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事務室のおねぇせんせーたち!

作者: 詞書 廃羅

ここはとある田舎の小学校。


この小学校にはある意味教育に悪いような良いような事務の先生がいる


「せんせー!今日もやってー!」


「あら、また来たのね?オレがちょっとだけ遊んであげ…」


「佐藤先生仕事してください」


「はい(´・ω・`)」


そう、このオネェは佐藤先生。緩めのパーカーにチノパンという格好だが、児童には変わった口調の先生としてある意味人気だ


「ごめんねぇ健翔くん。オレ、お仕事しないといけないのよぅ…」


「えぇ~遊ぼうぜー?」


「あのー、小松先生?オレ、健翔くんと遊ぶのもオシゴトだと思うのよ?」


ピシャリと佐藤先生を一喝したのは小松先生。ベテランのスーツが似合う女性だ。ついでに妙齢の美女だ


「残業。」


「ガンバルワ…」


そして影が薄いわたしが笹谷木 奈留瀬、別名影薄子先生と呼ばれている。なんというか…察してくれ。


とりあえず、パソコンに数字を打ち込みながら彼らの漫才を聞こうと思う。


「それじゃ健翔くん、遊んであげるわ!」


「よっしゃー!じゃ、モノマネして!ピカチュウの真似!」


「◆£∀∠⊕≫(電子音)」


毎回聞いているがすごい。ピカチュウ(電子音ver)の鳴き声だ。


一体どこから声を出しているんだ(棒)  


佐藤先生がチラッとスマホをポケットから見せてこちらにウィンクした。


「録音はモノマネじゃないぞ!ずりー!てかぴかちゅ!って鳴くんだぞ!そんな鳴き声とーちゃんのds?のプラチナ?でしかきいたことねーよ!」


逆にピカチュウの鳴き声ってよくわかったな少年!


「ぴかぴかぁ!」


「似てる!」


そして小松先生が小さくピカチュウのモノマネをした。しっかり聞こえたらしく健翔くんがびっくりしている。


あぁ、小松先生赤面。ニヤニヤするな佐藤。


「小松ポケモン。実はこっそりノリがいい。ホントは児童と遊びたい。しかし恥ずかしがりやでモノマネにノって後悔して顔を赤らめるのもかわいい。かわいいと言え」


「影薄子、図鑑のモノマネ出来るのか!?けど今はロトム図鑑なんだぞ!」


ロトム図鑑ってなに!?ポケモン図鑑と何が違うんだ!?

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