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『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』(新版)  作者: 園島義船(ぷるっと企画)
「翠清山 最終決戦」編
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436話 「妹武勇決戦 その2『混沌と希望と』」


 ここで無情のタイムリミット。


 せっかく交渉が上手くいく可能性があったものが、クルルザンバードによって壊されてしまう。


 だが、術士としての目を持たない者たちからすれば、突然の暴走に戸惑うばかりだ。



「なんだ!? 何が起こった!?」


「やっぱり魔獣だぜ! 話し合いなんて無理だ! あんたも下がりな!」



 激変した魔獣に混乱するスザクを、アッカランたちが応戦してガード。


 このあたりは熟練の傭兵らしく警戒を緩めてはいなかったようだ。


 まずは傭兵から対処を始めて、次第に海軍もなし崩し的に敵との乱戦に巻き込まれていく。



「そんな! ここまできて! またやり直しなのか!?」


「スザク様、明らかに様子がおかしいです! これは魔獣の暴走現象では!?」



 シンテツも異変の調査をしていた経緯があるので、暴走した魔獣の特徴を把握していた。


 アンシュラオンからの手紙でも、最悪は魔獣の暴走現象が軍勢にも起こると書かれていたことから、その可能性に行き着く。


 当然、スザクの顔は真っ青。



(この規模で暴走が起きたら、もう止められない! なんでこのタイミングなんだ!! 海の女神様は僕らに振り向いてはくれないのか!)



 アンシュラオンでさえ想定していた中で最悪の事態である。数的劣勢にある彼らが動揺するのも致し方がないことだ。


 そんなスザクに対し、女神はさらに試練を与える。


 人と魔獣の怒号が入り混じる中、女性の甲高い悲鳴が上がる。


 視線を向けると、声の主は小百合だった。



「きゃああああ! だ、駄目です!! もう駄目ですうううう!」


「み、ミナミノさん!? どうしたのですか!」


「で、出ちゃう! 出ちゃうぅううううう!」



 これはさらなる最悪の事態を告げる声なのだが、むしろ卑猥な内容のほうがまだよかったのかもしれない。


 これが絶望の幕開け。


 倒れていた破邪猿将の指がピクッと動くと、徐々に腕が動き出し、膝も曲がって巨体を起こし始める。


 その顔がむくりと上がった時、垣間見えたのは『赤い目』。


 人間に対する激しい憎悪を燃やした、怒り狂う猿神の王の姿だった。



「なっ…破邪猿将はもう動けないのでは!?」


「申し訳ありません! 精神体のコントロールを奪われました!」


「う、奪われたって…どうして!?」


「先に暴走用のプログラムが仕込まれていたんです! ああ、どうして気づかなかったんですか! 私の馬鹿!」


「つまり、その……まさか…破邪猿将も暴走するのか!!」



 小百合が精神体を引き出す前に、すでにクルルの羽根が破邪猿将に突き刺さっていた。


 今まで効果を発揮していなかったのは、破邪猿将には名前通り『破邪』の力があったからだ。


 彼は神聖なる猿の王でもあり、その誇り高さから外部からの攻撃に対する強い抵抗力を有していた。


 錦王熊軍が少し暴走していたのに対し、破邪猿将軍がまったく暴走していなかったのは、率いるリーダーの性質によるものであろう。


 それがサナの攻撃によって弱体化。とどめに小百合が剥き出しの精神体にしたことで、クルルの影響力をまともに受けることになってしまう。


 同じ精神操作ならば、より先に行使されたものかつ、より強いほうが勝つのは道理だ。


 今の小百合の力量では、守護者と呼ばれる超強力な特化型魔獣には対抗できないことが示される。



「ギギギギッ、ギリギリギリギリイイイイ―――オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」



 荒い呼吸とともに歯軋りの音が響き渡り、パキッと歯が欠けるほどの力が入ると、剛腕に血管が浮き上がった。


 そして、両手の大剣を力ずくで滅茶苦茶に振り回す!!



「ギギッ!?」


「ギギャッ!!?」



 近くにいたグラヌマごと斬り捨て、周囲に赤い肉塊が飛び散る。


 群れを統率していた偉大なるリーダーの姿は、もうそこにはない。目に映るものすべてが彼にとっては破壊する対象なのだ。


 もちろん人間に対しては、激しい憎悪の感情を募らせて突っ込んでくる!



