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『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』(新版)  作者: 園島義船(ぷるっと企画)
「翠清山 最終決戦」編
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438話 「妹武勇決戦 その4『蘇る不死鳥』」


 マキたちが破邪猿将と戦っている時。


 崖を猛然と駆け下りてくる錦熊の群れに、グラス・ギース軍が立ち向かう。


 熊は地形に適応しづらい点を除けば、その質量とパワーは三大魔獣の中でも最大だ。それが暴走すれば、もう手が付けられない濁流と化す。


 それを正面から迎え撃つことは黄劉隊の面々でも難しい。



「ここが最後の勝負ですわ! 後先なんて考えませんわよ!」



 しかしながら今、目の前にいるのは五英雄のリーダーである金獅子の末裔。


 その可愛い容姿とは正反対に、中身は力の集合体だ。


 金獅子十星天具こんじしじゅっせいてんぐが光り輝き、巨大な『つち』の形に変化。


 ベルロアナが狙ったのは先頭を走る錦王熊ではなく、そのもっと手前。



「はぁああああああああああ!」



 力強く横薙ぎに放たれた槌が、山の斜面を大きく抉り取る。


 それは縦に二十メートル、横に三百メートル、深さ八メートルの穴であり、もはや塹壕ざんごうといってもよいスペースを生み出した。


 これだけの大きさならば熊にとっても無視はできないが、暴走状態の彼らが足元など気にするわけもない。


 そのまま突っ込んでくるものだから穴に落ちて挟まってしまい、勢いが一気に減速。次々と穴に転落していく。


 ただし、身体のサイズが大きいので、その後ろからやってくる個体は落ちた個体を足場にして乗り越えてくる。


 リーダーの錦王熊などは十メートル級だ。強引に進んで這い出ようとする。


 が、これでいい。


 登るために盾を密着させていないので、その顔面ががら空き!


 そこに大きく槌を振りかぶったベルロアナが―――ドゴーーーンッ!


 身長差を穴で埋めつつ、敵の動きを封じてからの渾身の一撃が炸裂!


 錦王熊の頭蓋骨が陥没するだけでなく、衝撃の強さで頭が地面に埋まってしまい、逆さまになる無様な姿を晒す。



「お嬢様に戦果を、戦果を捧げるのです! 攻撃、攻撃するのです!」



 クイナの声で、金髪ツインテール美少女のあまりに豪快な戦いぶりに呆けていた衛士隊が、はっと我に返る。


 彼らもあの突進を前に、内心では恐怖心を抱いていたのだが、それが一瞬で吹き飛んでしまう。



「ここで勝てば英雄ですぞ!」


「やってやるでやんす!」


「いくでごわす!」



 相変わらずキャラが定まっていない七騎士が、穴から出ようとする錦熊に攻撃したことを皮切りに、衛士隊も残ったすべての力を敵にぶつける。


 しかし、敵の数が多いうえに強固なので、なかなか打開できない。


 すると何を思ったのか、ベルロアナが山の中腹を見つめ―――



「【不死鳥】は横から攻めなさい!」



 金獅子の大声が雪山に響き渡る。


 こちらも声こそ可愛いが、心の奥底に響く強烈な波動を有したものだった。


 その視線の先には、驚き戸惑っているソブカの姿。



「不死鳥…この私を……不死鳥…」



 ソブカは最初、ベルロアナが何を言ったのか理解できなかった。ましてや自分への言葉とも認識できない。


 たしかに作戦会議では何度か会ったが、基本はファテロナとのやり取りであったし、当人と話したとしても所詮は挨拶程度だ。


 ディングラスの次期当主とラングラスの傍系幹部では、あまりに立場が違いすぎる。彼女がソブカの素性をどれだけ理解していたかも怪しい。


 だが、だがしかし!!


 そんなことは関係ない!!


 彼女が、ディングラスの直系が、あの金獅子が!!


 自分をそう呼んだことが問題なのだ!!




「この私を不死鳥と呼ぶか―――金獅子ぃいいいいいいいいいいい!!」




 ソブカの目が大きく見開かれ、怒りのような殺気のような、興奮のような悦びのような、形容するのが困難な激しい感情が咆哮とともに吐き出される!


 身体から発せられた炎が立ち昇り、翼を広げた鳥の形に変化。


 それはまさに―――【不死鳥】


 ラングラスの旗に描かれた紋章そのものであり、猛々しくも雄々しい輝きに満ちた波動であった。



「そうだ、私こそラングラス!! 不死鳥を継ぐ者なのだ!! いいだろう金獅子!! この不滅の不死鳥がお前を援護してやる!!」



 ソブカが目の前にいた錦熊に斬りかかる。


 さきほどまで彼らの盾と防御力に苦戦していたはずだが、火聯の刃は一撃で盾を溶解させ、続けて放たれた突きで貫通!


