隣人Iさんと私の確執
隣人Iさんと私の確執。40年前、隣に住んで居たIさんは、今はクレーマーと言われている。今回擁壁補修工事をお願いしたのであるが・・。それも、お隣との確執が凄いのでと、工事者側から、断られたのである。その意味が解らなかった。Iさんは、今回も私を罵っている。私もあんな風に言えたら、面白いかも知れない。只・・口があれ程回らない。
2月25日土曜日・AM9時30分・晴れ・・早春の温かな日であった。只・気持ちは、いまいちしっくりしない。昨日夕方、擁壁補修工事をして貰う事が急に決まったからであろうか。駐車場の隣のIさんに工事の報告をしていない。(今は一人暮らし)昨夜電話をしたけれども留守であった。留守電に録音して居る。我が家から車で30分かかる、駐車場(昔住んで居た家の跡地)に向かっている処。9時には作業に入っているとの事・・。親切なブロック工事の社長さんだったし、見積もりも納得できたので即お願いしたのであった。駐車場の仲介を頼んで居る、信頼できるE不動産の下請けさんである。職人さんに、お茶を出す為にスーパーに立ち寄り、現場に向かう処である。お茶は、冷たくても熱くても時間を置くとぬるくなるから・・果物が良いかなぁ。伊予柑・・今の時期美味しい。果物はジュースよりジュゥーシィと思って居る。それとドーナツにしようかな。職人さんは2人かな?労いの積りであるが・・仕事の手を取るから・・邪魔になるかも知れない?いろいろ思案しながらの運転である。昨日夕方、E不動産から連絡が入り、急きょ今朝9時から・・という事になった。職人さんが仕事の工面をして下さったからであろう。隣人のIさんとは・・40年前に隣に住んで居て、子供達が小学生の頃は仲良く子育てをしていたのである。その後私達は転勤となり5年、その後市内の社宅に住んで後に現在の家に住んで30年が過ぎて居る。昔の家には父が一人住んで居たけれど他界して、かれこれ20年になる・・。その後は畑にして10年が過ぎ、駐車場にして1年になるという処・・。
大橋を渡り、ウインカーを右に出した処で赤信号・・信号待ちをしていた。その時、スマホのメロディ~~「はい・・ぁ・おはようございます。今・・向かって居る処です」E不動産からの電話であった。(担当は柿山さん・女性・40歳前後)職人さんのおやつを買いにスーパーに寄って、それから向かう積りである。「それがですね・・ブロック屋さんが工事を断って来たんです。お隣との間で確執が凄いので、出来ないと言うのです」「えぇっ!確執と言っても・・土地を売らないと言うだけですよ」「E不動産も出来ません・・」「あ~そうですか、分かりました」車の中・・信号待ちでもあるし・・。それで電話は切った。移動中を狙っての事かな?不動産屋に仕組まれたのか?この処・・人を疑って掛かるようになった。そう言えば・・2~3日前から可笑しい。思い当たる言葉がある。
信号は青になった、そうそうスーパーでおやつを買う必要は無くなった!右に曲がらず、直進して小路に入り、ターンして左方向にある駐車場に向かうのであるが・・。拍子抜けしている。当日になって工事者側から、断る事があるん?。訳を聞きたいけれど・・。隣との確執が凄いので、補修工事まで断られたのである。先ずは行って見なければならない。隣のIさん、今日は居るかな?昨夜は二回電話をしたけれど居なかった。入院したという様な事は無いよね・・。一人あれこれ思うのである。団地に入った・・静かな団地である。土曜日と云うのに、子供達の遊ぶ姿はない。出来てから60年以上になる古い団地だからであろうか。家も土地も人も新旧入れ替えと言う時期なのである。老人は施設に入り、若い人は子供達を育てる為に、この団地を選ぶのであろう。そうそう石積み擁壁補修部分を見てからと思った。駐車所の一段下を通った。やはり・・工事はしていない。