1 不幸な人生
初めて書きました。
誤字脱字あるかもしれないですが、分かり次第修正します。
私は結局死んだ。
昔から人と話すのが苦手だった。小学生までは何とかやっていけたけど、私立の中学に入ってからはスクールカースト下位になった。陽キャ達から虐められ、オドオドしている私を見て彼らはニヤニヤしていた。
そんな時、陽キャグルから最悪の罰ゲームさせられることとなった。公開告白だった。イケメンでサッカー部のエースだったの宮崎くんに教室で告白させられた。
「宮崎くん、ずっと前から好きでした!付き合ってください!」
相変わらず陽キャたちはニヤニヤしていた。
宮崎くんは優しい性格だと聞いていたので、ズバッと振らないだろうと考えていた。
いや、そんなわけなかった。宮崎くんは
「は?お前みたいな根暗と付き合うわけないだろ?目大丈夫か?」
と、私に暴言を吐いた。
バカだった。確かに髪がボサボサで眼鏡をかけた暗そうなやつと付き合おうとする人はいない。でも誰も助けてくれないこの学校に嫌気がさした。
そのまま不登校になり、なんとか単位制の高校に通って大学に入り、中規模の企業に就職した。
だけどここでも救われなかった。
御局様たちから睨まれ、同期の子達はどんくさい私に陰湿な嫌がらせをした。デスクに置いていた私物を隠したり、共用スペースにかかっているコートにゴミを入れたり、仕事押し付けたりした。
辛い。でも助けてくれない。悲しい。生きてられない。
毎日のようにそんなことを思っていた。そんなある日いつもの終電に乗り、誰もいない電車に揺られてぼーっとしていた。突然、キキーッと電車が急ブレーキをかける音。びっくりして立ち上がったつかの間、私の乗っていた車両は潰された。
(うぅ……あれ?怪我してない?どういうこと?)
ガバッと起きると、ベットで寝ていたらしくふわふわした布団の上だった。辺りを見回すと、可愛らしいピンクを基調としたファンシーな部屋だった。棚には小さな女の子が遊びそうなおもちゃが沢山置いてある。
(てゆーか、私ちっちゃくない?)
そう思ったのは目線が明らかに低く、立ち上がっても棚と同じくらいだったからだ。近くにあった鏡を手に取ってみる。そこには
全く知らない子供が映っていた。
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