 さらに払った剣で腕を斬り落とし、身体を晒すように必殺の間合いに入り込むと、豪快な一撃で首を撥ね飛ばす!!



「猛る! 猛る!! ラングラスの炎が私を強くする! 火の英霊よ! 私に力を与えたまえ!!」



 火の英霊とは、初代ラングラスを示す古い言い回しの一つである。


 本当に英霊が乗り移ってしまったかのごとく、今のソブカには言いようも知れない凄みが宿っていた。



「何をしている赤鳳隊! それでも不死鳥の御旗に集う者か! 私に続け!」


「ソブカ…!? そうだ、それでこそソブカだぜ!」


「身体が壊れたってやるしかねぇな!! 組長に続けぇええええ!」



 ソブカを中心にして隊員にも炎が宿り、力が分け与えられていく。


 もう傷だらけの主力メンバーしか生き残っていなかった赤鳳隊であったが、これで完全に息を吹き返した。


 力が湧き上がる。傷の痛みを感じない。恐怖もない。


 アンシュラオンの鼓舞とはまた違い、金獅子の咆哮とも異なる独特の波動が赤鳳隊を包み込むことで、戦闘力が激増!


 苦戦していた鬼鵬喘やクラマが、面白いように錦熊を斬り捨てていく。



「すげぇ! まるでバターを切っているみたいだぜ!」


「俺もこんなのは初めてだ! 気持ちいぃいいい!」


「おうおう、こいつはエンジンの調子が最高にいいぜ! どうなってんだよ!?」



 鷹魁もバッドブラッドを振り回し、パワーで彼らを圧倒しているではないか。


 ガンセイの闘人もアンシュラオンが操るモグマウスに匹敵する力を発揮し、ラーバンサーも今まで以上の体術で奮戦。


 もちろんファレアスティにも恩恵が与えられており、足が折れていたはずなのに、相手の死角に滑り込む素早い動きが戻っていた。


 折れている違和感はあるが、身体から力が溢れて止まらない!



(なんという強い感情だ! これが本当のソブカ様なのか!! 怖い…怖いほどに強い!)



 他のメンバーは急激に強くなったことに浮かれているが、ファレアスティには恐怖すら感じる波動であった。


 幼い頃から一緒にいるため、初めて見るソブカの異常性に一番戸惑っているのだろう。


 事実、それは正しい。


 力が上がったとはいえ攻撃を受ければダメージを受ける。


 鬼鵬喘やクラマもさらに被弾して身体に損壊が見受けられるが、明らかに即死級の攻撃を受けても、すぐに立ち上がって戦線に復帰している。


 さすがにこれは異常であり、危険でもある。



「我々は火を継ぐ者!! 不死鳥の前に死はない! 怖れずに戦え!!」



 しかし、ソブカは当たり前のように隊員を戦いに誘い、彼らも自らの意思で血を流す。


 その血は炎となって不死鳥に還元され、さらに総量が増していく。


 熱い炎がある限り不死鳥は死なない。永遠に不滅だ。


 これこそがラングラスの血統遺伝、『アナダーフリィ・レッド〈不滅の不死鳥〉』。


 初代ラングラスが持ち合わせていたユニークスキルで、発動者に『超集団統率』のスキルを与えつつ、自身とその指揮下の者の攻撃・魔力・精神を三倍にし、『超集団行動』『不滅』『爆炎吸収』のスキルを付与するものだ。