道具などの段取りの気配も無かった。直ぐに帰ったのであろう。作業者の手配までして貰って居るのに、何で待って居てくれなかったのだろう。10分も掛からない処に居たのにな・・。駐車場に着いた。いつものように掃き掃除をし・・釘などの異物が落ちて無い事を確認をした。隣のIさん家のピンポンを押す。返事は無し!如何したものかと、もう一度押す。仕方なく電話をして見る。居ないなら、留守電に入れて置こうと思った。「今日の工事は取り止めとなりました。隣との確執が凄いので、という事で断られたんです」留守ならば、早く伝えて置かなければと思った。入院して居るのだろうか?前々から病気的な言動をする人なのである。
その日・・帰り道にあるホームセンターの受付で、擁壁補修工事の見積もりを依頼して居た。去年Iさん宅の為に、目隠しフェンス工事をして貰った。丁寧な仕事であった。ホームセンターが業者を選んでいるからかな。隣のIさんも珍しく・・出来栄え良い!と気に入って居た。何より良い事は、私にポイントが付く・・フフフ。
疑問に思うのは・・今回受けた工事を業者側から、急に断った本当の理由は何なんだろう?その後続いて・・内も、E不動産も出来ませんと迄言った・・。何でだろう?隣と確執があったら、補修工事が出来ないかなぁ?駐車場仲介ならば・・出来ないという事もあるかも知れない。難しい人が居るから、入庫者敬遠するのかな?これが本当の意味かも知れない。不動産屋から断ると客は恨みに転じるから、はっきり言えなかったのであろうか?下請けの作業者に言わせたのかな?それに専属専任と違い、一般という仲介形式の場合は月々の手数料は取らないのだと言う。契約書を作って契約して、礼金と車検の時の証明印のお金だけ、という事らしい。儲からない、面倒くさい。何とかして売らせたいのであろう。前もってIさん家に工事の挨拶に行きますと言った時・・。まだいいです。受けないかも知れないと言った。ちょっと可笑しい・・。 去年まで畑にしていた処に駐車場を造った。別の業者の仕事であるが、石積み擁壁のセメント塗り工事をして、まだ1年経っていない。隣のIさんとの境目から1メートル、ヒビが縦に入っている。隣との境目はセメントが剝がれそうなのである。工事をして貰った、0不動産とは拗れて仕舞った。Iさんに忖度して、売るように話を持って来るので、とても恐ろしかった。それで駐車場の仲介もお断りしたのである。今はE不動産に仲介をお願いして居る。E不動産の社員さんも、紹介のブロック工事屋の社長さんも親切に対応して貰っている。
1週間前の2月17日金曜日・現地で・・「1年ですか?1年でこれでは酷いですね。少し糊を多めに入れて見ましょう。他の処も点検して補修して置きますよ」「境目から1メートル・・違う日に施工しているんです。違う人がして・・セメントと砂、糊、水、割合が違うと思うんです。浮いて居る処は、剥いで下さるでしょう?」「はい・そうします。叩けば解りますから。私達はひび割れが入るといけないから、1日で仕事が済むように段取りしていますよ」「そうなんですか。それから・・上の方ですが、隣のIさんの土地のブロックの処なんですが・・ブロックに隙間があるでしょう。そこにセメントを詰めて頂きたいんです。去年、内の工事をする時に・・Iさんは工事の人に頼んだそうですが、断られたそうです。その余ったセメントはどうするんですか?と聞くと・・余ったセメントは捨てても、余分な工事はしないと言ったそうです。Iさん曰く、以前はあれ程隙間はなかった。(壊れそうな処は、業とちょっと壊して置く・・そんな習慣のある人なのかも知れない)だからそこを押して、セメントを詰めて下さいね。応急処置ですけどね」「いいですよ・・余ったセメントでして置きますよ」「ありがとう御座います。安心しました。宜しくお願いします。Iさんに伝えて置きます」「明日には見積もりを出して置きます。職人の手配をして置きますよ」「お安くして下さいね。宜しくね」という事であった。
