彼女と私
思い付きで書きました
私はとある子供をのぞめる
いつものように遊びにつきあう
時には彼女の飼っている犬にかまれたこともあった
それでも私は幸せだ
彼女は成長して私で遊ばず机に飾った
時折きれいにしてくれたりした
私は彼女の成長を見守る
遊ばれないけど苦じゃない
何もしてやれないけど私は飾り物としても幸せだ
毎朝彼女は私に「いってきます」っといって学校に行く
寝る前には「おやすみ」と言って寝る
気づくと彼女は高校生になっていた
私はボロボロだ
でも彼女は私を大事に大事にしてくれた
失恋した彼女を慰めてあげる事もある
彼女の思い出には必ず私がいる
旅行の時も連れて行ってくれた
家族に笑われた時もあったけど私を連れて行ってくれた
私は本当に幸せ者だ
この世で一番愛されたと言えるかもしれない
私は動く事が出来ないけど本当に幸せだ
....ある日、その日は大雨だった
彼女は傘を持ち私にいつも通り「行ってきます」といって家を出た
いつも通りの朝だった
その夜彼女は帰ってこなかった
両親や兄はドタバタと家を出て行った
なにかあったのだろうか?
私は暗い家の中で彼女の家の帰りを待った
降りしきる雨が何か不吉だった
次の日....「行ってきます」の声を聞かずに朝を迎えた
家族はまだ帰ってきていない
外はやっぱり大雨
ガチャッ
誰かがかえってきた
泣く様な声が聞こえてくる
兄は2階に上がってくる
囈のように「なんで、なんで、なんでなんだよ」って言っている
本当に何が有ったのかわからなかった
彼女を行方を知るのはそう遠くなかった
彼女はあの雨が滝のように降りしきる夕方にスピード違反をしていたトラックにはねられたという
治療をしたがまもなく亡くなった
彼女は無きものになったのだ
私は泣いた
泣けるわけないが泣いて喚いた
当然聞こえるわけない
葬式の日
私は彼女の亡骸に対面する
兄は取り計らって私を持ってきてくれていた
彼女は治療されてなんとか人の形はしていたが体のいたるところに痛々しい傷が刻まれている
彼女はどんなに痛い思いをしたのだろうか
私にはわからない 痛みすら感じることができない
彼女は火葬された
彼女との生活は幸せだった
葬式の後私は仏壇におかれた
彼女は亡きものになった
でも私はこれからも彼女を見守っていく
私は何もできないでも 亡きものになった彼女を見守っていく
私を大切にしてくれた彼女を
私は人形として世界で一番幸せだ
毎朝彼女に「おはよう」
毎晩彼女に「おやすみなさい」っと声にならない言葉を言うことにしている
彼女が私にしてくれたように
無力な私にはこれぐらいしかできないから
今日も私は彼女を見守っていく
おはこんばんちわ
パソコン上に現れた暇人キノピコ(ryでございます
今回久々に短編を書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
文章がおかしいって思う方もおそらくいるかも
でもあえてかえません(キリッ
さてさて連載の進み具合ですが以下の通りです
プリズムリバー 1000文字
【新作】 942文字
キョン子 500文字
生き女 300文字
です
キョン子おっっっっそいですね
すいませんどうにかしたいですはい
新作ですが今月中には投稿したいです
プリズムリバーは今週中に投稿予定です
生き女も今週中に投稿したいですね...はい
キョン子..........まぁ出来次第投稿したいです
ではでは次回更新を宜しくお願いします
最後まで読んで下さりありがとうございました