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『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』(新版)  作者: 園島義船(ぷるっと企画)
「琴礼泉 制圧」編
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401話 「火乃呼の教育 その2『躾(自己批判)』」


「では、今度は私がいきますよ!」


「待て待て待て! 連続は反則だ! さっきメイドとやったばかりだろうが!」


「大丈夫ですよ。死にはしません」


「死なないからいいってもんじゃないだろうが!」



 という火乃呼の至極真っ当な反論を無視して、小百合が魔石を発動。


 左手薬指の指輪から強烈な緑の輝きが放たれると、腕を伝って身体全体に広がっていく。


 そして、オーラが物質化。


 ホロロ同様、半透明の『鎧』が生まれていった。


 彼女の魔石は『夢兎』。


 頭部もそれに倣って兎耳らしい突起物が付いた兜に変化し、首から下は丸みを帯びた全体的にスタイリッシュな形状となる。


 見た目はなかなかに愛らしいが、それに反して秘められた能力は極めて狂暴だ。


 小百合が軽く足を動かすだけで、一瞬で火乃呼の斜め後ろにまで跳躍。



(くそ! やっぱり速すぎて見えねぇ!)



 火乃呼の目には残像すら映らないほどの超速度だ。


 彼女が視線を向けた瞬間には、すでに小百合は回し蹴りを放っていた。


 火乃呼はなんとかガードするが、凄まじい威力に撥ね飛ばされる。


 その姿は、まさに羽根付き遊びの玉。


 最初は勢いよく飛ばされるが、空中で急激に減速してゆっくりと落ちていく。


 そして、その落下地点には、すでに移動していた小百合が待ち構えていた。


 再び小百合の蹴りで飛ばされ、また落下地点に移動した小百合によって蹴られる。


 まさかの独り蹴りラリー。


 火乃呼は一度も地上に落下することを許されず、何度も蹴られて宙を舞い続ける羽目になる。


 当然、『兎足』によって脚力が強化されているので、蹴られるたびに骨が悲鳴を上げる。


 それでも骨折しないのは、小百合が力を加減しているからだろう。破壊するためではなく、吹き飛ばす力を重視しているのだ。



「好き勝手蹴りやがってぇえええ!」



 落下地点で待ち構える小百合に、火乃呼が伸ばした爪を振る。


 これが彼女にできる精一杯の反撃である。


 だが、次の瞬間、小百合が消えた。


 次に出現した時には、爪を振り終えた火乃呼の背後。空中にいた。


 そこから蹴りを放ち、火乃呼を吹き飛ばして地面に叩きつける。



「ぐががががっ―――!」



 火乃呼は猛烈な勢いで顔面から落下。


 斜め方向に蹴られたため、硬い岩盤の上を十数メートルも滑っていく。


 普通ならば首を骨折したり、顔の肉が削げるほどの酷い擦り傷を負うところだが、頑丈な身体のために軽傷で済む。


 いや、済んでしまった、というべきだろうか。



「いい感じで頑丈ですね! 次はもう少し上げていきますよ! 気をつけてくださいね!」


「嘘だろう!? あれが本気じゃないのかよ!」



 壊れないことを確認すると、小百合の速度とパワーがさらに上がっていく。


 火乃呼はその動きにまったくついていけず、同じ動画を見続けているような哀れな光景が続いた。



(まあ、火乃呼程度じゃ対応できないよな。ほぼファテロナさんと同じレベルの速度だし、空中にも自由に転移するしさ。転移の位置がわからないんじゃ、予測と反射神経で対応するしかない)



 模擬戦を観察していたアンシュラオンは、小百合の能力を分析していた。


 もともと跳躍力が飛び抜けていたため、それが強化された今の速度はファテロナにも匹敵するだろう。


 高速移動だけではない。途中で『夢の架け橋』を織り交ぜることで実際に短距離転移もしている。


 これもファテロナの『飛影』と同じ速度であり、相手は通常移動なのか転移なのかわからない時点で混乱に陥ってしまう。


 しかも『夢の架け橋』は移動だけに使うわけではない。『夢の巣穴』に格納しているアイテム、主に大納魔射津といった爆発物を起動して送り込むこともできる。


 火乃呼が相手なのでさすがにそこまではやらないが、汎用性だけを考えれば暗殺術の奥義を圧倒的に上回ってしまっていた。


 そして、もう一つの違いにも気づく。



(融合状態になると転移の範囲が広がるのかな? いや、こっちが本来の性能なのかもしれない)