2月18日土曜日・夕方・・E不動産から電話である。担当の柿山さん、この頃声のトーンが高い事が気になって居る。何かあるのかな?嘘とかたくらみがあると、人は何らかの信号を出していると思う。「見積もりを持って来られました。送りましょうか?」「お願いします。今日はちょっと、疲れましたので・・」「10万円・・」えぇっ!と思った。此処で見積価格を言うかな?可笑しい・・去年、擁壁全体工事で15万円である、高い!一部分の工事でもそうなるんですか?とはまだ言ってはいない。「見積もりを見てからにします」部分に分けて見積もりします。と聞いて居るから、省く所があるかも知れないと思った。「では今日・・投函しますね」「すみません・・よろしく。隣のIさんに挨拶して置きます」「まだいいですよ・・受けるかどうか?」電話を切った。ここが可笑しいと思った。受けるかどうかと言うかな?後でブロック工事屋さんまだ居られますかと電話して・・「剥がれそうなセメントは、取ってから塗って下さいね」重ねてお願いをしたのである。「もちろんですよ」と言って貰った。良かったと思った。
2月21日火曜日・・郵便がまだ来ない。11時過ぎE不動産に電話する。「お世話になります。この頃土日が休みですから、郵便がまだ来ないんですよ。2時頃には届くでしょう。それと去年、擁壁工事全体で15万円なんです。補修部分・・1.5m位として、倍の手間をかけて貰ったとしても、10万円は値段高いと思うんですよね。まだ見積もり見て居ないからですが・・」「土曜日に郵便、確かに投函しましたから・・届くと思いますよ。価格は直接話して見て下さい。固定電話に掛けて貰ってもいいですか?」「はい・すみません。宜しくお願いします」
少しして電話があり・・去年全体で15万円であった事。1m~1.5m位の部分的であること、手間を倍掛けて貰ったとしても高いような気がします。と言うと・・職人2人に払い・・と、説明を聞いた。
2時過ぎ郵便が届く・・。一式~4万4千円。嘘ぉ!電話で聞いた、10万円が嘘である。何でだろう?直ぐにE不動産に電話してお礼を言う。電話口は男性役員さんであろうか・・「E不動産さんには、手数料は払わなくていいんですか?ありがとうございました。契約進めて下さい」と、お願いをする。夕方、ブロック工事屋さんにも電話をした。仕事の段取りがあると思ったから・・それと、E不動産から10万円と聞いて居たものですから、失礼しました。聞き間違いですかね?工事屋さんにも、意味は分からない。何かの交錯かな?宜しくお願い致します。と言って電話をきった。
2月24日金曜日・・11時過ぎ・・会社の仕事も一段落して居る頃かな?と思いながら電話して見た。「お世話になります。柿山さんですか」「は~い・お世話になります」柿山さんのちょっとトーンの高い声・・元気なのであろう。「あのー工事の契約とかは、如何したらよいですか」「はい・・もう発注をかけて居ます。工事をする前と済んだ後の写真を撮りまして、請求書と一緒に送りますから・・振り込んで貰うか、店まで持って来て頂くかでいいですよ」「あぁ・・そうですか。ありがとうございます。大体いつ頃になりそうですか?お隣さんに挨拶をしなければなりませんから」「まだいいですよ、受けるかどうか」この言葉可笑しいと思った。「工事の人も、仕事前に挨拶して下さいね。Iさんに土地の補修ヵ所を指図して貰ってください」「分かりました。朝挨拶して貰います」「お茶もお持ちしたいと思いますので・・」「いいですよぉ・・ありがとうございます」という事であった。その日の夕方5時であった。E不動産から電話があり「明日9時には現地、工事に就きます」「ありがとうございます。お隣さんにまだ、挨拶していないのです。宜しくお願いします」と云う様な経緯なのである。なんとなくしっくりしない。心配であった・・。隣人のIさんはちょっと難しい人なのである。病気というかクレーマーというか、自分が正しいと思って居る。自分を大切にして欲しいと思って居る。こちらの立場から言うと、無理な事を求めて居る人なのである。