「避けろ! まともにやりあえる状態じゃない!」



 スザクも荒れ狂う大剣の嵐の前には、攻撃も防御もままならない。


 暴走した破邪猿将は痛みも感じず、暴れ牛のごとく暴れ回るため、ひたすら逃げるしか生き延びる道はなかった。


 しかし、ここは翠清山の山奥である。


 人間たちがどんなにがんばって逃げたところで、せいぜい銀鈴峰の砦までが精一杯だろう。そこも簡易拠点でしかなく、長くもつとも思えない。


 それどころかスザクたちは、そこまで退くこともできない。


 まだ何万と残っていた眷属たちが、重度の怪我をした個体を含めて襲ってくるのだ。あっという間に取り囲まれて逃げ道を失ってしまう。



「おかしら!! 危ねぇ!」



 スザクを庇ったバンテツが、猿の群れの集中攻撃を受ける。


 前方の敵はハンマーを振り回して排除できても、背後から襲ってきたグラヌマの剣で背中を切り裂かれる。


 慌てて振り向いて対応していると、また背後から猿がしがみつき、爪や牙で攻撃してくる。


 それを引き剥がそうとするも、その猿ごと剣が突き立てられ、肩にぶっすりと刃が突き刺さる。


 それでも猿の死骸を背負いながら応戦するが、あまりの激しい攻撃の前に深い傷が増えていく。



「バンテツ!!」


「やつは頑丈です! スザク様はご自身の安全を確保してください!」



 バンテツのカバーに入ったシンテツも敵に囲まれて苦戦しているが、けっして弱音を吐かない。


 勝ち負けにかかわらず、これが最後の戦いだと知っているからだ。


 最悪なことに魔獣が暴走する前から彼らはボロボロで、逃げるだけの力もないのだ。ただただ戦うしか道はない。



(本当に…ここは地獄だ。これが人間が生み出した業なのか)



 上がっては下げられ、昇らされては突き落とされる。絶望というものは何度味わっても慣れないものだと思い知る。


 周りを見れば海軍だけではなく、傭兵隊もグラス・ギース軍も劣勢を強いられていた。彼らが瓦解するのも時間の問題だろう。



(アンシュラオンさんは間に合うのか!? ボスを倒せば本当に、この暴走が収まるのか!?)



「熊の軍勢が来ます!! 熊神だ!」



 ここでさらにスザクを地獄に叩き落とす報告が入る。


 黄劉隊と赤鳳隊が奮戦して抑えていた熊の軍勢が、こちらに向かって一斉に押し寄せてくるではないか。


 その最大の要因は熊神の主力部隊、『ローム・グレイズリー〈銀盾錦熊〉』の群れにある。


 眷属では手に負えないと判断したグレートタングルたちが、彼らを優先的に運んできたのだ。


 その数は約五百頭。


 錦熊の精鋭が中心の中核部隊であり、その群れの先頭を走るのは、もちろん『セレプローム・グレイズリー〈銀盾錦王熊〉』だ。


 鎧と盾はアンシュラオンにやられて傷だらけ。額の傷も変な模様になってしまっているが、予想通りにその目は真っ赤っか。もれなく彼も暴走状態に陥っていた。


 熊神は三大魔獣の中で一番知能が低く、もともとクルルの操作を受けやすい種族であった。今回も簡単に影響を受けて完全暴走に至っている。


 そのくせ暴走すれば、もっとも怖ろしい魔獣だ。


 攻勢だった黄劉隊も錦熊の出現により苦戦を強いられる。盾を前面に構えて突撃されると、いかに彼らといえども簡単にはいかない。


 鎌腕男の攻撃で一頭は倒しても、その勢いのまま弾き飛ばされ、後続の熊たちにもみくちゃにされる。


 三本腕の男の攻撃も敵の防御が固いと単身突破は難しく、ゾウ男が巨体で三頭程度防いだところで群れの勢いが止まるわけがない。



「もっと気張らんかい!! こんな連中に負けて、なにが黄劉隊じゃ!!」



 虎男のガイフーが叱咤するも、そもそも黄劉隊は対集団戦に特化していない。


 クルルやアンシュラオン戦を見てもわかるように、強い一つの個に対して集団で立ち向かうことを想定しているので、錦熊クラスの群れと長時間戦うことは難しい。


 飛び抜けた武力を持つ隊長のコウリュウがいれば、それをきっかけに立ち直ることもできたが、統率や魅力で劣るガイフーでは部隊をまとめきれない。


 次第に受けるダメージが増えていき、攻撃力が落ちていくと押し込まれる場面も目立ってくる。


 逆に二十数人程度で、二百頭以上の錦熊と対峙していることがすごいのだ。彼らでなければすぐに潰されて終わっていただろう。


 そして、危険なのは赤鳳隊も同じだ。


 彼らも少数かつ戦闘力では黄劉隊に劣るので、まともにぶつかるのは死にに行くようなものである。


 かといって敵は問答無用で迫ってくるので対応するしかないが、すぐさま劣勢に陥ってしまう。


 錦熊の飛弾で隊列が崩されて、個々人が孤立させられると、囲まれてからの集団突撃!