 『超集団統率』はマスカリオンも持っているスキルであり、その効果はすでに実証されている通り。もともと統率が高いソブカの能力をさらに底上げしてくれる。


 『超集団行動』は一緒に戦う者同士に補正がかかり、数が増えれば増えるほど補正値も高くなっていくので、『超集団統率』と最高に相性が良いスキルといえる。


 『爆炎吸収』はコウリュウも持っていたが、複合属性の爆発を含むあらゆる火属性攻撃を吸収する防御スキルである。


 これらのスキルだけで、すでに隊員の能力は三倍以上。ソブカの指揮能力の高さを考慮すれば四倍近い補正を受けているだろう。相手が錦熊でも十分戦える能力値である。


 と、ここまではいい。なんとなく理解できるスキルだ。


 問題は『不滅』という聞き慣れないスキルにある。


 ベルロアナの『オルワンフェス・ゴールド〈金獅子の咆哮〉』が、HPとBPを三倍で生存力の底上げ。


 『バイキング・ヴォーグ〈海王賊の流儀〉』では『自己修復』といった回復措置があったのに対し、こちらには何も肉体的補填がない。


 なぜならば、この『不滅』というスキルが発動している間は【絶対に死なない】からだ。


 パミエルキが持っていた『二十四時間無敵化』に似ているが、最大の違いは【実際は何度も死んでいるが、そのたびに蘇生している】現象にある。


 蘇生は回復とは違う。


 肉体は傷つき欠損するが、それでも強制的に呼び起こされて再び戦いを始める姿は、まさに不死者。


 痛みも感じなくなるので、がむしゃらに戦い続ける狂気の集団の出来上がりだ。


 鬼鵬喘などは、すでに両腕が壊れているのに嬉々として戦っているのだから怖ろしい(普段からヤク中でぶっ飛んでいるが)


 なぜこれが可能かといえば、スキル自体が異様なこともあるが、ソブカから溢れ出す炎が隊員に注がれ、それを伝って互いの生体磁気がリンクしていることが最大の要因だろう。


 誰かが倒れれば、強制的に他者からエネルギーを供給されて復活する。アンシュラオンの賦気のように、本来はよほどの親和力がなければ他人と生体磁気を共有することはできないが、それを可能にするスキルといえる。


 ラングラスには『不死身の伝説』がある。


 薬物による強化だけではなく、その一端がこのスキルにあることは間違いない。


 そして、この力に目覚めたきっかけは、どう考えてもベルロアナの咆哮が原因だ。


 普通はソブカを見て不死鳥と呼ぶはずもないため、死闘の中でベルロアナの中にある血がさらに覚醒し、因子に眠る金獅子の記憶がわずかばかり蘇ったのだろう。


 これは彼女の声でありながらも、彼女ではない者の声。


 初代金獅子の波動が、ソブカの中にある不死鳥を蘇らせたのだ。



「まさかベルロアナさんから、このようなプレゼントをもらうとは思っておりませんでしたねぇ。敵に塩を送るとはこのことですが、初代ラングラスの名を穢さないためにも、受けた恩義を返さないまま終わるわけにはいかないでしょう」



 ソブカの指揮の下、文字通り死に物狂いの赤鳳隊が横から襲いかかることで、敵陣は混乱に陥る。


 今回の暴走は魔獣の理性を完全に失わせているため、錯乱した個体が別の魔獣に噛みつく等、所々で同士討ちが起きていることも幸いし、熊神の勢いも劇的に落ちていった。


 とはいえ不滅ほどではないものの、錦熊たちも非常に回復能力に優れた魔獣だ。絶命していない個体は放っておけば治ってしまう。



「わたくしがボスを討ちますわ!! 七騎士は敵を寄せ付けないようになさい!」


「お任せください、お嬢様!!」



 やはり一番危険な相手は、群れのボスである。


 錦王熊はすでに起き上がっており、ブルドーザーのように周囲を蹴散らしながら暴れて回っている。あれを放置しておけば被害は拡大を続けるだろう。


 ベルロアナは周囲の敵を七騎士たちに任せ、自らは槌を大盾に変化させてダッシュ!


 彼女の秘宝は、血統遺伝に蓄えられた戦闘経験値から状況を判断し、自動的に最適な武具を選び出す。現状でもっとも有効なものが盾と判断したのだ。


 盾と盾が―――激突!!


 若干横から突っ込んだため、ベルロアナが勢いよく斜め前方に弾かれて吹っ飛んでいったが、その衝撃で錦王熊が思わず立ち止まるほどのパワーであった。



「まだまだですわ!」



 顔に付いた泥雪を、迸る戦気によって蒸発させて、再び錦王熊に突っ込んでいく!


 だが、この巨体に加え、半壊したとはいえ頑強な鎧と盾を装備しているのだ。その重量は極めて重い。


 真正面からぶち当たったベルロアナが、逆に吹っ飛ばされて地面を転がっていく。



「お嬢様!!」


「わたくしのことはかまわないでちょうだい! 自分の居場所は自分で手に入れますわ!」


「お、お嬢様…本当に立派、立派になったのです!」



 クイナの心配の言葉も過保護だと突っぱねる姿は、初めて出会った時とはまるで別人だ。


 ベルロアナにとっても翠清山の戦いは大きな意味があった。初めて外の世界を知り、現実を知り、自分が過ごしていた環境の生ぬるさを痛感した。


 そう思えたのもアンシュラオンとの出会いがあったからだ。


 刺激的で危なくて、普通ならば絶対に関わらない存在だが、だからこそ眠っていた血が目覚めるきっかけになった。



(わたくしはディングラスを継ぐ者! 金獅子を継ぐ者なのですわ! それに相応しい戦いをしなければなりませんもの!)



