第0話 プロローグ
完全に不定期更新になるのでご了承願います。なお、初投稿なので目に余るような至らないところも出てくるかと思いますが、御指摘頂けると幸いです。……真面目終わり!非珈琲俺と書いてカフェオレにあらずと読む!宜しくゥ!
初めまして。
ここはーー……ん?あなたは誰か、って?
ーーまぁ、そんなことはどうでもいいじゃないか。
話を続けるよ?
貴方は、どんな物語がお好みかな?
悪い竜に攫われたお姫様を王子様が救いに行って、そしてハッピーエンドを送るような、「王道」物語か。
片思いの先輩に告白、そしてOKされるまでのドギマギした雰囲気を描くような、甘酸っぱい「恋愛」物語か。
一人の少年が、友人を作って。泣いて、笑って。成功して。時にはケンカしてしまう、そんな「友情」物語か。
万年ボッチのはずの高校生が無自覚に複数の異性をたらし込み、言い寄られて。そして逃げ惑うような、そんな「ラブでコメな」物語か。
ここは、そのどれでもない、〝悲劇〟ーーそれに類する物語を観測、貯蔵、紹介する、〝悪辣書架〟。
これからご紹介するのは、とある世界で幸福を得た、〝彼の者〟が歩むその道程。
〝彼の者〟が、幸福を得た、その後に体験する、その〝悲劇〟と呼ぶべきモノ。
ご都合展開など捻り潰される、〝彼の者〟にとっての〝最凶最悪〟。
どうかごゆるりと、楽しんでくれ。
ーーどうなるか楽しみだね?フフフ。
まだまだ続く。