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#16 悪魔になった私(4)
今年お初です( ´ ▽ ` )ノ
くそ寒いでば、ストーブもロクについておらず雪が降り積もる中、4日から学校に行って参りましたよ(ー ー;)
今年も碓氷を何卒よろしくですm(_ _)m
それから私たちは再び買い物を楽しんだ。
さっきの私に異様さを感じてか、弥生はそれっきりナギの話題をあげなくなった。
私は安心感のような罪悪感のような、何とも言えないモヤモヤした感情に包まれた。
帰り道。
「今日は楽しかったねー、ヒメコ」
弥生は罪のない純粋な笑顔を私に向けた。
心臓を握り潰された気持ちがした。
……本当のこと、言わなきゃ。
……でも、どうやって?
そう思考を巡らせていると、
「ヒメコ、顔色悪いよ?大丈夫?」
弥生に顔を覗き込まれて、思わず声をあげそうになった。
「え、あ、うん……、大丈夫」
苦笑いだったが、ニコッと微笑みを見せると、弥生は安心の笑みを零した。
「ねぇ、ヒメコ」
「ん?何?」
「ヒメコはさ、私と凪冴くんが付き合うの反対なの……?」




