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『覇王アンシュラオンの異世界スレイブサーガ』(新版)  作者: 園島義船(ぷるっと企画)
『翠清山の激闘』編
258/618

258話 「白い魔人の妻 その4『クイーンサユルケイプ〈架け跳ぶ夢虹の女王兎〉』」


(小百合さんの動きがまったく読めない! 当てるどころではない! どこにいるかもわからない!)



 途中までの小百合は、『兎足』での跳躍や『跳躍移転』を使ってサリータを翻弄していた。


 ただ、その時まではかろうじて到達することができていた。触れることはできた。


 しかし、今の小百合はあらゆるところに突如出没し、跳躍したと思ったらすっと姿が消える。


 その際にサリータに軽くタッチだけして去ることが、何よりも怖ろしい。


 これは「自分はいつでもあなたを殺せる」という意思表示なのだ。



「うううっ…うおおおおおおお!!」



 パニックになったサリータは、ただ吠えることしかできない。


 そんな彼女を哀れに思ったのだろう。



「サリータさん、これを使ってください」



 小百合が右手を伸ばすと、そこに円形の白いモヤが出現。


 そこから重鎧と大盾が転がり落ちてきた。こちらも予備で買っておいたものである。



「小百合さん…自分にプライドを捨てろとおっしゃるのか!」


「あなたの全力を打ち砕いてこそ、この戦いには意味があります。どうぞ使ってください」


「そんなことはできません! 自分は無手で―――」


「甘ったれないでください!」


「っ―――」


「私たちがいなければ、あなたはすでに死んでいました。魔獣たちに食べられていたでしょう。その現実を知ってください。はっきり言いましょう。それを身に付けても対等にはなれません。私には通用しません。しかし、あなたが納得するためには必要なんです」


「………」


「さぁ、全力で向かってきてください。それを私は受け止めます」


「わかり…ました」



 かなり逡巡したが、サリータは鎧と盾を受け取る。


 だがそれはベ・ヴェルのように、ただ勝ちたいからではない。



(頭がごちゃごちゃだ。ただただなさけなくて仕方がない。何が正しいのかもよくわからない。しかし、当たれば…もし全力で当たることができれば!)



「自分にできるのは、全力でぶつかることだけだああああああああ!!」



 この鎧と盾は、サリータがアズ・アクスで購入したものと同程度の重さである。


 これだけの重量のぶちかましをくらえば、小柄の小百合ならば簡単に吹っ飛んで全身骨折は免れないだろう。


 が、それは普通の状態ならば、の話だ。


 装備を整えて向かってきたサリータを、片腕一本で止める。


 すべての衝撃が、すぽっと小百合の手の中に吸い込まれてしまったため、反動を一切感じずにその場で立往生。



「そんな…嘘だ……ありえ…ない!」



 サリータの中には、まだ全力ではないという『言い訳』があった。


 この戦いでもし負けても、武具がなかったからと自分を納得させてしまう『弱さ』があるのだ。


 それを小百合は―――容赦なく叩き潰す!



「これが現実です。武具を装備したとて、あなたは私の足元にも及ばないのです。私はただの受付であり、アンシュラオン様の妻の一人にすぎません。そんな私程度に、あなたは何もできないのです」



 小百合の瞳が赤く染まっていた。


 ホロロと同じように『白い魔人の眷属』としての力が発動しているのだ。


 唯一異なる点は、そこに相手を見下す感情がなかったことである。それどころか『弱者への憐憫』すら感じさせる柔らかい瞳だった。


 しかしそれは、人間が矮小な虫に感じる小さな哀れみの情でしかない。


 足で潰すのはかわいそうだから気をつけて歩こう、といった程度のもの。相手を思いやるのではなく、自分の誇りや矜持の一部として気にかけている程度のものだ。


 そんな人を超えた存在を前にして、気迫に満ちていたはずのサリータの美しい顔が恐怖に歪む。



「こんな…こんな!! 何度やっても届かない! こんなにがんばっているのに、どうして叶わないのだ! なぜだ! なぜなのだ!! 自分がやってきたことは無駄だったのか!」



 全身全霊で挑んでも勝てない。満足に触れられもしない。


 他の女性が恋愛や結婚、遊びに耽っている間も、自分は努力を続けてきた。女なのに男社会の傭兵の世界で戦ってきた。


 しかし、報われない。


 圧倒的に報われていない!