お隣さんとの確執が凄いので・・確執と言っても、売らないと言うだけなんですよね。畑にして居る時から、熱湯や夜盗虫を投げ入れる人が在ったけれども・・一度も一度たりとも、返してはいない!嫌がらせをされてばかりなのに。これを確執と言うんですか!聞いて見たい!工事の人達がいうのかな?職人さんは、O不動産の仕事もするし、E不動産の仕事もするから直ぐに伝わる。お互いに気遣って居るのだろうか?駐車場仲介する人は、隣にクレーマーが住んで居ると入庫は難しいと言うかもしれない。この度は専属専任という仲介方式ではなく、一般という仲介方式でお願いして居るのである。駐車場契約の書類を作って、1ケ月分の礼金だけの仕事では、面倒くさいらしい。入庫のお客さんを頼みます。催促した事は無いのにな。以前、大手不動産会社の社員さんが調べて・・。「団地の上の方でも、上は上で駐車場は必要なんですよ」と言って貰った。「そうですよね。嬉しいです。ありがとうございます」と言った事もあるのにな。
暮れに挨拶はしたけれど・・。駐車場にしてから7ケ月過ぎた頃、瓶の蓋とサザエの殻が投げ込まれて居たから、防犯カメラを取り付けた事を伝えた。タイヤが傷つくと困るからである。悪戯はなんとか防ぎたいものである。良い知恵を頂きたかった。柿山さんは休みで、対応は別の女性であったけれど・・その時も帰り際・・売らないのですね!と確認されたのである。「はい!もちろんです」今度の事も嫌がらせ。土地を売るように仕向けたのかも知れない。O不動産もそうであった。隣のIさんと組んで居るような気がした。業界全体はIさんの様な買いたい立場の人を、大事にしている。持ち主には嫌がらせであろうか?またIさんを挑発させて居るのかも知れない。まだ1台しか入庫車は無い、そろそろ嫌になる頃であろうと・・。
2月27日月曜日・Iさん宅のピンポンを押す・・。留守かな?居留守かな?駐車場は一応掃除をした。枯葉もこの頃飛んでこない。山の木々も若葉になって居るからであろう。家に帰って、お茶とお菓子でのんびりして居た。夕方・・以前、見積もり依頼していたホームセンターの工事の人から電話であった。明日ではいけませんか?明日はちょっと仕事の都合が付きません。今日の方が・・。という事で、現地を見て頂く事になった。夕飯の支度もあるけれど、1時間半あれば用事が済むからと夫に言い・・またもや現地に。現地を診て貰って、見積もりを待つことになった。この業者は「足場を組まなければならない・・この頃指導が厳しいですからね。高くつきますよ」「それは仕事の範囲からして、厳しいですね。高所作業車を2時間とか借りて頂いて・・」「高所作業車を借りると、大体一日です。借りるだけで、7万円位ですから・・」見積もりはまだ出て居ない。忙しいのであろう。
3月3日金曜日・朝・Iさん宅のピンポンを押す。留守かな?帰ろうとすると、重い声・・。「どちらさんでしょうか?あんたねえ!電話で失礼な事を!ガミガミガミガミ・・」「えぇっ・・!去年のブロック補修の際に、貴女がそこ、ちょっと補修を頼んだら、して貰えなかった。余ったセメントは捨てても、しないと言った。と貴女から聞いて居るから。セメント補修は貴女は喜んで呉れるかな?と思ったんよ」「ガミガミガミガミ・・」インターホン越しの会話である。「ガミガミガミガミ・・今から出ますから」Iさんやっと出て来た「ガミガミガミガミ・・」取り留めもなくガミガミ・・と言った。「職人さんは朝8時30分には来て居たよ。