表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生活魔法が強すぎるんだが?  作者: 晨具
魔法武術学校
37/37

フロイトと眠たい授業

 翌朝、眠たい目を擦りながら一時限目の授業に出る。


 剣術Bと体術の合同授業だ。

 最初に覚えることが似ているということで、一緒にやってしまうらしい。


 「じゃあ、一列に並んでー。まずは後ろ回り受け身から。」


 先生がお手本を見せたあと、生徒がそれに続く。


 授業はひたすら受け身をやった。

 剣を持つこともなく、技を覚えることもない。

 体育館の中で受け身を繰り返す。


 後ろ回り受け身。

 前回り受け身。

 後ろ受け身。

 前受け身。

 横受け身。

 飛び受け身。


 身体に染み付くまでひたすら繰り返す。

 なんでも、授業中に打ちどころが悪くて死んでしまった生徒がいたらしい。

 そのことがあって以来、初めの授業は受け身と決まったそうだ。



 「次の授業では、技や組手試合をやるから。この授業受ける奴は、受け身がしっかり出来るようにしておけー。これ宿題なー。」


 そうして、一時限目が終わる。


 受け身の染み付いてる俺にとっては、全くいらない授業だった。





 二時限目は攻撃魔法学。

 担当の先生は、算術学担当でもあるナギ先生だった。

 どうやら、こっちも担当教科らしい。


 「各自用意された的に向かって、最長ルートでの魔法を放ってください。 それでははじめ!」


 なんともテキトーな授業だった。

 理論を理解するでもなく、攻撃魔法の有効活用をするわけでもない。

 ただただ魔法を放つだけの授業。

 これってわざわざ授業でやる必要なくないか?



 「あの、先生。わたし攻撃魔法撃てないんですが....。」


 一人の生徒がナギ先生に質問する。

 確かに、この中には攻撃魔法を使えない生徒が何人もいる。

 かく言う俺もその中の一人だ。


 「出来ない人は昼休みにして構いません。もちろん見学してても大丈夫です。」


 クソ授業だった。

 出来ない人に教えることはないらしい。

 本当にわざわざ授業でやる必要がない。


 「あ、フロイトくん。ちょっと来なさい。」


 仮眠しようと寮に戻る俺を、ナギ先生が呼び出す。


 「フロイトくん。昨日、校長先生のところ行かなかったでしょう? 今からでいいので、行ってきてください。」


 あ、すっかり忘れてた。

 そう言えば、そんなこと言ってたなー。


 「あの、校長室の場所が分からなくて..」


 「そうでしたね。 校長室は教員棟3階の東奥ですから。 ちゃんと行ってきて下さいね。」


 ナギ先生に念押しされ、俺は重たい足取りで校長室へと向かった。

すこし休載します。

校長のキャラが全く定まりません。。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