ひと夏の大三角

主人公は、最近同級生の恋人ができた男子大学生。成績優秀で、人柄も明るい彼女に何の不満もなく、バラ色の学生生活になるはずだった。ところが、ひょんなことから、彼女の実家を訪れることになり、そこで彼女の母親と出会う。そして、彼女がいるにも関わらず、母親に一目惚れしてしまう。必死に感情を抑える主人公だが、運か不運か、距離が縮まるような状況が度々訪れる。主人公の心は次第に揺れていく。彼女との関係を続けるのか。母親に心変わりするのか。夏の大三角に擬えて主人公の恋の三角関係の行方を描いてみた。