貴女来て監督しなさいよ!ご主人さんや、息子さんは如何思って居るん?」「どぉと言っても・・擁壁補修よ!夫や息子が出て来なくても良い事です」何故に罵られるのか、分からない。話の筋道が無い・・私がくたばらないからであろうか。駐車場にしたけれど、お客が無いから買って下さい。とでも言って頭を下げて欲しいのかな? 絶対に言わない。貴女だけには言わない。大切な土地なのである。私の今迄の人生全てが掛かっている。お譲りするなら、心の良い方にと思いますね。そして社会悪には、負けられない!「崖側のお宅のブロックの隙間にセメント詰めをお願いしてるんよ。引き受けて貰ってるんよ。去年の工事の時はセメントは捨てても、して呉れなかったと言ったでしょう」「そんな事は言わないよ」去年は去年でその事で、ガミガミ罵って・・そんなこと言わないとは!私も一度罵って見たいものです。疲れました。「では私の土地だけの見積もりでお願いしておきます。両隣の少しのひび割れはそのままにして置きますね」
3月6日月曜日・・擁壁側の境界印を確認して、駐車場に着いた。何時ものように掃き掃除をして、釘など落ちてないかを見て居る。Iさん宅のピンポンを押した。居るかな?「補修工事の件なんですが、内の処だけにしましたよ」「今、洗濯物を干して居るから・・後で出ますから」という事でIさんは出て来て・・いつものようにガミガミガミガミ。「沢山の業者さんの中には、隣の私等を悪者にして・・工事を貰う人達も居るんよ。私に直接聞いて下さいね。崖側の方には、内とお宅の間に20㎝以上開いて居たよね。町の測量で、間を半分貰ったのに、何で元の境界から垂直擁壁を造ったん?「お宅のお祖父さんが、またなんか言うかも知れんから。その業者さんが言ったよ」まぁ~その時はもう父は、施設に入っていたのに・・。何かに付けて、父の所為にしてしまう。続けてフェンスから下を見ながら・・「このブロック白くなってるでしょう」「何処?金巻き尺貸しましょう。ハイ」「ここよ!去年お宅の工事の時の傷跡。ここから下へ降ろすと内の敷地の境界なんじゃけー」「はい分かりました・・」そうなるとセメントが剥がれて居る処は・・Iさんの管轄の土地になる。境目ではない。Iさんも、言いながら気が付いた筈である。「ガミガミガミガミ・・」何を言いたいのか分からない。「ガミガミガミガミ・・今度ご主人さんと息子さんの気持ちを聞いて見たい!」「なんでですか?擁壁補修工事位で・・なんで貴女が主人と息子の気持ちを聞かなければなりませんか?」「後々、内の息子とお宅の息子が喧嘩になってはいけんから・・!ガミガミガミガミ・・」ちゃんと裁判にもなって、お宅も納得して・・決着ついて居るし!これ以上の事は無いと思うよ。内は測量もしてあるし、貴女も立会して、測量を認めて居るのに!境を指して写真に写って居るのに!今さら、何をどうこう言うんですか。隣人としてこれ以上の事は出来ないで~す。 私も一度、Iさんの様に罵って見たいものです。あれほど口は回らないけど、言って見たらどうじゃろうか。
『〇・昔・・Iさん宅、二階を増築された際(もう30年くらい前の事)柱が我が家の屋根を突いてね、ドスン~と大きな音がして。えぇえぇ~、ほっとけーと言う大工さんの大きな声が聞こえたそうな。そのままにして、直して呉れなかったそうですよ。あれから雨漏りし出して・・。雨が降ってから気が付いてね。年を取って居たから・・文句を言う元気がなかった。可哀そうな父です・・。家を壊して畑にする迄ブルーシートで済ませていましたよ。貴女も見て居るでしょう。〇・お宅のキッチンの増築部分・・境のブロックにぴったりつけて居るけど。工事前に、何の為に建築基準法があるんですかね。と私、工事の人に言ったんよ・・。その人は、少しづつ増築すれば届けなくてもいいと言った。火事になったら、内は一番に危ないんよ!