表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/114

(52) だいすけは、パパ?


「パパ~、眠た~い」

アメイヤの発言にみんな驚く


「お 驚いただろ? 『俺も驚いた… (ぼそり)』」


「どう言うことレロ?」

「どう言うことよ?」

「どう言うことなの?」

「どう言うことですか?」

トッティ、ルーシー、ラビル、ダッコが同時に聞いてきた。


何故、女性陣はこう言う時、顔を近づける?


「ここではなんだ…後で説明する」

「ほっほっほ、お主は女難の体質か? ほっほっほ」

女難の体質って…


列に並んでいる間に、アメイヤは寝てしまった。


ドラコス(爺さん)とラビルは、冒険者用の列、人気者は握手や写真を求められていた。

ドラゴンスレイヤー二人が囲まれ、列が乱れ、手続きが遅くなったのは言うまでもない。



アメイヤは、俺の子として検問を通過。

小さい子との通過は厳しいのだが、俺とアメイヤがそっくりなので親子で通れた。

「お父さん似だね」と門番に言われた。

ウナがランドセルの上で笑っていた。


俺は、グッドモーニング等と冒険者ギルドへ


「で、試練の塔(オルドルタワー)はどうだったの?」

ドラコス(爺さん)と、一緒にクリアした。」

「はぁ? たった数時間で?」

「あぁ、今回は、20層だった。サソリや蜘蛛、ミノタウロスやサイクロプス、ゴーレムに、ゴースト、ドラゴンなんか出たな」

「因みに、俺も称号が付いた。」

「何の?」

「【ゴーストバスター】【ゴーレムバスター】に【ドラゴンスレイヤー】」

【ビーストテイマー】と【ドラゴンテイマー】をあえて言わなかった


「はぁ? だいすけさんは、ソロで挑戦したんですよね?」

「あぁ」ウナと一緒とは言わなかった


「ゴーレムやドラゴンを一人で?」

「ラビルの方が全然強かったぞ」


「正直に答えて、『グッドモーニング』がパーティーで挑戦してクリア出来ると思う?」

ルーシーの真剣な顔に正直に答えた

「グッドモーニングパーティーでも、クリアは無理だな。」

「どうして、そう言えるの?」

「19層は、ドラゴンのエリアだ、飛翔しブレスを使うドラゴンを倒せるとは思えん、途中のアンデッドエリアは、少々のダメージでは動きを止めないミイラや、憑依を使うゴーストが居た、憑依される前に倒すか、憑依された仲間を助けられる実力が無いと無理だ。」

「ゴーストには、物理攻撃が効かんぞ、倒せるのか?」


「パーティーでは不利って事レロ?」

「(最上階の)ボスがドラゴンじゃなく、フロアにドラゴンが居るって事?」


「それに、今回は、ソロかペアしか挑戦出来ん、制限付だ。 お前ら二人でゴーレムとかを倒せるのか?」

「人数制限付…ソロかペア…ペアでドラゴン…」

言葉を失うグッドモーニングメンバー


「俺が一人で挑戦していたんで、ドラコスと最上階で追い付いて、ペアを組めた。 それでボスを倒せたって流れだ、俺だけじゃクリアは出来なかっただろう」

ドラコス(爺さん)と、アメイヤが居たから勝てたと思っている。

アメイヤに助けられた、爺さんの魔法を見ていたから、サウザンドレインが使えた。二人に助けられた。


「だいすけさんと、ドラコスさんのペア…最強かもしれない」



◆冒険者ギルド◆

ギルド前


「あっ、だいすけ君、さっきはありがとう」

俺を『君』で呼ぶ癒される声の持ち主は一人しか知らない。

シュウレイが声をかけてきた


「誰レロ?」

「誰よ?」

「誰ですか?」

トッティ、ルーシー、ダッコが同時に聞いてきた。


何故、女性陣はこう言う時、顔を近づける?


「えっーと、誰だっけ?」

「何?もう忘れたの?私との関係はその程度だったの?」目をうるうるさせて言うシュウレイ。 何故目をうるうるさせる?


「どう言うことレロ?」

「どう言うことよ?」

「どう言うことですか?」

トッティ、ルーシー、ダッコが同時に聞いてきた。


何故、女性陣はこう言う時、顔を近づける?


「誤解をされるような言い方はやめてもらえるか? 隣の男と、後ろの女が殺気を込めて睨むんだが、俺がアメイヤを抱いてなかったら斬りかかってきてたぞ」

「アメイヤ? その子がアメイヤ?」

シュウレイはとても驚いていた、スライムがかわいい男の子の姿で、俺の腕の中で寝ているのだから。


シュウレイは、アメイヤを覗き込み、人差し指の甲…爪側で軽く触れ、アメイヤの髪をかき上げながら

「そう、アメイヤ…だいすけ君にそっくりね」

何故そこで涙を流す? ここは涙を流すとこじゃなく、驚くところだろ、余計勘違いされるだろうが…


「お姉様? その人と、どういうご関係ですの?」

「私は男、違う! その方と、どういう関係?」

その声…隣の男に見えたのは男っぽい女の盗賊(シーフ)…で、お姉さま?後ろのはシュウレイの妹…か?


