プロローグ
昔から好きなゲームがあった、RPGで主人公は召喚師だ、様々な召喚獣を育てては操り最終的には魔王を倒すのだが、一つだけ不満があるとすれば召喚獣の最大レベルが全て99で統一されていることだった
つまり、最初に仲間になる鳥の召喚獣レベル99と終盤で仲間になる竜の召喚獣レベル99じゃ、圧倒的に強さに開きがあるのだ
鳥の召喚獣の最大レベルが999とかなら、追いつけるのに・・・全ての召喚獣を平等に愛する真弥はなんども公式のご意見箱に要望メールを送ってはいたが実装されることはなかった
そんな真弥が最新作をショップで購入し鞄にいれた帰り道で不可思議な世界に迷い込み、困った顔の神様と対面し、すまん間違って呼び込んでしまった
元の世界に戻すことができんから、次の生き先希望はあるか?と聞かれたのだからお願いする内容は決まっている
「召喚獣のいる世界に転生させて下さい!
あと、いつまでもレベルを上げれるようにして下さい!」
神様も呆れ顔である
「魔法とか剣術とかそういう才能はいらんの?」
「魔法や剣術がある世界に転生するのは別にいいです、ただそっちの才能はなくても必要なら自分で努力して何とかしますんで!召喚獣がいるのに僕は召喚術が使えない身体とかだけは絶対にやめて下さい!!」
「わかった、おぬしを召喚術があり、なおかつ学べる下地がある環境に転生させてやる、特典はそうじゃな、希望したレベル上限撤廃と召喚獣に好かれやすい体質にしてやろう」
「神様、ありがとうございます!!」
ガッツポーズをとったまま、真弥は深い闇の中に意識を落としていくのだった
これから巡り会う召喚獣達を想像しながら