 ベルロアナは何度弾かれても果敢に立ち向かっていく!


 暴走した錦王熊はリミッターが外れており、大盾を凄まじい勢いで振り回すので、そのたびにベルロアナの身体がダメージを受けていった。


 衝撃で腕が軋み、いくつもの亀裂骨折が生まれ、内臓からも出血。


 ついには頭が割れて、彼女の美しい金髪も血に塗れる。


 しかし、不思議なことに、そのほうが美しい。


 両親(主に母親)から与えられた美貌は何もしなくても美しいのだろうが、それはあくまで表面的な美にすぎない。


 真の美とは、傷ついてでも戦いあらがって、自らを表現する者だけが得ることができるものだ。


 痛みが、苦しみが、彼女をより引き立てる。


 戦うベルロアナは紛れもなく『金獅子の姫』であり、その姿に大勢の人々が引っ張られていく。



(わたくしは今、本当の意味で生きているのですわ!! だって、わたくしは! わたくしには―――!!)



 ベルロアナが殴り飛ばされ、無防備な状態になったところに錦王熊の突撃!!


 武器の使い方は本能で知っているのか、盾をしっかり閉じてからの全力のぶちかましである。


 だがしかし、その横から青い雷が奔る!


 雷撃は大盾の側面を伝いつつ背後に回り、錦王熊の尻尾に直撃!!



「キ゛ォ゛ンッ!?」



 熊の丸い尻尾は実生活ではあまり役立っていなさそうだが、そこが焼かれれば思わず飛び上がるもの。


 錦王熊もいきなりの刺激に驚いてつんのめり、勢い余って地面に顔面から激突!


 以前コウリュウに蹴られた時のように、尻が丸出しの格好になってしまう。


 そこに走ってきたサナが剣撃を繰り出し、錦王熊の身体を切り裂く!


 かなり肉厚で防御力も高いので、たいしたダメージは与えられていないが、二度三度斬りつけてから敵の体勢が戻る前に離脱。


 ベルロアナの隣に、すたっと降り立つ。



「ありがとう、サナさん! 助かりましたわ!!」


「…こくり」



(そう、わたくしには、本当のお友達がおりますもの!!)



 ベルロアナの『お友達』の定義は日々更新されている。


 サナがどう思っているかはともかく、こうして共に戦える同世代の存在は極めて貴重であり、背中を預けて戦う悦びを生まれて初めて感じていた。


 互いに命令する立場ではないからこそ、それ以上の価値がある。


 こうして戦いはイーブンに。


 ベルロアナがまともにぶつかれば競り負けてしまうため、隙を見てサナが妨害することで敵の勢いを削ぎ、互角の勝負にもっていく。


 だが、ここでサナは、改めて防御力が高い敵の手ごわさを知る。


 ベルロアナとの激突で開いた大盾の隙間にサナが飛び込むが、そこにはまた『違う銀色の大盾』が出現。



「―――っ!?」



 サナがゴツンと銀大盾にぶつかり、ずるずると滑って地面に落ちる。


 まったく予想していなかった行動だったので、対応ができなかったのだ。


 これは『銀鈴大盾』というスキルで、他の錦熊のように盾を生み出す能力だ。ディムレガン製の武具をもらったので使う必要がなかったが、錦王熊も普通に自分で盾を生み出すことができる。


 錦王熊は、武具のほうの大盾を持ち上げて、倒れたサナを潰そうとする!



「このおおおおおおおおおお!!」



 そこはベルロアナの再突撃によって錦王熊の身体が傾いた隙に、ごろごろと身体を回転させて盾の外側に離脱。かろうじて事無きを得る。


 それからも打開策をいろいろと練るのだが、膠着状態に陥ってしまう。


 以前戦った銀宝鬼美姫も防御が非常に固く、攻撃の大半が通じなかったものだ。


 錦王熊も素で防御が『SS』あるだけではなく、『銀鈴粒子』で回復するうえにバッドステータスが無効なので妨害が難しい。


 小百合の能力も、現在はクルル側が主導権を握っているので使えないとなると、打つ手も限られてくる。



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