「この熊野郎―――ぐぁっ!!」



 鬼鵬喘のチェンソーが盾で止められたところに、他の熊が盾を持って激突!


 それによって挟まれた右腕が、グチャッ!と嫌な音を立てて潰れてしまう。



「おんどりゃぁああ! 死にさらせえええ!」



 仕方なく両手用のチェンソーは捨てて、左手でディムレガン製の術式斧を使って対応するが、持ち前の突破力を封じられて戦力ダウン。


 クラマもしばらくは攻撃を回避していたが、横から不意に襲ってきた熊の爪が左目に引っ掛かり、強引に頭部を地面に叩きつけられる!


 頬骨が破壊され、そこから視神経ごと引きずり出された眼球が破裂。視界の左半分が闇に染まる。



「ちくしょうっ!! やりやがったな!!」



 クラマは怒りで反撃するも、敵の防御が固くて簡単には攻撃が通らない。


 彼には黒兵裟刀に似た脇差の術式武具が二本与えられているが、それをもってしても錦熊の防御は強固だった。


 素早い動きで逃げ回っても、少しずつ傷が増えて大きな怪我に繋がっていく。



「こいつら、本当に暴走しているのかよ! すげぇ連携してくるぞ!」



 時折被弾無視で、がむしゃらに噛みついてくる個体はいるものの、暴走していても本能が自らのスキルを覚えているらしい。


 基本的な戦い方は前と変わらないので、常に数的優位を作って攻めてくるから厄介極まりない。



「ソブカ様―――ぐっ!!」



 ソブカも囲まれてしまい、攻撃を受けていたところにファレアスティが間に入って代わりに弾き飛ばされる。


 ソブカは守られたが、彼女も足を骨折する深手を負ってしまう。



「ファレアスティ! また無茶を……いえ、無茶をさせてしまいましたね」


「ソブカ様のためならば喜んで犠牲になります。しかし、やはりあの男は信用できません! 時間にルーズなやつとは取引しないのが商売の鉄則です!」


「それだけ減らず口が叩けるのならば大丈夫ですね。私はアンシュラオンさんを信じてはいますが…はたしてもつかどうか」



 その光景は、ソブカをもってしても絶望に至るほどだった。


 なぜならばこの作戦の肝は、すべてアンシュラオンにかかっている。


 彼がクルルを倒さない限り、この絶望は何度でも襲ってくる。それを嫌というほど味わわせてくれる場所なのだ。


 趨勢すうせいが二転三転し、ごちゃ混ぜとなって弾け飛んで、また集まっていっては掻き混ぜられて爆散する。


 そんなカオスな戦況に誰もが負けそうになった時だ。


 暴走した破邪猿将に立ち向かっていく者がいた。


 荒れ狂う大剣をギリギリで回避し、一瞬の隙をついて剣撃を入れる。


 力を溜めて放たれた刃は、脛を削りながら雷撃を生み出すと、猿の王の動きを止める。


 その隙に跳躍し、口の中に刀を突き入れて固定しつつ、大納魔射津を放り投げてから離脱する。


 大納魔射津が爆発。破邪猿将の舌が半分ほど千切れる。


 が、やはり巨躯のために感電が十分ではなく、反撃で振るわれた拳が少女に激突!


 大きく飛ばされた少女は、地面に叩きつけられる。


 しかし、事前に受け身の準備をしていたことで、すぐさま立ち上がり、即座に戦闘態勢を維持。


 傷を受けても臆さず、果敢に破邪猿将に向かっていく。



「お嬢ちゃんが動けるスペースを作れ! 俺らは壁になるぞ!」



 サナの動きに引っ張られるようにゲイル隊が奮戦。


 彼らもけっして余裕があるわけではないが、他の猿たちをサナに近寄らせない。



「皆さん、サナ様を援護してください!」



 気を取り直した小百合も援護に回り、蹴りや薙刀、特殊能力を使って猿たちを蹴散らしていく。



「貸しなさい! ガトリングはこう使うのです!」



 ホロロもベ・ヴェルからガトリングガンを奪うと、両腕に装着して回転しながら掃射。


 射撃を掻い潜ってきた相手には、砲身ごと叩きつけて力技で吹き飛ばす!


