24話
遅れてしまいすみません。
視点変更サラ
私とフレイさんは今仮面の男のウェルに連れられてこれから私達が
住むことになる部屋に案内されています。
「お二人さ~んそんな無言でついて来るのではなく何か喋っていても
いいのですよ~。私語厳禁なんてつまらない事は言いませんので~。」
私とフレイさんはその言葉に顔を見合わせます。
「あ、これは別~に僕が沈黙に耐えられなかったとかじゃないから~ね。」
「それは自分で耐えられなかったと自白しているようなものでは
無いですか?」
「・・・」
「仮面の男よ沈黙は肯定と同じだぞ。」
その後ウェルが黙ってしまいそのまま部屋につくまで沈黙のままだった。
「さ~あ、ここが今日から君たちが過ごしてもらう部屋だ~よ。」
「ここですか...?」
私たちが案内された部屋はまるで掃除されておらず何か変なにおいが
する。ソファーやタンスなど最低限の家具があるから生活するのには
問題ないがそれでもとても生活できる環境ではなかった。
「おい仮面の男!」
「は~いなんでございますか?」
「なんだではない!いくらなんでもこんな汚いとこで生活できるわけ
無いだろう!なんだここの汚さは!確かに今の私たちはこの城の
中では最底辺の立場にいるだろうがこれならまだ奴隷の檻の中の
ほうがきれいだったぞ!」
「そのことな~ら問題ありませ~んよ。これからそんなことを
心配することができな~くなるようなこと~がありますの~で。」
すると私たちが来た廊下のほうからぞろぞろと足音が聞こえてきました。
「ウェルさん今回の獲物はこいつですかい?」
そこに現れたのは豚の頭とこぶとりした体系をしたオークだった。
しかも5,6体ではなく確実に数十体はいる。
私も魔王討伐軍にいたときに何度も見ていますが、今ここにいる
オークたちはそのオークたちとは何か違うものを感じました。
オークとは人型の異性であれば相手が誰であろうと襲ってくる魔物で
オークに捕まったが最後ほとんどの抵抗なく心が壊されるくらい
おもちゃにされると教わりました。そんな女の敵のような奴らが
今私たちに対して獲物といいました。それはすなわち...
「あ~あそうだ~よ。君たちの好きにしていい~よ。」
「ひゃっはー!!さすがウェルさんこんな粋のよさそうな獲物を
回してくれるなんてさすがだぜ!」
「いつももう終わりだろってやつばっかり回されるから全力出せなかった
けど、こいつは加減の必要はなさそうだな!」
「たぎってきたぞー!!!」
「早くやらせてくれー!」
「はあはあはあ。」
オークたちは皆興奮しまくっているのに対して私たちは顔を青くしていた。
「仮面の男貴様これはどういうことだ!」
「どうもこうもみたま~まですよ。」
「貴様!」
「はいは~いあきらめてくださ~いね。じゃあオークの皆様ど~ぞ
お楽しみくださ~いね。」
「「「「「「「ひゃっはあああああ」」」」」」」
「くっ」
数十のオークたちは興奮のすえ雄たけびをあげると
獲物に向かってまっすぐ突進していった。
私たちはうつろな目で事を見ていた。
「こいつはいいぜ!やってもやってもまだやりたりねーぜ!」
「おい次の奴呼んで来い!」
「超気持ちいぜ!」
「はあはあはあ。」
もう何体のオークが出入りしたのか覚えていない。
それだけ激しくことがなされている。
「どうで~す?気持ちがいいで~しょ?」
私たちは答えない、いや答えられない。
あまりにも目の前で起きていることがすさまじく考える余裕がない。
「だから先程いったでしょ~お。部屋の心配をする必要はな~いって。」
確かにこんなことになるのなら部屋が汚いことをいちいち
気にかける必要はない。
「すさまじいでしょ~お。オークた~ちの...」
だからそろそろ頭で理解しようちゃんと現実を受け止めよう。
私とフレイさんはうつろな目でお互いを確認した。
その顔ははおそらく同じことを思ってているだろう...
「大掃除わ~あ。」
なんだこれ、と。
皆様はなんだと思いました?




