零話〜目覚め〜
前回のあらすじ
主人公は女の子を助けトラックにごっつんこして死んじゃたぞ!(適当か)
「ここは、、どこだ、俺はたしか、」
目覚めるとそこは道路でも病室でもなかった。
周りにはなにもない、動く物も建物も音すらも感じない。
「いやまぁ、死んだんだろうけどさ、、こうもなんも無いもんかね、閻魔大王とか神様とか死者の人達とか、ないの?、、。」
まぁ実際に閻魔大王やら死者やらにご対面したら恐怖でどうにかなってしまいそうだが、こうも『無』な場所に1人では頭がどうにかなって死んでしまう。
いや、もう死んでるんだろうけど。
「はい。たしかにもう死んでますよ?」
後ろからいきなり声がして、振り返るとそこには水色の髪を地面スレスレまで伸ばした綺麗な女性が立っていた。、、いや綺麗だけどクソビビったよね、
とうとう幽霊エンカウントかと思ったよ、俺も幽霊かもだけど、。
「失礼ですね、私は幽霊ではありません、この地球と呼ばれる世界の、色んなことを司る女神です」
なーんと、女神様ですか、、色んなことって、、
説明雑じゃないか、、。展開がはやすぎて胸焼けしそうだよ、ほんと。
「えーと、その、女神様?」
「キアラでいいですよ」
「そりゃどうも、キアラさん。で、これはいったいどうゆう事ですか、俺、死んだと思うんですけど、目が覚めたらここにいてしかも」
「ゲームは、したことはありますか?」
まだ喋ってる途中なんだが、、、
「え、はい。ありますけど。」
「アニメや小説は?」
「見ます、、」
「では話が早いですね!あなたにはトラック転生してもらって世界を救って頂きます!」
思考が止まった、なんの音も耳に入ってこないようだ、、あ、そもそもここ音なかった。
「え、えーっと、まぁ分かんないけど分かりました、あれですよねちょっと前に流行ったあれですよね、でも本当に、俺でいいんですか?」
「いいのよ、あなたで、本当はみんなの承認がないとダメなんだけど、私の親友がね、あなたじゃないとダメーって、きかないの。他の人を連れてきたら永遠に承認なんてださないーって、」
「それで他の人は納得するんですか、、」
「大丈夫よ、みんなテキトーだし、ほとんど私とあのこで決めてるもの。それに、あなたも興味あるでしょ?」
「そりゃ、まぁ。」
転生ものってだいたい主人公最強だし、モテるし、ハーレムだし、俺も男の子だし?
「決まりね!それじゃあ私についてきて!転生前にやっておかなくちゃならないことが結構あるのよ!」
返事をする間もなく俺はキアラさんに連れていかれるんだが、、
まぁ、転生ものの主人公になれるんだ。
今までの大学生活よりは楽しくなりそうだ!
こうして俺は死んで眠り、目覚めたのだ。
やぁやぁ見限るにはまだ早いよぉ、焦んなってまだ準備段階だよ、3話あたりからちゃんと異世界転生するから。
どら○もん並のあったけぇ目で見てやってくださいよぉ。
あったけぇ応援くれたら作者が元気になりやがります
( ≖ᴗ≖)