 弾が切れてもおかまいなし。いちいち刃物を出す手間も惜しんで、鈍器としてそのまま敵を殴りつけていた。



「相変わらず怖い女だねぇ。でも、こちとら最初から死ぬ気でやってるんだよ! 死闘上等! その分だけあたしは強くなるさね!」



 ベ・ヴェルも暴剣を振り回して援護。


 身体に猿たちがまとわりついたら、敵の懐に大納魔射津を放りなげて自分ごと爆破。


 それで肉が抉られても気にしない。どうせあとでアンシュラオンが治してくれると信じている。



(まったく、山に入る前ならありえなかっただろうねぇ。あたしが男を信じて頼っているなんてさ)



 そんな自分のことも気に入ってしまうほど、アンシュラオンという存在は大きい。


 それを証明するように『彼女』も登場。



「てめぇら! 何やってんだ! 武器が無いならくれてやる! どんどん攻めやがれ!!」


「え…!? か、火乃呼…さん!!?」


「それでも海軍か!! ライザックなんぞに上手く使われてんじゃねえぞ! ここで戦果を挙げて、てめぇらがトップに這い上がれ!」



 いきなり現れた火乃呼にスザクが驚く。


 スザクも数度会った程度だが、これだけ目立つ女もいない。すぐに正体に気づく。


 彼女は、残っていたすべての武器と弾薬を山の頂上付近から投げてきた。女性ディムレガンの腕力のおかげで意外と遠くまで飛ぶから面白い。



「ひー! 隠れていろって言われたのにー!」



 火乃呼がいるのならば、護衛役であったアイラもいるべきだ。


 ケウシュが登場したあたりから彼女たちも様子をうかがっていたのだが、暴走した魔獣を見て火乃呼が興奮。


 いきなり走り出したのでアイラも巻き込まれる形になる。



「うるせぇ! こんな祭りを黙って見ていられるかよ! てめぇだって役に立たないまま終わっていいのか! ほら、行け!」


「ぎゃーー!」



 両手一杯に武器を持たせたアイラを山頂から蹴り落とす。


 彼女たちはサナが飛び出したあとに銀鈴峰側に移動していたので、ちょうど熊神と猿神の真ん中の位置にいたのだが、その両者の間にアイラが転がっていく。



「ガウガウ!」


「キッ! キキー!」


「どうして私ばかり狙うのーーー!?」



 やはり悪目立ちするらしく、猿や熊に追われて逃げ惑う羽目になる。


 あまりの慌てぶりに持っていた武器はもちろん、ポケット倉庫からも次々と武器が落ちていくので、『武器版のヘンゼルとグレーテル』といった状態に陥っていた。



「武器があっても、それを使う者が足りていないのだが…アンシュラオンの関係者に何を言っても無駄か。総員、諦めるな! 諦めなければ必ず勝てるぞ! アンシュラオンが負けるはずがない! それを信じろ!」



 グランハムも火乃呼の行動に呆れながら、レックス隊を派遣して弾薬の回収に走らせる。


 火乃呼が運んできた弾薬など、たいした量ではない。が、普通ならば諦めてしまう小さなことをしっかりとやるからこそ、彼は今まで生き延びてこられたのだ。


 基本に立ち返ってコツコツと積み重ねる彼自身の特性に、アンシュラオンにとことん賭けるという大胆さが生まれれば、もはや怖いものはない。


 この逆境の中で冷静に部隊の指揮を執り、損害を最小限に防ごうと尽力する。



「私たちは負けない! アンシュラオン君が戻るまで戦い続ければ勝ちよ!!」



 マキも最後の力を振り絞って真紅の戦気を放出。


 追い詰められればられるほど武人は強くなる。その色は、今までで一番鮮烈なあかだった。



「わたくしたちは熊を止めますわ!」



 ベルロアナもまだ諦めていない。旗を掲げて士気を上げる。


 ここで人間側は部隊を二つに分け、グラス・ギース勢(黄劉隊と赤鳳隊含む)は熊を担当することになる。



「ベルロアナ様だけでは数が足りません。サナさんたちも熊神の対応に回ってください!」


「…じー」


「大丈夫です。僕たちが必ず倒します!」



 サナが戦いながら、ちらりとスザクを見る。


 その目に覚悟の炎が灯ったのを感じ、サナは破邪猿将を蹴って跳躍。地面に降り立つとベルロアナを追う。


 それに伴い、マキとアルを除く白の二十七番隊も熊側に流れるが、一番勢いがあるのが熊神なので妥当な選択だろう。


 そして、スザクが破邪猿将の前に立ち塞がる。



「ここで決着をつけるぞ、破邪猿将! 意識を奪われて無様に生きるくらいならば、僕が殺してお前の誇りを守ってやる! それが宿敵である者の務めだ!!」




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