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魔法の使えない魔法使いはしぶしぶ筋トレを始めました。  作者: スフレ
第1部「魔法の使えない魔法使い」
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体育祭1

今日は体育祭だ。

魔法学校では学年別でチームになり戦う。

1、2、3、4、5年生で5グループ。学年が上がるごとに選手が強くなっていくが、意外と厳しいこの学校では退学する人も少なくないので学年が上がる事に数は少なくなる。

戦力差はほとんどないと考えていいだろう。


ちなみに1年生のリーダーは俺である。身体能力で言えば多分この学校で1番高い俺が適任というわけだ。


午前中の競技は徒競走、リレー、綱引き、玉入れと良くあるものばっかりで、しかも魔法禁止。魔法を禁止された魔法使い達によるゆるーい戦いが繰り広げられる。俺は適当に力を抜いて乗り切った(しかし、それでも1位になる)。


問題は午後の競技だ。

「棒倒し」

午後は全てのこの競技の時間だ。

学校の裏にある山を一つ使った競技。

ルールは各学年1本ずつの丸太を渡され、山の好きなところに立てて、それを各学年で倒し合うというものだ。最終的に棒が倒れずに残っていた学年の勝利。魔法使用OKで毎年けが人多数、死者が出ることもあるという過激な競技だ。


エリスが作ってくれた弁当を食べながら1年のリーダーとして作戦を立てる。

だし巻き玉子美味い。








ウーウー とサイレンが鳴っている。競技開始の合図だ。

1年の作戦は単純明快、俺とエリスが他の学年の棒を倒しに行ってそれ以外の1年生で棒を死守するというもの。簡単だろ?

半分の人が反対したが1年生の座学と実技の点数トップが考えた作戦なのだ。有無は言わせない。って言うとみんな黙った。


さぁ、戦闘開始だ!

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