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ずっと探している

作者: 朝焼 悠

優しい詩を書きたくて

誰かを支える言葉を届けたくて


それだけ追い求めて

ここまで来たつもりだったのに


育ったのは

必要にされたいと望む

浅ましい承認欲求


足りない

届かない

鉄の味しかしない日々で


そんな現実を自分で

責めて

嘆いて

塞ぎ込んでばかり


これを変えないと

ここから抜け出せないと


これまでと

違う思考

これまでと

違う言葉を


探して

求めて

彷徨った結果

僕は

どこまでいっても

僕なんだと

思い知らされての連続で


今もまだ

足りないばかりが

目について

至らないばかりが

申し訳なくて


ただ

そんな僕だからこそ

見える景色があって

伝えられる未来があって


明日へと繋がって行く道を

僕は僕なりに進んで行って

示すほどの光は

持ち合わせていないけど

轍くらいは残せできるかもしれなくて


言えるなにかを

もっと

伝えられる想いを

もっと


明日を

一時間を

一秒先の奇跡のために

今を生きる力を


探している

伝えるために探している


なにも変わらない

今も探している


ずっとずっと

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― 新着の感想 ―
めちゃくちゃかっこいいです(`・ω・´) 言葉の一つ一つが洗練されていて、端々に強さを感じます!
〉そんな僕だからこそ 〉見える景色があって 〉伝えられる未来があって  うん、せやで  (*^^*)
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