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プロローグ
たった一人の人間に、心を動かされ、悲しくなり、嬉しくなり、愛しくもなる。
そして、憎しみの心も生まれる
愛というものは、本当に恐ろしいものだ。と、私は思う。
そして、どうしようもなくそんな恐ろしいものに惹かれてしまうのは、私が学習能力のない
ただの人間だからなのだろうか。それとも、また違う理由なのか・・・
いずれにしろ、人の恋を悟れるほど大きな人間でもない私に理解できるはずもなく
ただ、ひたすら、人を想うだけ。
等身大で書きました。
奈緒の気持ちの変化や、巻き起こる様々な人間模様をリアルに表現できたらいいなと思います。
最後は涙なくしては読めなくする予定なのでお楽しみに…