一人住んで居る、年老いた父を悪者にされるのは、心が痛みます。最後まで気丈に生きた父でした。荒行でしたが、ちゃんと私達姉妹を育てて居ます。受ける方の考え方だと思いまよ。 ●・昔々・・私達が転勤前・30代後半・・団地の各家の境界がはっきりして居ないと言うので、町が測量させたのである。その時・・買った時の敷地間口を問われて、○○.○○メートルと言った。玄関側溝のブロックに赤い印が付けられた。それを見たIさんは、自分の間口を言わなかった。低い大きな声で、Hさん~言うなー言うなーと叫んでいた・・(3軒並んだ建売住宅の向こうの持ち主さんへ。真ん中の家は、不在)隣とは20センチぐらい間があると聞いて居たので・・修正があるのかと思って、待っていたんです。大手ハウスメーカーと父と姉夫婦が立ち会って、印を見ている。そして家を建てていた。その家を私達が高く買って住んだのである。父は、二人の子供に家を持たせる事が出来たと言った。父からは毎月食費を入れて貰って、ローン返済。助かっていた。町の測量は修正も無く、そのままで私達は転勤になったのである。Iさんは急いで、ブロックを築いたと言う。父は抗議したのだが、Iさんは私が認めたと言い張り、きかなかった。その後、裁判になったのである。ついでに以前、南側境に植えていたカイヅカの木の頂点を切られたことも一緒に訴訟・・。Iさんの部屋が暗いので、切っても良いかと聞いて来たので・・父に聞いて見ると言った。部屋が暗いらしいから・・切ってあげてと父に言った。その次の日であったか・・Iさんは、さっさと自分でカイヅカの木の頂点を切って居たのである。父もそのままにして居たのであるが、境界の件と一緒に訴訟したのであった。職場の人達から、新築祝いに贈って貰った木だと言った。裁判も終盤の頃・・転勤から帰り社宅に住んで居た私も、家庭裁判所に一度だけ、出廷して証言したのである。Iさんは敷地間口を言わなかった。大きな声で、Hさ~ん言うなー言うなーと叫んでいた事。カイヅカの木を切っても良いかと聞いて居たけれど、まだ返事はしていない事を証言した。別の日・・町の担当者も、証言に立ち・・Iさんから敷地間口を聞いて居ないので、まだ決定していないと証言された。父一人で守ってくれた土地なのである。婿にはゴタゴタは聞かせたくない・・遠慮して居るのであろう。父は丁度、今の私と同じ年頃である。裁判の結果は・・Iさんが築いたブロックはやり直し。改めて境界が決まった。カイヅカの木、二本は切る事になった。一件落着ということである。隣人Iさんの考え方では、将来いつか事件を起こすかも知れない。と注意をされて、お隣さんとは仲良く住むようにと言われたらしい。
最初・・大手ハウスメーカーから聞いていたのは、内の敷地は此処・・隣の敷地はそこから、間があります。父と姉夫婦が立ち会って聞いて居る。その様に家も建って居た。実は間があったのは南の崖側であって、玄関側は間は無かったらしい。何故か?修正されていたのか?ブロックが少し出て居た。悪意があった訳では無い事も確かめられた。隣に入居された時、Iさんのお舅さんと父が立会したのは、そこなのであった。今、主張して居る事を、最初に何故言わなかったか。という事をIさん側は問われていた。
その後はIさんは、元の職業を生かして保育園の先生として働き・・私は宅地建物取引主任者の資格を取って中堅住宅メーカーで働いたのであった。その後、Iさんの気持ちは収まって10年過ぎて居た・・。