「サリータさんの努力は無駄ではありません。今までがんばってきたからこそ、それだけの力があるのです」


「足りません! 全然足りないのです! 自分が求めているのは、これ以上のものなのです! こんなんじゃ納得できない!」


「女が荒野で生きるのはつらいですよね。サリータさんの頑固さも、その中でたくさん傷ついて作られたものだと思います。しかし、人にはそれぞれ限界があります。あなたはすでにピークを迎えているのです」


「限界? これが…自分の……限界? そんな残酷な話がありますか? こんなところで私は終わりなのか…それだけの存在だったのか」


「私があなたにできることは【夢】を見せることだけです」



 小百合の左手薬指の指輪が、淡い輝きを放つ。


 これが彼女のスレイブ・ギアス。


 アンシュラオンとの婚姻の絆、愛された証。


 その愛の力が、小百合の背後に『魔石獣』を出現させる。



「うさ…ぎ? あ…え? なぜ魔獣がこんなところに!?」


「これが私がアンシュラオン様より頂戴した力です。どうです? なかなか可愛いでしょう?」


「二本足で立っている気もしますが…」


「四つ足だと不便ですもんね」


「そ、そういうものなのですか? それにしても、あまりに大きい…」



 小百合の魔石獣の名は、【クイーンサユルケイプ〈架け跳ぶ夢虹むこうの女王兎〉】。


 姿は兎なのだが―――とにかく、でかい!


 どう見ても十メートルはある。マンションの三階から四階程度の大きさだと思えば、どれだけ大きいかわかるだろうか。


 その格好も異様で、真っ白な体毛の上に平安時代を彷彿させる『十二単じゅうにひとえ』を着込み、人間のように二足歩行で立っている。


 前足はほぼ手であり、そこには淡い緑色の光を放つ『王笏おうしゃく』が握られていた。


 『クイーンサユルケイプ〈架け跳ぶ夢虹の女王兎〉』が王笏を地面に叩きつけると白いモヤが生まれて、そこから何十匹もの『兎の兵隊』が出てくる。


 こちらも平安時代の狩衣かりぎぬを着込み、手には薙刀を持っていた。


 彼らは女王の前にひざまずくと、静かに命令を待つ。


 そんないきなりの摩訶不思議な光景に、サリータが激しく狼狽。



「わ、訳がわからない! 自分は幻でも見ているのですか!?」


「夢も現実も、自分が本当だと思っていれば同じことなのですよ。これはこういうものなんです。気にしないでください」


「は、はぁ…」


「では、さっそく始めましょう。サリータさん、あなたは頑固で一途で融通の利かない性格をしていますね!」


「改めて言われると最悪な性格に感じますが…」


「いいえ、こんなに強い心を持っている女性は、今時珍しいものです。私はあなたを尊敬しています。ずっとハローワークの受付で大勢の傭兵を見てきましたが、あなたほど真っ直ぐな人は見たことがありません。本当に素敵だと思います」


「小百合さん…」


「しかーし! そんなつらい生活の中で、あなたの中には大きなしこりが生まれてしまっています! これから私がそれを除去します! さぁ、サリータさんの欲望を見せてください!」


「よ、欲望!? そんなことを言われても、どうすれば…」


「何もする必要はありません。私に任せてください」



 再び魔石獣が王笏を叩きつけると、白いモヤが世界の様相を変化させる。


 そこは見渡す限りの『お花畑』であった。



「なっ…森だったはず!? これはいったい…」


「夢虹の女王兎の名において命じます。欲望を解き放ちなさい!」


「っ―――!?」



 サリータの意識が『虹』に包まれて跳んでいく。


 上昇するごとに身体が若返り、幼少期の子供の頃にまで遡っていった。


 まるきりファンタジーであるが、実際に起こっているのだから仕方がない。


 そして、視点が荒野に移動する。



(ここはどこだ…? ああ、見覚えがある。そうだ。私は両親の仕事の手伝いで商隊と一緒に旅をしていて…)



 サリータが八歳の頃。


 両親が雇われていた商隊と一緒に長旅をしていた。商人は貿易商で、より遠くの都市に行けば行くほど利益が出るため、サリータ自身もこうした旅は何度か経験していた。


 当然、商隊は護衛として傭兵を雇う。


 中南部は北部ほど強い魔獣はいないが、弱い魔獣でも一般人からすれば脅威だ。野盗もよく出るため未開拓地域は非常に危険であった。


 その日は、まさにそんな災難の日だった。


 交通ルートを張っていた盗賊団に襲われ、商隊は大きな被害を受けた。


 盗賊団の数は多く、雇っていた傭兵の大半は殺されてしまった。もう駄目かと思った時、一人の女傭兵が飛び出していくのが見えた。


 彼女の名前は知らないが、女の傭兵は珍しいので顔は覚えている。


 赤い服と赤い髪が特徴的で、サリータたち子供の相手もよくしてくれた気立ての良い女性だった。


 彼女は女だてらに大きな剣を振り回し、数の劣勢を物ともせずに盗賊団を撃退。頭目は逃がしたが、こちらの死者の倍以上の敵を殺すことができた。


 だが女傭兵は、その怪我が元で死んでしまった。



(傭兵など所詮は金で雇われた者たちだ。中には逃げ出す連中もいる。だが、あの人は命をかけて戦ってくれた。守ってくれたんだ)