「こ ここではなんだ…中で話さないか?」

回りの冒険者、通行人が注目していた


「修羅場?」

そんな声も聞こえた…


「ほっほっほ、『女難の体質』のだいすけが困っておるな」ニヤニヤ

「私たちを置いて行くからよ」ニコニコ

ドラコスとラビルが来た。


益々、注目される

「女達の次はドラゴンスレイヤー?」

「女難だって…」

「ドラゴンスレイヤーとどんな関係なんだ?」

とか聞こえる。



〈ギルドマスター室〉

ドラコスとラビルがソファーに座り、その後ろに俺がアメイヤを抱いて立ち、左にルーシー、右にシュウレイ

その後ろにグッドモーニングメンバーとシュウレイの妹?と盗賊(シーフ)が立つ。


「何故この狭い部屋に集合する?」

「狭くて悪かったわね」

ギルドマスターに睨まれる


「ほっほっほ、女難続きじゃな」

「ブツブツ ブツブツ『不可視の壁』『遮音の壁』『対魔結界』」

ドラコスが呪文を詠唱し、三つの結界を張った。


「今からのここでの話は、他言無用、守れないヤツは出ていけ!」

今までのドラコスとは雰囲気が変わった。

ゴクリ 生唾を飲む音が聞こえる


「我々は、冒険者の規則の元に、この部屋での事は口外しないと誓います」

ギルドマスターが宣誓?した


「…「誓います!」…」「誓うレロ」同調(シンクロ)した


「だいすけとワシは、試練の塔(オルドルタワー)をクリアした。」

ドラコスが試練の塔(オルドルタワー)カードを出す。

「だいすけ、お主も出せ。」

俺は、二枚のカードを出した。


「…「? 二枚?」…」同調(シンクロ)した

「『ごしき・だいすけ』『ウナ・ブリーザ』 ウナ・ブリーザって?」

ギルドマスターがクリアカードを見て、質問する。


「だいすけ」

ドラコスの言葉に

「『聖なる結界(ホーリーシールド)』ウナ」

ウナがテーブルの上に姿を表す


「え? 妖精?」

「俺の相棒の風の妖精のウナだ」


「…「えー!」…」同調(シンクロ)した

「うるさい」耳を塞ぐウナ

「静かにしてくれ、アメイヤが起きる」

「うぅーん、どうしたの?パパ」

「起こしたか? ごめんな」

アメイヤが起きた


「ほっほっほ、もうすっかりパパじゃな」


「あの~、説明を…してもらえますか?」

ギルドマスターが お伺いをたてる


「俺は、迷い人(****)らしい、 (中略) そこで魔物から助けたのがウナだ。 それから一緒に過ごしている」

「そして、この子…アメイヤは人間じゃない」


驚きすぎで理解が着いてこれてない


ドラコスとシュウレイは解っている

「スライムじゃ、スライムが人化しておる」


「…「なんですとぉー?!」…」同調(シンクロ)した

「「うるさい」」ウナとアメイヤが耳を塞ぐ


「静かにしてくれ、一々驚かないでくれ」

トッティ「無理レロ」

ルーシー「無理よ」

ラビル「無理ね」

ダッコ「無理です」

ドラコス「無理じゃ」

シマザメ「無理だな」

センガン「無理だ」

フェイス「無理ですよ」

シュウレイ「それは無理ね」

しゅうか「無理ですわ」

ランラン「無理」

ウナ「無理だよ、一年以上一緒に居る私でも時々驚かされるんだから」

「俺が、悪かった」

素直に謝る


「アメイヤは、俺が退治したスライムのドロップアイテムの卵が孵ったヤツだ」

「あっ!」「あの卵が…」

「スライムの卵?」

「何です? スライムの卵って」


「話が進まないから、続けるぞ、塔に入る直前にその卵が孵った、俺の魔力で孵ったと思うから、アメイヤは俺の子として育てる」

反対されることは無かった。


「そして、塔の中でサソリや蜘蛛、カマキリ、蟻、ドラゴンを食った。」

「「食った?」」

ドラコスを含め、誰もスライムが補職する(超高速魔素分解、吸収)ことを知らなかった。

「死骸等を掃除をするとは聞いてはいるが…補食は聞いたことが無い」


「塔の中では、レベルは上がらん、クリア後、レベルが777に上がって、人化した。」

「…「レベル777!?」…」


人化(ヒューマネゼイション)の首飾りの件はドラコスしか知らない、あえて話さなかった。


「スライムって、レベル777までなるの?」

「ドラゴンがレベル999になるそうだから、ドラゴンを食ったせいじゃないか?」

「スライムが、ドラゴンを…」

シュウレイだけは、骨の象を食べた所を見ているが、他の者は信じられない事実


「アメイヤが特別なんじゃないかな」


この場の誰も、スライムの事に詳しい者は居なかった、アメイヤが特別ということになった。



「そして、アメイヤのステータスは、補食した魔物の特性を引き継いでいる。魔法やスキル、特技や耐性、レベルが上がり、攻撃力が120万、HPは270万まで上がった。」

「グッドモーニングメンバーは、知っているがアメーバスライムには物理攻撃が効かない、アメーバスライムの弱点の魔法も、アメイヤには、たぶん効かない。現在魔法防御力120万だし、おまけに『魔法禁止(ダメマージ)』『魔法霧散(マジウザ)』『反射(リフレクション)』が使える様になっているからな」


言葉を失う室内の面々。


「ほっほっほ、想像以上じゃな、お主はそれを育てられるのじゃな、押さえられるのじゃな?」

「あぁ、出来る」


「ほっほっほ、そうか。お主は攻撃力120万以上、HP270万、物理攻撃も魔法も効かない相手(アメイヤ)を押さえられるか…。 ほっほっほ」

「模擬戦したら、死ぬな、止めておこう。だいすけを怒らせたら、この町…いや、この国が滅んでもおかしくないな」



「パパは、ボクより強いの?」

「アメイヤのパパだからな」

アメイヤの頭を撫でる


感想・誤字報告等ありましたら一言お願いします



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