〇・今から20年前になるだろうか・・。父は姉の計らいで、施設に入居していた。「あの土地を何とか利用したいよね。まだローンが残って居るけど。駐車場にしたらどうじゃろうね。不動産屋さんに相談して見ようかね。如何思う?」という事で夫と二人で、スーパーの一角に店を構えて居るX不動産屋に入ったんです。「駐車場にしようと思うんですが、団地の上の方で、入庫はあるでしょうか?」「場所は何処ですか?ふむふむ・・まぁ待って見んさい」60歳前後の胡麻塩頭・メガネを掛けていたと思う。「お隣とは・・境界で揉めた事がありましてね。今は落ち着いて居ます」「行って見て置きますが、今度いつ行きますか?」「いつでも、明後日でも行きます。少しづつ片付けて居ますから」という事で、その店を出たのでした。明後日の昼過ぎ・・無言の電話(まだ家に居るな・・という意味か)現地の家で、そのX不動産屋にばったり出会った。家の中を見ていた。土足で上がって来た。いくら埃が溜まっているとはいえ、なんだか嫌であった。人を小ばかにしたように笑った。ローンが払えないから、売りたいのであろう。とか思って居たのか?その日はそのまま・・。1週間ぐらい過ぎたある夜・・「お隣さんと話して見て下さい。買いたいと言っていますよ」とX不動産から電話であった。夫が電話口に出て居た。「内は売るとは一言も言って居ない!何ですか!失礼な!」私も怒りたくなります。不動産屋は皆こうなんでしょうか。引っ掛けですかね。こうして、売るという事もあるのだろうか?父が一人で住むと言うので、ローンを組みなおし、そのローンが残って居た。売ってもローンの支払いが無くなるだけであった。今迄の苦難は何?と言いたい。Iさんの為の苦難ではない!よね。
その不動産屋はこちらが売らないなら、別の家を勧めていた。Iさん宅には退職金が入って居た頃であろう。団地内の家を、子供の為に買ったそうである。そして石積み擁壁では危ないと勧められて、垂直擁壁を築いて居た。元の境界の印の処で・・。折角町から貰った間なのに・・何故なのかと言うと、お爺さんがまた文句を言うかも知れんから、という事らしい。その時父は施設に入っていたのに!同じ頃・・キッチンの処は敷地ブロックいっぱいに増築して居た。父を(憎んでいる人を)悪者にすると、いくらでも(小さな)仕事が貰えるのであろうか?世間にはこう云う事が、こう云う風習があるのかもしれない。この風習を広く皆が知って居ると、未然に防げるかもしれないと思っている。Iさんとは、この頃から一切会わなくなっていた。
その後10年して・・家を壊して畑にして、沢山のハーブ・野菜・無花果・柿を植えて楽しんで居た・・。ハーブでグッズを作り、沢山の人に差し上げた事。ボランティア活動にも参加出来た事。忙しい中にもハーブや野菜に感謝しながら、充実した日々を送って居たんです。夫が脳梗塞をして体力が無くなり、今迄どうりの畑作業が出来ないと感じた頃の事・・。Jさん側の青々と茂っていたレモンタイムが不自然に枯れました・・。少しして、ユーカリの木が突然に枯れて・・。ハーブは大体強く生きる植物ですから、次々と枯れるという事は不思議でした。Iさん側の畑では、以前大量の夜盗虫を投げ込まれた事がありました。不自然ですから分かります。ペパーミントが枯れました。熱湯を掛けられたのか・・とも思いました。マホービンのお湯では、効果ありませんでした。熱湯でなければ効果がない!(犯人は熱湯を持って来られる人)そして土まで、復活が遅いと思いました。除草剤では、半年もすればまた生えて来ます。IさんとJさんで、この土地を半分ずつ買おうという事かも知れない。業者が絡んで居るのかも知れない。挑発と云うものか!人は皆こんな事をするのかな?意味が解りません。こんな風にして何になるのだろうか・・不思議な考え方ですよね。とても迷惑を被って居るのは、私なのに!!、隣人Iさんの様にガミガミ、ガミガミ言ってみたら面白いだろうね。私・・あんな風に、口が回らない・・。』
