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しるし2(詩集)

First Story

作者: さゆみ

ノレないノレない

朝にノレない

眩しくてノレない

時計の針にノレない

化粧にノレない

チャリにノレない

メロディーにノレない


そんな日なんだよ

動けないカラダを

朝に結んで

操り人形のように

出て行くんだ

せめて澄んだ空が見えたら

春の靄の中は みんな白くて

それも叶わないよ


ノレないノレない

人並みにノレない

靴音がノレない

信号の青にノレない

時刻表にノレない

電車にノレない

テンポにノレない


朝が動いても止まったまま

共存する内側と外側

ただ引っ張る

世間というクサリ

居場所を失くしたくないから

それだけで千切れないクサリ

悲しいクサリ


ノレないノレない

仕事にノレない

心 立ち尽くしたまま

せめて昼休み スペインみたいに

シエスタ気取り眠りこけてしまいたい

夢を見ていた マジか?

上司に起こされる




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― 新着の感想 ―
[一言] さゆみさま わたしも今日そんな感じでした。。共感を覚えました。
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