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25 規格外


「うわー、はじめまして!俺、『氷龍の刃』第5部隊所属の日野 涼介って言います!いつも配信見てます!」


俺の手を握り満面の笑みを浮かべる長身の男性。勢いが凄い。


「……は、はじめまして……」


「いやー本当に椎名くんだ!ゼロシーカーの!!すげえ!」


「おい、失礼だろ。すみません、椎名さん……俺は『氷龍の刃』第5部隊隊長の小金 颯太って言います。こっちは仲道 明美、同じ第5部隊の『回復師』です」


「あ、うん……よろしくお願いします」


「よろしくお願いします。あの、椎名さん……任務が始まる前に言っておきたい事が」


「?、はい」


「椎名さんが『氷龍の刃』で先輩なのはわかってます。その上で、生意気かと思われるかもしれませんが、安全第一でお願いします」


「……あ、うん。それは、はい」


「本当にわかってますか?アビスでの遭難は椎名先輩の不注意だと報告書にありました。今回は難易度の低いダンジョンで、Sランクのアビスとは違いますけど……もしものことがあるかもなんです。ここには檜室さんや大童さん、ヒーラーの峰藤さんもいない。気を張ってくださいね」


「落ち着け、仲道。すみません、椎名さんこいつ……てか、俺達なんですけど先日低ランクダンジョンで死にそうになったんで……気が立ってるんです」


それって『オラボの巣窟』の事だよな。まあ、僕はともかく、三人が用心深くなったのは良いことだ。あれはイレギュラーな事態だったけど、低ランクダンジョンでも油断してはいけないことを三人が学べたってのは良い勉強になったと思う。


高ランクパーティの最大の死亡要因は油断によるものが37%。約半分。これからどうなるかは分からないけど、この意識を継続していければ三人の生存率は高いだろう。


「いやあ、しかしどーですか?やっぱ選抜パーティ凄いですか?間近でみたあの四人の連携は半端ないですか!?」


日野くんが肩を組んでくる。


「おい、日野やめろ!失礼だろ」


「まあまあ、小金くん!先輩は心の広い方だからさあ!配信みてたらわかるでしょ?」


「……あはは」


『冥様、サクッと殺っときますか?』


(殺らない殺らない。落ち着け、リリィ)


しかし、やっぱり舐められてるな〜。仲道さんと日野くんは見ての通りわかりやすいけど、小金くんも空気感が……一応先輩だからって事で止めようとしてくれてるけど。


まあ、仕方ない。檜室が演出したライブ配信や動画での僕のイジられキャラとしての印象付けによる弊害。僕、椎名 冥という人間はそう扱っても問題ないというイメージが定着しちゃってるからな。


それもこれも彼らが悪いんじゃなくて、元凶は檜室にあるわけで。


「うん、檜室くん達の戦いは凄いよ!」


「ですよね!あはは」


話合わせてあげよう。日野くんなんか凄く楽しそうだし、あと一応可愛い後輩だし。


っていうか、なに……?それよか、仲道さんがとても残念そうな顔でみてくるんだけれど……えーと?


「と、とにかく椎名さん、軽く打ち合わせしてダンジョンへ入りましょう!……ほら、いい加減椎名さんから離れろよ日野!」


「はいはい、わーったよ小金。また後で檜室さんとかの話聞かせてくださいね!椎名くん」


「あ、うんわかった」


「……」


だから何その目!?仲道さんがすげえ白い目でみてくるんだけど!?……僕なんかしちゃったか?


『なんという不遜な態度……殺したい』


(落ち着け。ゲームに集中してなさい)


『ゲーム楽しい』


(うんうん)


そんなこんなで転移門を通り内部へ。元は土壁の洞窟だったこのダンジョンも、工事がすすみ木組みの通路がでていた。まあ、この1層だけなんだが。


2層へ降りると岩壁の洞窟っぽいエリアになる。全部で160層あり、僕らが目指すのは50層〜の採掘エリア。


……魔物のいないとされる1層だけど、さすがだな。3人ともちゃんと警戒しながら進んでいる。


ダンジョンである以上、もしかしたら魔物が現れる可能性があるかもしれないからな。魔物は魔素を元に生まれるとされているし。魔素の充満しているダンジョン内……例え安全とされるこの1層でも、確率は低いが魔物が出現する可能性はある。