業者さんの中には、その確執を取ろうとして、尽力して下さる人もあるのでした。E不動産さんです。Iさんの土地であるから、私が頼んだ工事でもIさんが出て来なければ、勝手に工事は出来ないと言う意味でした。後日、私はE不動産さんに、お礼の電話をしていました。「工事が出来ないと言う意味が解りました。ありがとうございました。私の土地では無い処ですから、工事が出来ないと言う意味ですね。何度も人手を掛けて下さって、申し訳ございませんでした。本当にありがとうございました。」
Iさんと私の確執は・・業縁と言うべきものでしょう。広辞苑に業とは「行為。行動。心や言語のはたらきを含める。善悪の業は因果の道理によって後に必ずその結果を生むという・・仏教及びインドの多くの宗教説』と言うのであるから・・今あるは以前に行った心や言語のはたらきだとする。そして今ある事は、これから後に必ずその結果を生むというのであるから・・。落ち込まなくてもいい。これからだという事になります。間に立つ人の思惑で、Iさんは病的な考え方をするようになった。クレーマーと言われている。間に立つ人は良い人もいる、何とか売る方も買う方も幸せにしたいと思って下さる。反対に、自分の利益の為に人を利用する人もいる。そこを弁えて、これからの人生を送って見る事でしょうか。選ぶのは自分ですよね。
私は姉によく罵られて居ました。何かに付けて可愛らしくない!家の用事をして、子守りもして、姉や姪の洋服も縫って・・。私に、これ以上何を望んで居るのでしょう?下部のようにして、何を言われてもじっと耐えて居ました。(母が他界して後、私は2年間此処に父と姉家族と一緒に住んで居た)そして結婚してこの家を出ればいい事でした。いつの頃からか叔母たちにも、可愛らしくないと説教をされたものです。でも私はこの困難をバネにして、頑張ったものです。何で?これ程一生懸命頑張って居るのに。褒めて貰っても良いのにと思っていました。此処にも間に立つ人の思惑があったのでしょうか。誰もが下部が欲しいのでしょうか。頑張り屋は嫌われるのでしょう。そしていつの頃からか・・訪ねなくなりました。
昔々・・私16歳の頃・・ある占いで、○○○星と言われた事があるんですよ。○○〇星は女性でありましたかと・・。その星は、どうも男性で強く逞しく生きた人らしい。深く聞いて居ないし、忘れていたから・・定かでないが。ローマ時代に一つ・・鎌倉時代に一つ・・フランス革命の中日?・・。しかし、如何すれば良いのか。どんな力があるのか分からない。困難だけは山ほどあって、それを乗り越えて来ている私の運命です。只・・若くして(30代40代で)亡くなると言う運命であるという。そうなると間違いですね!私、後期高齢者迄生きながらえて居ます。ですから、まぁ・・周辺の星の小さな力でもいいから・・魔力があるかも知れないから・・。
そんな訳で・・理不尽な風習が少しでも、無くなれば良いと思うんです。人に触れる、目に付く事により、可笑しいと思って頂くことです。食品とか日用品とか・・人様の目に触れ、利用・・そして審査を受ける事により、品質が凄く良くなっている事に気付きます。例えばお菓子・・皆の評価で美味しくなって居ます。容器迄も工夫されてます。お店の繁盛も・・美味しいから、感じが良いからですよね。不動産を買うとか工事を頼むとか言うと・・人の一生に1回か2回の事ですから、皆の審査とか浄化が出来て居ないのでしょう。一人一回、嫌がらせをしたとしても、受ける方は何十回なんですよ。嫌がらせで、土地を手放すのも嫌ですね。理不尽な事も皆に広まる事により、世の中良くなるかも知れないと思うんです。そして隣人Iさんとの確執も、一つ一つ消えて行くような気がして居ます。
終わり
世の中、隣の私達を悪者にすれば、工事が貰える。そんな風習があるのかも知れない。中に立つ人の思いなのである。畑に熱湯、夜盗虫等、入れて嫌がらせをすれば・・その土地を安く売るかも知れない。いろんな考え方があるものです。いろんな考え方の人も居て、沢山の良い人も居るんだから・・。