 盗賊に襲われているのに、彼女の背中を見ているだけで安心できた。


 それは彼女が、絶対に背中を見せないで前だけに向かっていったからだ。実際、身体の正面は傷だらけだったが、背中に傷はほとんどなかった。



 その姿が―――素敵だった



 逃げれば命は助かったかもしれないが、その代わり商隊は全滅していただろう。サリータも連れ去られていたかもしれない。



(あの人は大剣を使っていた。私もそれに憧れたが…できれば死にたくはない。だから盾を選んだのだ。誰かを守っても死なないように。助けた人と一緒に笑いあえるように…憧れていながらも違う道を選んだ)



 ベ・ヴェルと出会った時、ふとその女傭兵を思い出した。


 だから気が合ったのかもしれない。



「なるほど、これがサリータさんの過去ですか」



 子供のサリータの隣に白兎が出現する。



「小百合…さん?」


「そうです。この世界では私はウサギさんなのですよ。どうせ『夢』です。起きたら全部忘れています。だからあなたのすべてを見せてください。さぁ、あなたはどうなりたかったのですか? あなたの願望を見せてください」


「あぁ…わ、私は…強くなって……あの人に報いたくて…」



 サリータの意識がまた混濁していく。


 現実なのか幻なのかもわからない世界に上っては落ちていく。


 その中で数多の夢を見た。


 ある夢では、彼女は世界を救う英雄になっていた。それはそれで人々からの称賛が心地よかった。


 だが、これじゃない。


 こちらの夢では、男たちも嫉妬するような優れた傭兵になって大活躍していた。痛快で楽しかった。


 だが、これじゃない。


 あっちの夢では、傭兵にはならず綺麗なお嫁さんになっていた。素敵な夫と巡り合って女性としての人生を謳歌した。


 だが、これじゃない。


 最強の大剣使いになる夢。大富豪になる夢。大勢の男たちに奉仕される夢。好きなものを好きなだけ食べる夢。一国の王になって人々に命令する夢。


 人間が持つであろうさまざまな願望が、その瞬間はすべて現実になり、サリータの欲望を満たしていく。


 しかし、実際に体験してみると案外どれもしっくりこず、魂がひりつくような情熱を味わうことができなかった。



(どこだ…どこだ。どこにある! 私の求める場所はどこだ! あれは…ウサギ? どうしてウサギが…ああ、待ってくれ)



 そんな何百という人生を生き抜いて、欲望が枯渇した時。


 一匹の白兎が現れて彼女を導く。


 跳ね回る兎を追ってたどり着いた場所は、『真っ暗な茨の道』だった。


 厳しくつらい努力の連続と、報われるかもわからない苦痛だらけの道に入り込む。



(足が…痛い。駄目だ…もう歩けない)



 足がボロボロに傷つき、彼女は倒れ込んだ。



(いつだってそうだった。私は自分独りで生きてきた。自分で捨ててきたんだ。それでもいいと思っていた。求めるものが手に入るのならば何を捨てても…。だが、手に入ったものは何もない空虚だけだ)



 疲れきった彼女は、ようやくにして自分を見つめ直す。


 ここで体験したどの人生も独りの力で成功してきたが、成功した頃にはもう誰もいなかった。守りたかった人も守るべき人もおらず、ただただ孤独だけが残った。


 かつて夫にした者も、なぜか顔は真っ黒のまま、よく見えなかった。


 それは他人を拒絶していたからにほかならない。家族になっても心を許さなかったからだ。だから相手の顔が認識できなかった。



(虚しい。こんなことのために生きているわけじゃない。ただ私はあの赤い傭兵のように、自分を捨ててでも誰かを守りたかっただけなのだ。その相手を探していただけなのだ。自分がすべてをかけても守りたいと思える人を)



 そこでようやく気づく。


 自身を縛る思い込みの枷や、自分が他者からどう見られるかといった見栄や虚栄心がすべてなくなり、剥き出しの純粋な心が示された。


 そこに再び白い兎が出現。



「あなたの欲望を見せてもらいましたよ」


「…ウサギさん?」


「長い夢を見ていたのです。もう私の名前すら忘れてしまうほどの長い夢でした。でも、これは一瞬の出来事。どんなに長い夢を見ていても、現実世界ではたいした時間は経っていません」


