義信はさらに険しい顔で安久尾を見つめる。


 「そうね、そして、こっちには、本番前のトイレでの出来事も、今のやり取りも、カメラに記録してあるわ。」

 史奈はウィンクする。


 「は、橋本、てめぇー!!」

 安久尾は一気に襲い掛かろうとしたが、少し深呼吸する。


 「ん?待てよ。」

 安久尾はにこにこと笑いだす。


 「コイツは生徒会。つまり、今回のコーラス部の伴奏は助っ人というわけだ。だって、元女子校といっても、ここには女子部員しかいないし、女声合唱になるわけだし。

それなら、次からは俺が客演で、指揮者か伴奏になってもいいよなぁぁ。カメラの記録も、出まわったら、父上たちに頼めばいいんだし。こ~んな意味の分からない生徒会の人達より、今日、課題曲の指揮と伴奏をしていた、そちらの二人に直接お願いすればいいんだ。」

 どこまでも悪い方には頭の回転の速い奴だった。


 「ね~ね~。そこのポニーテールとツインテールのかわいいお嬢さん。こ~んなバカピアニストより、俺とあそぼーよ。勿論、父上たちの力で、もーっとすごーい、ボイストレーナの先生もお呼びするからさー。」

 安久尾は一気にニヤニヤし始める。


 「こんな奴、とっととクビにしようぜ!!」

 そして、安久尾はドヤ顔になり、心音と風歌に言った。

 どこまでも、どこまでも最低な奴。畜生!!


 「そ、そんなことないもん!!」

 この叫び声に誰もが驚いた。

 声の主は、風歌だった。引っ込み思案でシャイな風歌だった。


 「は、橋本君は、ひ、輝君は、大切なコーラス部員であって、私の大切な、大切な・・・・・。」


 風歌は僕に歩み寄り。そして。


 「「「「え、えーっ!!」」」」

 ここに居る誰もが驚いた。

 僕の唇に風歌の唇が重なる。そして、風歌は、彼女の舌を僕の口に入れてくる。


 勿論、いきなりの風歌のキスに僕も驚いた。


 「ご、ごめん、輝君。本当は、ずっと前から輝君のこと、知ってた。私もピアノのコンクールで、関東大会や、全国大会に出てて、ずっと、ずっと、輝君の演奏聞いてた。優しくて、カッコいい演奏で、ずっと、ずっと、憧れてた。だ、だいしゅき、輝君。」


 「あ~あ。風歌。ついに覚醒しちゃった。」

 心音はそれを見て、ホッと、胸をなでおろす。


 そして。

 「風歌が覚醒したから、私もそろそろ・・・・・。」

 そういって、心音は前に進み出る。


 風歌の覚醒はとても驚いたが。

 この後、先ほどのキスが霞むほどの、さらに凄まじい出来事に遭遇することになる。


 心音の覚醒は、さらにインパクトのある凄まじいものだった。


 心音は、安久尾の方に向かって、無我夢中で歩き出した。

 「ありがとう。磯部君。もう大丈夫。後は私に任せて。」


 「えっ?ちょ、ちょっと。だ、大丈夫っすか?」

 義信はタジタジになりながらも、やんわり心音を止めようとするが。


 心音はなりふり構わず、義信の前に進み出て、安久尾と堂々と向き合う。


 「おい、てめぇ、さっきから、意味の分からない、アホみたいなことばっか言いやがって。」

 「マジでふざけてんのか!!」


 心音の腹の底からドスの効いた叫び声が、聞こえてくる。

 地の底からの叫び声、マイクでもあるのだろうか。


 心音の目の色は本当に怖かった。

 僕でも身震いしている。


 勿論、面と向かって、堂々と言われた安久尾はさらに身震いしている。

 心音の威圧感に耐えきれない小心者だ。


 「心音パイセン、番長!!お待たせしました。」

 生徒会メンバー、北條結花が満を持してやって来た。

そして、結花の後ろには取り巻きの女子が何人も来ている。

 その容姿は、結花の、いや、結花以上に派手な髪型で、学校に居れば一発で注意されるような髪色をしていた。勿論、化粧も施している。


 「あたしも、許せねんだよ。こんなことして、許される方がおかしいけどな。」

 結花もドスの効いた低い声で、安久尾に向かって言う。


 「ひ、ひぃぃ。お、お前ら、本当に覚えてろよ。絶対、父上たちが制裁を下してやるからな。」

 心音と、結花の威圧に耐えられなくなったのか、安久尾は一気に逃げ出していった。


 「ったく。そういうやつって、マジで逃げ足速ぇぇよな。」

 「同感っすね。久しぶりにシャバで暴れようと思ったのに。」

 心音と結花はそう言って、安久尾の逃げていく背中を見届ける。


 心音の覚醒と、一連の出来事に驚く僕。


 「ハッシー、本当に遅くなってごめん。そして、驚かせてごめん。」

 そんな僕に結花は先ほどとは表情を変えて、ニコニコしながら近寄ってくる。


 「ハッシー、地元全然違うところだから、知らないし、驚くのも無理もないよね。ハイこれ。」

 結花はスマホに移った写真を僕に見せる。

 プリクラだ。

 金髪の女性が2人映っている。

 1人は結花だった。面影がしっかり残っているし、今の見た目もそんなに変わらない。

 もう1人は・・・・・・。


 「これは、心音パイセンでーす。」

 「えっ。」

 結花の言葉に僕は驚く。

 結花と心音は同じ中学校出身と聞いていたけれど・・・・・。


 「私は昔、ヤンキー集団のリーダーだったの。不良中学生。結花と、彼女たちは一緒に活動していた仲間よ。結構雲雀川の地域では名が知られているのだけど。」

 意外だった。そんなことが。

 「へへへっ、瀬戸会長から、事情を聴いて、昔の仲間を集めて正解でした。」

 結花が頷く。


 「ありがとう。結花。」

 心音が先ほどとは違いニコニコと笑う。


 「ええ、課長。まさかこの人が、あのヤンキーだったなんて。俺も雰囲気変わって気付かなかったっす。」

 どうやら義信は先ほどの心音の覚醒を見てすべてを悟ったらしい。


 「でも、心音パイセン、なんだか知らないけれど、急にヤンキーから足を洗うって言いだして。いきなり解散になったんだ。」

 なるほど、そんな過去が。


 「そしたら、一気に雰囲気が変わって、よく笑うようになって。一体、何があったのか聞いても答えてくれないから。」

 結花の説明で僕は頷く。

 僕は心音の方を見る。


 「別に良いでしょ。ノーコメントでも。」

 心音は僕と結花を見ていった。


 「そうっすよね。でも、よく笑うようになったり、すごく可愛くなって本当に良かったです。」

 結花はそう言って、これ以上の詮索を止めた。


 僕も結花に同調することにした。

 今が良ければそれでいいではないか。



 「よかった。輝君が無事で。」

 葉月は安心した表情を浮かべる。


 「はい。ありがとうございました。」

 僕は頭を下げる。


 「それにしても。どうにかなんないかなぁ。これ。」

 心音はあきれたように、そして、その他の皆もため息をつきながら、もう一人の覚醒した人物を見る。


 僕の腕にがっつりしがみついている風歌。

 ルンルンと笑顔でいる。


 どうやら、風歌には詳しく話さないといけないようだった。

 

 


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3.只今、構成中。近日アップします。

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