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ダーツで始まる異世界転移冒険録〜【阻害】スキルが存外チートだった件~  作者: 奈良よしひろ
2章~自分の行き先はダーツでなんて決められない~
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第39録 作戦会議②

前回のあらすじ

・【分析】を詳しく調べてみる

・マリアさんの考えとは?


今回は驚愕の秘密が明かされる!

 

 対闇ギルドの作戦会議。

 先程は俺の【分析】スキルによって、その拠点を突き止める事に成功した。なので次はその攻略手段を考えるはずだったのだが、何やらマリアさんに手があるらしい。


「何とかするって……一体どうするつもりなんですか?」


 相手は数が多いわけで、俺達三人でも厳しいというのが本音だ。

 だというのにマリアさんだけで何とか出来るとはどういうことなのだろうか……


「うふふ~、理由は私のスキルにあるわ~。マキジくんも秘密を教えてくれているわけだし~、そろそろ私のステータスも見せてあげるわね~」

「……いいんですか? さっき伯爵には冒険者は手の内を簡単に見せないって言ってましたよね?それにアンジェさんがバラそうとしてたのも止めてましたし……」

「アンジェは本人の許可を得ずにバラそうとしたからよ~。それに私だけがマキジくんの秘密を知ってるのはズルいもの~、だから私の秘密も教えてあげるのよ~」


 ……マリアさんがアンジェさんのスキルをバラしたのはいいのか……?

 過去にアンジェさんがどんな扱いを受けていたのかちょっと気になるな……

 等と思っていると


「えぇっと、えぇっと……! 私も何かマキジくんの秘密を知ってる訳ですし、何か秘密を教えた方がいいですか!?」

「いや、そこは対抗しなくていいんじゃないかな……」

「そ、そうですかね……?」


 こういう時たまにマールが対抗しようとするの、凄い可愛いなぁと思ってしまう辺り俺はもうダメかもしれない……

 あ、いかんいかん。話が脱線してるな。


「取り敢えず話を戻しましょう……マリアさんのステータス、見させて下さい」

「はぁい、これが私の冒険者カードよ~」


 さて、謎に包まれたマリアさんのステータス、遂に御目見えだな!


 名前:アンナマリア・レムリア

 年齢:186才

 状態:普通

 所属:冒険者


 ステータス

 Lv.147

 HP:4870/4870

 MP:200/6280

 STR:B

 VIT:B

 DEX:S

 INT:S

 AGL:A

 LUK:B


 所持スキル

【拳闘術Lv.4】【土魔法Lv.5】【探知魔法Lv.5】【鑑定】【補助魔法Lv.3】【精密細工】【並列思考】


 ……なにこれ。


「……なにこれ」


 考えてることと口に出した言葉が同じになる程度にはもう、なんて言っていいかわからないんだけどこれ……え? ステータスこれで合ってるの?


「……マリアさん、その、レムリアって言うのはもしかしなくても……」


 マール! やめて! ステータスがおかしいのだけでも大概なのにそれまで突っ込むともう収拾つかないから!


「えぇ、そうです。現レムリア王国の王家からは除籍していますが、私は確かにレムリア王家に連なるものです」

「!? マリアさん……?」

「なんだか雰囲気が違います……!」


 なんだか雰囲気が……それに喋り方も……

 何より、いつも殆ど閉じている目が開いていて、綺麗な金色の瞳が見えている。

 確かゴブリン討伐任務の時も一度だけ雰囲気が変わったような……


「はい、マリアでも構いませんが、出来ればアンナと呼んでください。彼女と私は同じで別の存在ですので」

「それはスキルに関係が……?」


 マリア……いや、アンナさんのスキルには【並列思考】がある。

 恐らくこれの影響じゃないかな……後で【分析】させてもらえないだろうか。


「恐らくそうではないかと思いますが、今はそれは置いておきましょう。私のスキルを使った闇ギルド拠点の攻略方法をお話しします」

「「は、はい」」


 普段のマリアさんはおっとりとした母性的な雰囲気があるが、今は凛々しく高貴な雰囲気がある。

 お陰で俺とマールはただ頷くことしか出来ない。


「私が土魔法でゴーレムを扱うのは、道中マリアが見せたと思います。今回はそれを応用するのです」

「応用……ですか?」

「そうです」


 応用、ねぇ。まぁ俺は土魔法自体なにが出来るか知らないから想像すらつかないわけだが……


「この街の建造物は全てレンガ造りなのは見てわかると思います。なので……」

「……もしかして、建物の建材をゴーレムにしてしまうつもりですか!?」


 アンナさんが説明してるときに、気付いたマールが声を上げる。


「でも建物の建材には全て対魔法処理がされていて、魔法が効かない筈ですよ! 一体どうやって……!」


 ……流石に建物とかの建材はそう言う処理をされてるんだな。まぁ魔法のある世界だし当然か。

 しかし、マールの言うとおりなら本当にどうするつもりなんだろうか。


「そこでマキジくんの【阻害】が役に立ちます。私の予想では【耐性阻害】と言った形で使用すれば対魔法処理を抜けて魔法を通せると考えています」

「……成る程、確かにそれなら行けるかも……」


 今までの【阻害】スキルの効果を考えると恐らく上手くいくだろう。【阻害】をかけたあとはアンナさんが建物そのものをゴーレム化してしまえば、敵は文字通り袋のネズミと言うわけか。


「なんだが私の出番は無さそうですね……」


 話を聞いていたマールはちょっと寂しそうだ。まぁこればっかりは仕方ないだろう。


「大丈夫よ。マールさんにもちゃんとお仕事はあるわ……さて、そろそろ私はマリアに意識を戻すけど、私の正体のことは秘密にしてね?」


 粗方作戦をいい終えたアンナさんはマリアさんに戻るといい、最後にウィンクをひとつして、目を瞑った。

 すると……


「……と言うことで~私の秘密は驚きの二重人格者というものでした~。驚いた~?」

「「色々驚きが大きすぎましたよ!?」」


 いつものおっとりマリアさんに戻っていた。

 いやほんと、作戦云々以上に凄い事実を知ってしまったのだが……まぁもし今度アンナさんが出てきたときには色々と聞いてみよう。


 しかし、王家を除籍されているって……折角マリアさんの秘密を知ったのに更に謎が深まったような気がする……なんか闇ギルドよりもマリアさんのほうが怖いぞ……


「……まぁ今は闇ギルド、ですね。取り敢えずアンナさんの作戦通りやってみますか」

「頑張ってくださいねマキジくん!」

「お願いね~」


 どうなるかはやってみてのお楽しみ、さぁ作戦実行と行くか!

続きが気になるぞい!な貴方も、なんじゃつまらんのぅ、な貴方も下の☆から評価して頂けますと作者が泣いて喜びます。

気に入って頂けたらブックマークも宜しくお願いします~。

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