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♡5♡これがスライム、、、

ビケイはサブヒロインみたいな感じかな。今の所。やっとヒロインスライム登場!

✧✧ビケイSide


 ライラック様についていったらエルフの国へたどり着いた。少しすると金髪エルフがやってきてキラキラした乗り物に乗って大きなお城に着いた。そしたら頭にひらひらをつけてひらひらしてる服を着ているエルフが俺を囲んでいろいろしてきた。気がついたら俺は緑色の服を着ていた。服を着ている。妖精の頃は服なんか来てなかったからとても新鮮だ。なんだかエルフっぽい。まぁ、事実、エルフなんだけども。


 俺が服を着たあと、大きな部屋へ通された。そこにライラック様もいた。ライラック様はなんだか可愛くなっていた。最初から可愛かったけどもっともっと可愛くなっていた。嬉しくなって俺はライラック様に抱きつく。するとライラック様は俺の頭を撫でてくれた。優しい手、、、すき。そんな様子を金髪エルフが羨ましそうにみてた気がする。


 大きな机の上にはいっぱい食べ物が置いてあった。どうやらここで食事をするらしい。俺は机の上に置いてあるカラフルな石を見た。あの石、石のくせにとっても美味しそう。一つ取って食べてみる。サックリとした食感の中にしっとりとした甘いなにかが俺の下を弄ぶ。ナニコレオイシイ。俺はカラフルな石を夢中で頬張る。あとからライラック様に聞いたがあの石はマカロンと言うらしい。マカロン美味しい。俺、マカロンすき。


 お腹いっぱい食べたあと、俺とライラック様は馬車に乗った。『ごえいきし』と一緒に。ライラック様はなんだかとても楽しそう。スライムというやつに会いに行くらしい。スライムって何だろう?美味しいのかな?馬車から降りるとライラック様はスッライムスライム〜と、ご機嫌に歌い始めた。俺もなんだか楽しくなって手をたたいた。スライムって何だろう?


 しばらく歩いていくと腐った肉のような香りが漂ってきた。臭い。臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!!!!


 ベチャ


 足にベチャっとヌルヌルしたなにかが張り付いてきた。素早く下を見ると汚物臭を纏う茶色いなにかが俺の足に張り付いていた。急いで足を上げるとねっちょりと足から床へゆっくりと落ちる。


 「なにこれぇぇぇぇぇ!!!!!臭い!気持ち悪い!嫌だ!!!」


 俺があまりの気持ち悪さに足をジタバタさせているとそのベチャベチャした臭いのが噛み付いてきた。痛い!汚い!そんな様子の俺を見て『ごえいきし』が淡々と言った。


 「それがスライムです。」


 「へ?これがスライム?え?ライラック様はこれが欲しいの?え?」


 俺は思わず絶句した。ライラック様は本当にこのベチョベチョした汚物が欲しいのだろうか?何か別のやつと勘違いをしているんじゃないか?ちらりとライラック様の方を見るとニコニコした表情で俺の足に噛み付いているベチョベチョを眺めている。、、、これ、マジだ。


 俺は勇気をだして自身の足に噛み付いている汚物を手づかみで引き剥がし、全力で笑みを貼っ付けてライラック様にどうぞと汚物、いや、スライムを渡す。


 大丈夫だよね?汚物渡された〜!ってならないよね?いや、ならないほうがおかしいんだけれども。ライラック様はニコニコした顔でスライムをガシリと掴み、スライムまみれ(汚物まみれ)の手で俺の頭を撫でてくれた。ねちょ・・・ねちょ・・・


 うん、ライラック様が喜んでくれて俺は嬉しい。でもスライムを触った手で頭を撫でないでほしい。ばっちいですよ。


 ✦✦ライラックSide


 ごみ処理場へ向かって歩いていると段々と腐った生ゴミのような匂いが漂ってきた。くさい。ベチョっと音がしたと思ったらビケイの足に泥とトロロが混ざったような物体が張り付いていた。


 もしかしてアレがスライム?え?スライムっていうより汚物そのものじゃないか。アレって育成したらイケメンになるのか?いやいやいや無理だろう、さすがに難しいって。


 《内なる声》─本当にそう思う?最初から諦めたら何も始まらないよ?─


 いやいやだとしてもアレは、、、


 《内なる声》─ライラック。君のスライム愛はその程度だったんだね、、、。─


 違う!!ライラックは、、、。


 《内なる声》─君には神ギフトの長育成があるじゃないか!それにきっとあのスライムは汚物ばかり食べて生きてきたんだよ。キレイな水や果実を食べさせればあの汚臭も色も触感も変えられるかもしれない─


 !!それだ!


 ライラックはビケイに貰ったスライムをガシリと掴む。ネチョっとしていて余り良い感触も匂いもしなかったがライラックは全く気にしない。だってこの汚物はもう汚物ではない。ライラックが育成して超絶美少年へと進化を遂げるのだから!!!

 

ライラックは腐った生ゴミのようなスライムを抱き抱え、馬車に乗る。護衛騎士とビケイはひきつった笑みを浮かべてライラックからなるべく距離を開けて座っていた。


 城に戻った後、ライラックはラヘル王子とばったり遭遇した。ライラックが抱き抱えてるスライムを見てラヘル王子は泡を吹いて気絶してしまい、彼の側近のスイーカが慌てて医務室へと駆け込んでいた。



 ☆★☆★☆★☆★☆★

 

 【ライム・ライラック】

このお話の主人公で転生ハイエルフ。緑の髪に紫の瞳。一人称はライラック。Lv2000で0歳。汚物スライムを(イケメンに)育成したい。未来を見据える系主人公


 【スゴク・ビケイ】

赤髪赤目のタレ目エルフ。ライラックの祝福でエルフに進化した妖精。Lv70で17歳。ホストをしたら余裕でナンバーワンになるぐらい甘え上手。スライムが苦手


 【第16王子ラヘル】

 エルフの国の末っ子王子様。一人称は僕。金髪金目の美青年エルフ。300歳でLv50。ライラックに一目惚れ。ロリコン疑惑あり。スライムが怖い。今回の件でスライムとライラックがトラウマになった。

次はスライムSideを書こうかな

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