番外編 コラム「魔法の種類と世界観」
魔法・・・魔族が当たり前に使っていた技術を人間が改良して使いやすくしたもの。今は人間の方が魔法技術は高い。
自分の思い、願いを魔力に乗せて自然に語りかける事で空間に変化をもたらすというもの。
特性として得意な人や苦手な人がいる。遮蔽物があると発動しないなどがある。
魔法は大きくわけて三種類
生成魔法・・・物質を生成する魔法。また、作った物質の性質をいじったりもできる。構造が複雑なものは生成できない。例(水を生成し成分を毒素に変化させたものを毒魔法と言われる、ほかに動物を生成して共闘させる獣生魔法という高度なものもある。)
操作魔法・・・主に質量がある物に運動を加える魔法。例(石などを浮かせ、加速し投射する技術を投石魔法という。念道力のように使える使い勝手のいい魔法。)
熱力魔法・・・空間の熱を変化させる魔法。例(単純に熱を加え、火を起こす炎熱魔法、熱を奪い冷却する氷結魔法の他に熱で空気の流れを作る風魔法、氷で摩擦を起こし電気を作る雷撃魔法など幅広い。)
また、上の3つに該当しない魔法も存在する。
武装魔法・・・今はその技術が失われて久しい古代魔法の一つ。古代生成魔法とも言われる。生成魔法では不可能な構造が複雑な物や現実には存在しない物を生成できる魔法。
手術魔法・・・今はその技術が失われて久しい古代魔法の一つ。古代操作魔法とも言われる。本来不可能なはずの遮蔽物越しの操作魔法(体内など)が出来る。
強化魔法・・・今はその技術が失われて久しい古代魔法の一つ。古代熱力魔法とも言われる。本来不可能な遮蔽物越しの熱力魔法(体内)で、代謝をあげ、身体能力を極限まであげることが出来る。
拳闘術の秘技、鬼門法と何か繋がりがあるのかもしれない。
世界観・・・中世と現世が入り混じった剣と魔法の世界。電気という概念はなく魔法で人々は便利な生活を行っている。
世界の征服を続ける魔族とそれに対抗する人間は長い間戦争を続けている。
ソルの父親、キールが魔王を封印した事で魔族の征服活動は今のところ停止している。よって今の世界は平和と言える。
兵士などの戦闘員職は魔法使いの他、剣士や拳闘士などがいる。
この話では魔法使いが多く描かれているが剣士や拳闘士も極めると魔法使いと互角に戦える。
大魔法使い・・・いつも世界に7人存在する最高クラスの魔法技術を持つ魔法使い達の事で、欠員が出ると新しくメンバーが加わり、常に7人の状態になっている。
ソルの両親はどちらも大魔法使いだった。
大魔法使いになると通り名が付けられる。キール(ソルの父親)は「無限の魔法使い」ニーナ(ソルの母親)は「爆破の芸術家」と呼ばれいていた。