 小百合の転移の条件は、視界の範囲内および一度触れた個所、となっているが、現在は一定範囲内ならば自在に転移が可能らしい。


 見た感じ、直径五十メートル程度だろうか。


 その代償として他に作っておいた離れた個所のモヤが消えているので、こちらは近距離戦闘用の形態ともいえる。



(一番怖ろしいのが、小百合さんはただの一般人である点だ。英才教育を受けているとはいえ、普通の女性がファテロナさんと同レベル以上になれる。これは異常だよな)



「やれやれ、どうなってんだか。鍛錬するのが馬鹿らしくなるレベルだぜ。お前らも可愛い嬢ちゃんだと侮っていると、そのうち蹴り殺されるぞ」



 同じく模擬戦を見ていたゲイルたちも、アンシュラオンと同じ感想を抱いたらしい。


 武人も日々努力と鍛錬をして強くなる。その基準が一般人か武人かの違いだ。


 それをあっさりと超えていく力を見れば、今までの自分の努力が否定されたような気持ちになるのも自然なことだろう。


 そのうえ、あくまでこれは『身体能力のテスト』にすぎない。


 準備運動を終えた小百合が、魔石の本当の力を発現させる。


 兎型の鎧が振動を開始すると、大量の『兎の兵隊』が生み出されて襲いかかっていく。


 術式攻撃なので一般人には見えないが、火乃呼にははっきりと視認できた。



「だからさ、お前たちの『呪い』は半端ねぇんだよ!」



 火乃呼は『焔紅の息』を吐き出し、自己の周囲をガード。


 本来ならばこれで大概の呪詛は滅することができるが、次々とやってくる『赤目の緑兎』たちに覆われて、またもや次第に対応が難しくなっていく。


 そして、ガードを突破して兎が火乃呼に張り付くと、強引に精神体を引きずり出そうとする。



「ざけんなぁああああああああ!」



 火乃呼はさらに炎を生み出して抵抗。


 すでに相手がやばいやつだとわかっているので、全力で防御を優先する。


 しかしながら、それも時間の問題だ。


 今度は兵隊を上回る部隊長クラスの『兎頭うさぎがしら』を量産。彼らは薙刀を使い、炎を切り裂きながら向かってきた。



「ひっ…来るな! くるなぁああああああああ! ひぎぃいいいいいいいい!」



 結果、大量の兎頭に群がられ、火乃呼の精神体が扉の中に幽閉されてしまった。


 白目を剥いた火乃呼から力が抜け、力なく地面に倒れ込む。


 それを見た小百合も魔石の力を解いて、普通の姿に戻った。



(相変わらず、えげつない能力だよ。戦闘力が向上して術者の安全性も高まったから、さらに怖くなったよな)