2層への下り階段がみえた。細く長い洞窟のような道。


「俺、日野、椎名さん、仲道の順で降ります」


「わかった」


――洞窟エリア。


魔素の濃さが飛躍的にあがり、魔物特有の獣臭も漂ってくる。


「近くにいますね」


「……私たちに気づいた。寄ってきてるわ」


「よっしゃ、やろーぜ」


「魔物はビッグラット、数は3体、姿が見えるまで約30秒か……」


「「「え」」」


「……え?」


3人がこちらを見る。3人とも目を丸くして、なぞの表情を浮かべていた。対する僕も、その反応の意味がわからず同じような顔で見返していた。


「なんで……」


仲道さんが何かをいいかけたところでビッグラットの鳴き声が聞こえてきた。


「仲道、話は後だ。戦闘にはいる、俺と日野が前衛、後衛は仲道と椎名さんよろしくお願いします」


「うん」


現れた【ビッグラット】レートE+。北海道のヒグマくらいの大きさで、前歯が鋭く長いのが特徴。手が発達していて、物を掴んで投げて攻撃しくる事も。


日野くんが前へ出て、先頭のビッグラットの突進を盾で受け止めた。物凄い勢いの体当たり。だが、日野くんはびくともしない。


おそらく彼の【重化 《R》】触れている物の重さを増やすスキルで、装備の重さを増したのだろう。事前にみた登録データに記載されていた。※『氷龍の刃』ではデータベースでギルドメンバーのスキルを登録共有されている。


みたところ燃費が悪そうだ。あれだと持続は無理そう……ぐんぐん魔力が消費されている。


「頼む、小金!!」「おう!」


小金くんが横から剣でビッグラットへと斬りつける。だが、流石は反射速度の高い鼠系魔物。後ろへ素早く飛び退き、かすりはしたが致命的なダメージは入らなかった。


先制攻撃が通用せず、間合いをとり様子をうかがうビッグラット。そして、小金、日野もまた魔物の出方を伺いつつポジションを調整する。


……いつも通りやると僕なら秒もかからず殺れるけど、目立つのはいけない。何より後輩達の経験値を削りたくないし……ここは檜室達と組んでた時のようにサポートに徹するか。


僕は右の方へとポジションをとる。並び的には小金、日野、そして僕の姿がビッグラットの目の端に捕らえられるくらいの位置に顔をだす。


「ギキッ……」


ぴくりとビッグラットの一匹が僕に気を取られる。


(……ここ)


「!」


それに気がついた小金が瞬時に間合いを詰め、剣による突きを放った。ビッグラットの柔らかい腹部へ深くはいる剣先。クリティカルヒット。おびただしい量の血が傷口から噴き出した。


(さすがリーダー、いい反応だ……ちゃんと隙を見逃さなかった)


攻撃を受けたビッグラットのサイドにいた個体が小金へと襲いかかる。両手で掴みかかろうとするビッグラット、おそらくそのまま噛みつこうとしているのだろう……が、そのビッグラットは脚を滑らせた。


小金が前へ出ててビッグラットの気がそちらへと向いた隙に、ビッグラットの足元へと投げた魔石。これは軽い衝撃で割れる硝子のような魔石で、中には蛙系魔物から抽出した油を入れてあった。


そう、ビッグラットは僕の投げた油で滑ったのだ。昔よくやっていた手法。


(蛙系魔物の油は使い道が少なく、タダで手に入ることが多い。お金のなかった僕にとってかなりよいアイテムだった……詰める為の殻になった魔石も、ギルドの廃棄品貰ってたし。詰め方の難易度は高かったけども)


体勢を崩したビッグラットのつかみかかりを日野がパリィ。盾で弾いた。


ふらつくビッグラット、首ががら空きになる。小金がそこへ体重を乗せた剣を振り下ろす。


頭を飛ばされ、ビッグラットが倒れた。


「サンキュー!!」「おう!!」


(見たところ小金くんの剣には風魔法が付与されていた……あれにより刃の切れ味が増し、硬い筋肉と体毛に覆われたビッグラットの首を一撃で落とせたのか。詠唱が無かったのは、武器自体に刻んである補助術式のおかげ)


二匹倒したのもつかの間、息をつく暇もなく逆サイドにいたビッグラットが端からこちらへ走ってきた。隙間を縫うように、僕の横を通り後方にいる仲道を狙おうとする。


「仲道!行ったぞ!!」「速え!!さすが鼠!!」


仲道が大杖を構えた。魔力を込め、杖に刻まれた術式を起動。魔力防壁を展開。


魔物は後衛にいる者を弱いと判断し狙ってくる。その理由は、後ろで守られているのをみて弱いと判断しているのか、もしくは前衛より魔力量が少ない者が後衛に多いからか、『回復師』がパーティの要だと気がついているか……いずれにせよ隙あらば狙ってくる。


なので『回復師』は皆こうしていざ狙われた時の為に防御手段をもっている。(姫霧とかは例外だが)


しかし、魔力防壁は魔力消費が大きく、使用者の負担もでかい。なので前衛が来るまでの時間稼ぎくらいしかできない。だから、


――ダァンッ!!


