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情報屋『黒猫』  作者: 夜風 牙声
必読ノ章
2/7

情報屋『黒猫』についてのまとめ、契約方法

『噂』で部屋の主が観ていた黒猫と呼ばれる情報屋の噂が纏められたサイト。


※無駄な空行や記号があるのはサイトを表現しているからです。故に、文章のルールを無視している所が御座います。ご了承下さい。

■必読


 まず初めに、ひとつ断っておく。実際に黒猫と契約を交わしたことがある人間が言っていたとは限らない。故に、このサイトの書き込みはあくまで噂であり真偽は保証しない。このサイトを閲覧したからと言って実際に黒猫を見付けられるかどうかは貴方自身に掛かっている。貴方がいかなる損害を被ったとしても、この記事の製作者は一切の責任を負わない。それを理解した上で、判断は貴方が責任を持って行うように。





■情報屋『黒猫』を探す前の諸注意


・黒猫は気紛れだ。一度興味が無くなるが最後、契約の途中だろうがそれは破棄され黒猫は姿を消す。

・黒猫を飽きさせない為の手段は今の所判明していない。

・黒猫との契約期間中は黒猫の衣食住、安全を全て保障しなければならない。





■情報屋『黒猫』と契約を交わす手順

※黒猫は一度に一人しか契約を交わさない。故に別の人物との契約中である場合はカードが隠される事はないことを念頭に置いておくこと。

※もう一つ注意すべき点はこちらからの契約破棄は基本的に出来ない。


手順一 新月の夜、街中に隠された黒猫のカードを探せ。

     ※カードの絵柄等の情報は一切公開されていない。だが、ダミーが紛れているという噂もあるので注意してもらいたい。

手順二 カードを見付けたら、それを手に三日月の夜にもう一度その場所へ行け。

手順三 情報屋『黒猫』を探している事を他言してはならない。カードを手掛かりに黒猫を見つけ出せ。


 無事に本物の黒猫を見付けることができたのなら後は黒猫が持つ契約書にサインをするだけだ。サインをした瞬間から黒猫との契約は始まり、貴方は黒猫の主人となる。ただし、その契約書は黒猫が管理する。契約は黒猫が契約を破棄するまでは有効である。





■黒猫が契約を破棄する条件


・黒猫自身、黒猫の行動へ過度の干渉が行われた場合。

・黒猫の所有物について無断で閲覧、使用、破棄などの干渉を行った場合。

・契約期間中の衣食住、安全の確保が行われていない場合。

・黒猫の気が変わった、もしくは契約に飽きた場合。


 上記が黒猫が契約を破棄する際の主な条件と言われているが、黒猫の気紛れによって破棄されない場合もある。反対にこの条件を満たしていない場合にも契約が破棄されることがある。





■契約が破棄された場合


 黒猫が契約を破棄する場合、目に付く場所に破られた契約書だけが残される。ほんの少し目を離した隙に黒猫は消え、決して掴まることはない。再度契約を交わす為には再びカードを見付け黒猫に接触しなければならない。ただし、カードを見付けたとしても再契約の場合は黒猫が現れないこともあるので注意せよ。





※このサイトは予告なく編集、削除される場合がある。

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