「小百合さん、お疲れ様。いい感じに成長しているね」


「いやいや、これも実験台…じゃなくて、火乃呼さんのおかげですよ。身体も頑丈で術式にも強い耐性があるなんて、練習相手には最適ですよね」


「まさかディムレガンにこんな力があるなんてね。拾った甲斐はあったかな」



 ここ数日、火乃呼はホロロと小百合の玩具にされていた。


 特に小百合の術式は気軽に使えない危険なものなので、模擬戦とはいえ仲間に使用することは躊躇ってしまう。


 その点、火乃呼には遠慮する必要がないので、二人とも全力で技を試すことができるのだ。


 現在の魔石込みの二人の身体能力は、最低でも第七階級の達験級以上だろう。マキと戦っても自衛が可能なレベルにある。



「うぐぐっ…てめぇら……毎度毎度、ふざけんな!」


「あっ、起きた。さすがに目覚めが早いな」


「散々だ…なんでおれがこんな目に…。昨日は術符の的にされたしよ…」



 火乃呼が呻きながら身体を引き起こす。


 殴られ蹴られ、羽根や棘を刺されて、仕舞いには精神体も飛ばされる。まったくもって災難である。


 それでもディムレガンの特性から、こうやって自力で復帰してくるので、やはり凄まじい耐性を持っているといえるだろう。



「火乃呼、小百合さんたちの鍛錬が終わったら、次は『解呪』をしとけよ。今のお前にできることはそれくらいだしな」


「働かせすぎだ! こっちは血を使うんだぞ!」


「その分はエネルギー補充で賄っているはずだぞ?」


「それを『尻から入れる』のだけはやめろよ! 口や肌からでもいいって知ったんだぞ!?」


「よかれと思って…」


「いいわけないだろう! 頭おかしいのか!!?」



 火乃呼は力を使うと血液も失ってしまう。力が強すぎる分、どうしても消耗が激しいのである。


 そのため他の女性同様に命気を注入しているのだが、なぜかそれを『尻』からやっていた。


 理由はない。強いていえば身長差の問題であるが、命気を自在に操れるのだから口から入れてもいいはずだ。やはり理由はない。


 だが、ついにその無意味さに気づいてしまったようだ。



「じゃあ、前の穴のほうがいいか?」


「下からの発想をどうにかしろよ!?」


「しかしな、腸内も綺麗になって一石二鳥だ。それに色素の沈着も消せるから穴周りも綺麗な色合いに…」


「そんな話をしているんじゃねぇ! 生理的に無理なんだよ!」


「アイラは受け入れているぞ?」


「え!? あれって口からでもいいの!?」



 アイラもまさかの初耳であったが、彼女は尻を振る癖を直すためのものなので、これからも継続は決定している。




 そんなこったで、夕刻。


 ズタボロにされた火乃呼の前には、さまざまな原石が並んでいた。


 これらは主に翠清山での戦いで倒した魔獣のものである。



「ちくしょう…こき使いやがってよ。昨日、デアンカ・ギースの原石を解呪したばっかだろうが」



 あれだけ強力な呪いがかかっていたデアンカ・ギースの心臓であったが、火乃呼の焔紅の息であっさりと浄化してしまい、今ではコテージのリビングに飾られているほどピカピカになっていた。


 これだけ簡単だと、ナーラシア(錬金術師のおばあさん)の犠牲は何だったのかと言いたくもなる。


 ただし、いくら火乃呼であっても三時間は炎で包む必要があったため、大量の血を失っていた。


 そこでふらふらの彼女に、アンシュラオンが尻から命気注入して回復させたのだ。


 それ自体はよいのだが、やはり尻からはおかしい。



「あれ、癖になるよねー」


「ならねぇよ!! 一緒にすんな!」


「小百合さんもけっこう好きらしいよー」


「何の話だ! お前ら、卑猥すぎんだよ! 風紀が乱れてるぞ!」


「えー、火乃呼ってそっち方面は案外真面目だよねー」


「呼び捨てにすんな。おれのほうが年上だぞ」


「序列は同じだけどねー。ほらほら、早く火を吐いてよー」


「ちっ、邪魔はすんなよ。下手に近寄ったら火傷じゃ済まねぇぞ」



 火乃呼は渋々仕事を開始。


 焔紅の息を吹きかけると、ものの数秒で原石が輝きを帯びる。



「昨日のに比べたら、たいしたことねぇな。ちんけな恨みつらみばかりだ」


「ねぇねぇ、これってアルおじいちゃんの仕事と何が違うの?」


「おれはあくまで呪いの浄化をするだけだ。本格的な調整はテンペランターの仕事さ。まあ、調整なしでも強引に使うことはできるけどな。良い術式武具を作りたいなら調整は必須だぜ」


「やっぱり魔獣鉱物って呪われてるの?」


「地脈であれ生物であれ、鉱物ってのは思念を集めるからな。魔獣なら殺された時のショックや怒り、恨みが残っているもんさ。何も処理しないで使うと暴走の危険もあるんだ」


「でも、サナちゃんとかの魔石はそのまま使ったみたいだよ?」


「それはアンシュラオンがおかしいんだ。あいつ自体が『呪いの集合体』みたいなもんだしな…」


「え? そうなの?」


「あの女どもを見ていればわかるだろう? あいつの呪いを受けて感染しちまってる。あんな魔石を平然と扱えるなんて、もう普通の人間じゃねえよ」


「こわっ。私は大丈夫なのかなー?」


「てめぇは…大丈夫そうだな」


「へー、なんでだろうねー」



(こいつにも呪いの耐性があるのか? だが、あんなヤバいものの近くにいても大丈夫な段階で、こいつも違う意味でヤバいのかもしれねぇな)