「ギキィ!!?」


「えっ……!?」


ビッグラットが仲道へとたどり着く前に転倒。身構えていた彼女は「ぽかん」とした表情で、それでも手を伸ばすビッグラットをみていた。


「うおらああ!!」「はああっ!!」


小金と日野の斬撃がビッグラットを襲う。3匹全ての処理が終わり、戦闘警戒解除の指示がリーダーからでた。


「いやあ、なんかすぐ終わったな……?」「ああ、なんかやりやすかったな」


戦闘の緊迫した雰囲気が消え、小金と日野の表情が緩む。今の戦闘についてのフィードバッグをしている。うんうん、戦闘ごとの振り返りは大事だ。


僕はその隙にさっきビッグラットの脚に引っ掛けたワイヤーを回収する。これ、結構高価だから失くせない……。


「……それ、何ですか?」


「!」


仲道さんが隣にきてしゃがみ込む。


「さっき、それで魔物の足止めしてましたよね?」


「あ、うん。これは特注ワイヤー。改造していて先端にダガーが付いているんだけど、色々使えて便利なんだ」


「……ワイヤーなんて使うんですね。初めてみた」


「あ、そっか……そうだよね、先に言っとくべきだった。杖の魔力防壁の魔力無駄に消費させちゃったね、ごめん。次からは合図するから、それまで防壁展開しなくていいよ」


神妙な表情を浮かべる仲道さん。あれ、もしかして余計なことしたか……?


「……ごめん、もしかして邪魔だった?」


「あ、いえ!そうじゃなくって……凄いなって」


「すごい?」


「こんな風に戦う人、初めてみたので」



――少し時は戻り、ビッグラットが現れ戦闘開始。仲道視点。


……4人での戦闘経験はあるし、いつも合わせられる。椎名先輩も5人でやってるし大丈夫だと思っていた。


それに事前の打ち合わせでも椎名先輩が好きに動いていいと言ってくれたから、私はレフトってポジションを宣言した。後衛は複数いる場合横に並ぶから。


(……なのに、なんで?)


本来ライトに居るはずの椎名先輩は、前の方にいた。前衛後衛の間、どちらかというと前衛よりに。しかもなぜか腰を屈めてまるで野球のキャッチャーくらい……とまではいかないけど、なんか変な体勢でしきりに左右へ動いている。


(なんなんだこの人……)


目の前でこんな事されるとすっごい気が散る。あと鬱陶しい。後で注意させて貰おう。さっきもしたけど、まだわかってないんだこの人。ここにいるのは、檜室さんや大童さんみたいなハイレベルシーカーじゃない。


そんなふざけた動きをして、ピンチになってもあの人たちはいない。助けてくれない。動画配信では重要な面白要素なのかもだけど、今は状況が違うの……それをちゃんと自覚してもらわないと。怪我しても『回復師』の私じゃあなたのとこの峰藤さんみたいにちゃんと治すことはできないんだよ?魔力も少ないし応急処置くらいしか……って、来た!


3匹のビッグラットが奥から走ってくる。


(椎名先輩への説教は後だ)


先頭のビッグラットが日野へと体当たりした。盾を事前に構えていたのと彼のスキルでダメージは無さそう。ただ凄まじいドーンという衝突音に私は怖くなる。


今のは相当な力だ。あれをもし何かしらの要因で防御体勢もとれずに受ければかなり深刻な怪我になる……。


私はすぐにダメージ計算をする癖がある。『あれがもし直撃した場合』どれくらいの被害がでるのか、その後どう対応、対処、処置したらいいか。


手が震えてくる。


……もし、後衛である私があれを受けたら。


魔力防壁があってもかなり痛いだろう。下手すればふっ飛ばされ、最悪骨折。


魔力防壁の強度的にそんなことは滅多にないけど。……でも、怖いものは怖い。魔物に迫られるのは、物凄く怖い。


けど、小金と日野を……あの腐れ縁の幼馴染を守れるのは私だけ。だから、ちゃんとやらなきゃ。やらないとみんな死ぬ……私がしっかりしないと。


椎名先輩は失礼だけど役にたたなさそうだし……ほら、今だってすごく姿勢低くしてて、何あれ……グリーンのラインを読むゴルファー?