「私は…どうすればよいのですか?」


「他人にあなたの人生を決めることはできません。自ら決めるのです。しかし、もう答えは出ているはずですよ」


「待って…待ってください…あなたはいったい……」


「自分の心に素直になってくださいね。では、お先に失礼します。うさぴょん!」



 白兎が光の中に消えていく。


 それと同時に世界が再び花畑に戻り、サリータの意識も静かに落ちていった。



「すー…すー……」


「気持ちよさそうに眠っているね」


「きっと楽しい夢を見ているのでしょう」


「どんな夢を見せたの?」


「サリータさんの中にあった願望を、そのまま夢にして見せました。ちょっと力が入りすぎちゃったので、今回は長く眠ってしまいましたけどね」


「起きたら全部忘れているんだよね?」


「そのはずですね。ただ、精神に刻まれた波動は残っていますから、影響力は行使できるはずです。目が覚めた頃には、きっと前よりも素直になっていますよ」



(さらっと、とんでもないことを言っているんだよなぁ)



 アンシュラオンはサリータの寝顔を見つめながら、小百合の能力の怖ろしさを痛感していた。



(小百合さんの魔石獣、『クイーンサユルケイプ〈架け跳ぶ夢虹の女王兎〉』の能力は【空間操作】と【夢操作】だ。空間操作はポケット倉庫に使われている空間術式と同じようなもので『跳躍移転』等で発揮されるけど、真に怖ろしいのは夢操作のほうだ)



 小百合が神出鬼没な動きを見せたのは、『夢の架け橋』というスキルで空間を操っていたからだ。


 各所に作っておいた白いモヤは繋がっており、そこに飛び込むことで短距離での空間移動を可能にしている。それだけ見れば暗殺者の技に似ているが、こちらは魔石獣が持つ『スキル』である。


 鎧と盾を出したのも『夢の巣穴』というスキルで、特殊な空間を作り出すものだ。ポケット倉庫に酷似しているが『人も入れる』のが特徴である。その気になれば、能力発動中は中で暮らすこともできるだろう。


 ただし、この能力は本来の力の副産物のようなものだ。本当に怖いのは、今述べたように『夢操作』にこそある。


 なにせ最初の『見えない奇襲』の正体こそ、小百合の魔石獣による『精神攻撃』であった。


 それをホロロの魔石の精神感応を利用することで、効果範囲を拡大して発動。


 サリータとベ・ヴェルの意識を同時に夢の世界に飛ばしたのである。



(簡単にいえば『夢属性の状態異常攻撃』だ。これを本気でやられたら普通の人間はお手上げになる。意識を失うだけでも致命的だからね)



 夢を見させるスキルには二種類あって、まず『夢見る女王兎の虹』によって、相手の精神に干渉して【肉体から精神体を切り離す】。


 人間の意識は精神体あるいは霊体のほうに格納されているので、この段階で相手は意識を失って肉体の制御ができずに倒れる。いわゆる強制睡眠状態に陥るのだ。


 さらにここから『夢の空間』を生み出して、切り離した精神体を一時的に【幽閉】する。


 さきほどサリータがさまざまな夢を見ていたのは、仮想空間での疑似体験であった。



(たかが夢と侮ってはいけない。当人は夢を忘れていても、夢を見ていた事実は消えないんだ。目が覚めても記憶と印象は残り、現実世界での行動に大きな影響を与える。たとえばお菓子を食べる夢を見せたら、現実でもお菓子を食べたくなる)



 マイルドな例を出したが、実際のところ『洗脳』である。


 ホロロが精神に痛みを与えてしつける能力だとすれば、小百合の能力は【知らない間に精神をいじられて行動を操作されている】という非常に危険なものだ。


 どんなに強い武人だろうが、夢に対する耐性がなければ逃れるすべはない。


 実際、最初の奇襲の際には『悪夢』を見せることで『恐怖』と『トラウマ』を与え、行動を制限することに成功している。


 ベ・ヴェルがホロロに最初から恐怖心を抱いていたのは、彼女に惨殺される夢を何度も見せたからだ。サリータに対しても失敗のイメージを何度も与え、挫折感を助長させるようにして支配しやすくしていた。


 これこそ『夢見る女王兎の支配』という凶悪なスキルであり、今回は手加減をしたが、本気で発動させれば相手を自発的に自殺に追い込むことさえできる代物だ。



「ホロロさんのほうも片付いたようですし、サリータさんを運んじゃいましょうか」



 そう言うと、サリータの足を引っ張ってずるずる運んでいく。


 その顔は満面の笑顔であった。



(あー、運び方が雑だよ! 頭が地面にこすれてるって! 小百合さんっていつもニコニコして明るいけど、いざとなったら平気ですごいことをしちゃうんだよなぁ)



 さすが序列三位。


 四位も怖いが、三位も違う意味で怖ろしい。




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