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九話

ここからサラの視点です。

これが少し続きます。


視点変更 サラ


私の名前はサラ

貴族の家に生まれた訳じゃないので

家名はありません。


私は子供の頃にスキルが発現しました。

といっても人間生きているなら

その内スキルを手に入れることはできます。

しかし、私のスキルは少し特別でした。

「賢者」それが私に与えられたスキルです。

スキルの内容は魔法を生み出し、

既存の魔法を他の誰よりもうまく使える

というものです。


ですがこのスキルを本格的に使うように

なったのは最近です。


魔王が出現したのです。

しかもその魔王は龍王と結託して

勢力を拡大していったのです。


今の所私達人種に被害は

出ていません。

しかしそれがいつまで続くか

分かりません。

そこで人種は国同士で結託して

魔王討伐軍を結成したのです。


私も「賢者」というスキルを持っていたので

兵になるように徴集されました。


しかし私は幼馴染のシードと結婚する

そういう風に思い生活してきました。

したがってスキルの訓練なんてまったく

してきませんでした。


私は自分が行っても力になれないことや

あと半年でシードと結婚するから

諦めてほしいと神官さんに言いました。


神官さんは力の使い方はレクチャーするし

身の安全は保障するから人類の為に協力して

ほしいと懇願してきました。


私とシードでそれでも渋っていると

勇者ブレイ様が現れてくれました。

そしてサラさんの安全は僕が守ります。

といってくれました。

この時私は自分の胸が少しときめいて

しまって困惑しました。


結局神官さんとブレイ様の説得に

押されて私は同行することになりました。

シードもついて来ようとしてくれたのですが

私みたいな特別なスキルも無かったし

いち村人だったシードが自分のスキルを

しっかり使いこなせていませんでした。

なので神官さんは

「あなたのスキルとあなた自身の能力では

 この先すぐに死んでしまいます。

 それを私たちはよしとするほど鬼畜では

 ありません。なのであなたの同行は認められません。」

とシードの同行を拒否した。

シードは自分が絶対について行けないことを悟ると

ブレイ様に「サラを頼む」と頭を下げていました。

ブレイ様はそれを快く承諾してくれました。

そして私たちの魔王討伐の旅は始まりました。

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