しきりに頭を動かして、腰につけた大きめの鞄の中に手をいれゴソゴソなにかやってる……こんな人初めてみた。戦闘中なのに。


あとで小金と日野に言わないと。二人は後ろで椎名先輩がなにしてるのか見えてないから……って、あ、二匹処理した!やった!あれ、なんか討伐スピード早くない?


――ダンッ


ふと横をみるとビッグラットがいた。


(……あっ)


小金と日野の横を通り、壁を蹴って後衛側へと侵入。相変わらず妙な動きをしている(運動会の綱引き?)椎名先輩に苛つきながら、私は大杖に刻まれた魔力防壁を展開。


(こ、怖い怖い怖い……)


ダメだ、しっかりしろ受け方間違ったらヤバいぞ私!けど魔力消費は極力減らして燃費良く……全開で使ってたらあっという間に魔力切れに……『魔力液ポーション』もできるだけ使いたくないし。ウチのパーティであれ1回つかうと1回の任務報酬くらいのお金が消えちゃう……って、きた!!


凄まじい形相で私へと向かってくるビッグラット。だが、


――ダァンッ!!


「ギキィ!!?」


「えっ……!?」


ビッグラットは地面に叩きつけられた。私を襲おうと上げた手は届かず、地べたへ転がる。


私はなにが起こったのかわからず、ただビッグラットをみていた。するとあることに気が付く。


(……脚に、なにか絡まってる?)


ビッグラットの脚に黒い糸状の何かがぐるぐると巻かれていた。そして、その糸状を辿っていくと……。


(……え)


それを掴んでいたのは椎名先輩だった。体重をかけ、その糸を引っ張っていた。それによりビッグラットは転んだのだ。



――



「二人して何話してんだ?俺等もまぜろよ!」


日野くんがご機嫌でこちらにきた。


「椎名さん、初めての連携でしたけどどうでした?」


「俺等けっこー凄くないですか?相手がビッグラットとはいえ、かなりそっこーで処理できたっていうか!」


「あ、うん。いい連携だったと思うよ」


(……雑な部分もあったけど、この子らは褒めた方が成長が速いはず)


その時、仲道さんが僕にきいた。


「……あの……もしかして、ビッグラットの隙を作ったのって、先輩ですか」


「隙?なんだよ、隙って」


日野くんが首を傾げる。しかし小金くんはそれに思い当たったようだ。


「……あれか。最初に日野へ体当たりしてきたやつ。確かに妙な隙が……俺と日野と交戦していたのに、他の何かに気を取られていた感じだったな」


「あれ椎名先輩ですよね」


3人の視線が僕へと集まる。なにこの空気……。


「まあ、うん」


「え、どゆこと?」


「椎名先輩は2人の後で動いて、ビッグラットの注意を自分へと向けていたの」


「……まじ?」


「もしかして、これもそうですか?」


小金くんが割れた魔石を指差す。


「うん、そう」


「え、なにこれ?これ椎名くんが投げたってこと?」


「……中身は油だね。僕が投げて撒いた。炎、雷系の魔法を使うメンバーがいなかったから大丈夫だと思って」


「油!?……あ、そっか!確かに足滑らせてたやついたな!?……うそ、気が付かないうちに俺等椎名くんに助けられてたってこと!?」


「それだけじゃないわ」


「え?」


「椎名先輩、戦闘前……なぜ魔物がビッグラットが3匹だってわかったんですか?まだ姿もみえないうちに……」


「あ、確かに!それ俺も思ったわ!!」「……確かに、なぜ」


「ああ、あれは魔力を薄く地面に伸ばしてたんだよ」


「……は?」「え」「……ん?」


「いつもやってるんだ。魔物の臭いや気配を感じたら地面に広げた魔力を拡大する。ある人に教えてもらって練習してる内に出来るようになって……それで」


唖然とした顔で僕をみる3人。いや、この空気なに……。


「けど、ビッグラット、かなり距離あったよな……椎名くんそんな広い範囲に魔力広げられれるんですか?」


「あ、うん。まあ、広範囲に拡大するとなると数十秒しかできないけどね」


「え、待って……じゃあ狭ければ魔力を地面に張ったまま維持し続けられるってことですか?」


「まあ……半径20メートルくらいに留めれば、結構維持し続けられるよ」


「えっと、どのくらい……5分とかですか?」


「だいたい17時間くらいかな」


「「「いやいやいやいや!無理無理無理!」」」


「!?」


全力で否定された!?



【重要】

先が気になる、もっと読みたい!と思っていただけたら、ブックマークや☆☆☆☆☆→★★★★★評価、をよろしくお願いします。執筆へのモチベが上がります。

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