 事実、アイラだけは赤い目になったことはない。


 火乃呼が彼女と会話しやすいのも、おそらくはそれが原因だろう。



「鍛冶はしないの?」


「工場がねぇからな。簡単なものなら打てるが、どっちにしてもまだ迷いがあるし…って、おい! そっちのやつ、何見てんだよ! 見せもんじゃねえぞ!」


「あひっ!! すみません!」



 火乃呼が少し離れていた場所で、こっちをじっと見ていた炸加を威圧。


 怒られた炸加は、小動物のように慌てて引っ込んでしまった。



「同じディムレガンなんだから仲良くしなよー」


「ふん、なんであんなやつもいるんだ? さっきから地図ばっか見てて気持ち悪いぜ」


「べつに地図はいいじゃん。なんか鉱物を探してるみたいだよー。それでアンシュラオンと契約したんだってさ」


「ふーん、鍛冶師の才能がないから発掘業者にでもなるつもりか? へっ、お似合いだな」


「あんまり他人のことを悪く言うと良くないことが起きるよー」


「知るかよ。おれは事実を言っているだけだ」



 と、調子に乗っている火乃呼に災難が訪れる。


 夜になり、寝る前に全員がリビングに集合したが、単に和気あいあいとするために集まったのではない。



「ほら、火乃呼。今日の反省を述べろ」


「反省なんてねぇ―――いてっ! 叩くなよ!」



 アンシュラオンに小突かれ、火乃呼が中央に引きずり出される。



「お前は自分に甘すぎる! 『自己批判』ができないのならば、代わりにオレたちがやってやるからな。火乃呼、お前は何の役にも立たない雌豚だ! 生きていて恥ずかしくないのか!」


「誰がめすぶ―――いてぇえええ!」


「雌豚は黙って言うことを聞け! はい、次! ホロロさん!」


「火乃呼、壁が汚れていましたよ。掃除一つもできないなんて、ほんと役立たずですね」


「てめぇはしゅうとめか! ちょっとくらい汚れていても―――いたっ!? さっきから尻ばかり叩くなよ!」


「口答えするな! 次は小百合さん!」


「帳簿が間違っていましたよ。火乃呼さんって、計算もまともにできない『馬鹿』なんですね。こんな低レベルな人、久々に見ました。小学生のほうがまだましですね」


「いたたっ!? なにこいつ!? マジで圧がきついんだけど!?」


「痛くて当然だ。これは【精神ダメージを与える】ための催しだからな!」



 体罰は肉体にダメージを与える教育方法だ。その時の痛みを反射で思い出させ、悪事を踏みとどまらせることができる。


 が、所詮は肉体にすぎない。それで悪癖が直るわけではない。


 であれば、やはり直接心を鍛えるしかない。


 そこで導入されたのが、悪名高き『自己批判』である。



「火乃呼、貴様は何をやらせても駄目なやつだ!」


「鍛冶ができないディムレガンなんて、もう使い道がないねぇ」


「…じー、パンパン!」



 仲間たちが火乃呼の前に立っては、次々と罵倒を繰り返す。(サナは無言で叩く)


 その中でも、とりわけホロロと小百合の言葉がきつい。


 魔石でも使っているのではないかと疑うレベルの精神攻撃だが、単に容赦がないだけである。それだけアンシュラオンの命令に忠実に従っているのだ。


 最初は気丈に振る舞っていた火乃呼も、これがずっと続くとしんどくなっていく。



「ううう……べつに…おれだって……好きでこうなったわけじゃ…ねぇし」



 平時はディムレガンの中でチヤホヤされていたので、こんな罵倒には慣れていないのだろう。


 半べそをかいて目に涙を溜めている。


 とはいえ、自分で批判しなければ『自己批判』にはならないので、単なる悪口攻撃といえなくもない。


 しかし、火乃呼のために攻撃はやめない。



「敬語も満足に教わっていないのか! この雌豚が! けしからん胸をしおって! このこの!」


「うう…うぎぎいいい! そんなに強く…掴むな!」


「お前が心を正すまで、オレは揉むのをやめんぞ! 苦しいが、これもすべてお前のためだ! わかったな!」


「わ、わか……るかああああああああ!」


「この! 教育的指導! 教育的指導! ふんふんふん!」


「ひぎいいいいいっ! あひゃひゃひゃひゃああああ!」


「自分の悪いところを十個言うんだ! さぁ、言え!」


「さ、才能がありすぎるところ……美人すぎてすまねぇ…」


「お前にそんなものはない! 乳がでかい才能しかないんだ! それを思い知るんだ!」


「ぐひいぃいいいいい! や、やめろぉおお! な、何か出る! 出るからぁああ!」


「汁でも母乳でもいいから吐き出せ! 全部吐き出してしまぇえええ!」



 『自己批判』は、自分を見直すために有用なこともある。


 プライドが高い人間が一度落ちた時は、そうしたことも必要になるだろう。


 がしかし、たいていの場合は自己肯定感を失うことにも繋がり、度が過ぎると鬱病にもなってしまう危険な手法だ。


 マインドコントロールなどにも使われるので、良い子のみんなは真似しないようにしよう。お兄さんとの約束だ!


 君がッ 改心するまで 揉むのを やめないッ!



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