第1話 商店街の敵討ち
今回ですが、昔の時代劇の必殺仕事人を参考に現代の高校生たちが仕事人の末裔として、日々、晴らせぬ恨みを晴らし奮闘するお話を書きました。仕事人の子孫である高校生たちの人間模様や日常をぜひ見てください。必殺仕事人のオマージュになりますが、知ってる方も、そうでない方も、楽しめるように頑張って書きました。どうぞよろしくお願いします。
いつの時代もあるものは。冤罪、殺人、隠蔽。いじめにスクールカースト、誹謗中傷。
いつの時代も世は理不尽。金に権力の世の中で、泣くのは、弱いものから正直者ばかり。
「ふざけんなっ!!!そんな世の中俺が変えてやるよ!!!」
これは、晴らせぬ恨みを晴らす若き高校生たちの仕置きの日々である。
第1話 商店街の敵討ち
……8年前。少年はある喫茶店で両親と暮らしていました。すると、少年のお母さんが、
「祐太君。はい。」
と祐太にお小遣いを渡した。そして、祐太のお母さんは
「これで、ふみばあのたこ焼き買っといで。」
と言って、祐太送りだした。
「うん、いってきます。お母さん。」
というと、祐太はふみばあのたこ焼きやにきた。すると、ふみばあがでむかえてくれた。。
「あら、祐太君。今日も元気やねえ。」
といって、ふみばあは祐太に声を掛けた。
「ふみばあ。たこ焼きお願い。」
といわれた。そして、祐太はたこ焼き代の500えんを出した。
「はいよ、500円まいどね。」
というと、ふみばあは、たこ焼きを焼きはじめた。
「………。そうだ。」
とふみばあはあることを思いついた。
しばらくしてたこ焼きが焼きあがった。
「祐太くんおまたせ。」
といってふみばあがたこやきをもってきてくれた。
「あれ、ふみばあ、こんなにたのんでないよ。」
と祐太はいった。なんと500円で一個のたこ焼きが五つもあったのだ。
「いいんだよ、祐太くん。今日は一個100円だから、ね。」
というと、祐太は、
「ふみばあ。ありがとう。」
といって祐太は家に帰った。
「お母さんただいまー。」
といって祐太が家に帰ると、家の中が異様に静かだった。
「お母さん。」
といって祐太がリビングに入ると、
「ぷらーん。」
と祐太の両親が首をつって自殺していました。無理心中だった。
「そっそんな。お母さん、お父さん。」
「うわーんっ、うわーんっ!!」
………そして、8年後。
「バシッ。」
「力哉。パスすんぞ。」
というと、秀斗は力哉にボールをパスした。
「頼むぜ力哉。」
「おうよ。」
「ダンっ。ダンっ。」
「ダダダダダダ。」
ど力哉はゴールに向かってドリブルした。そして、
「バっ。」
「ドカーンっ。」
「バシッ。」
「ダーん。」
と見事力哉はシュートをきめた。
「ぴーっ。」
「試合終了っ。」
といって、練習試合の終了の合図が鳴り響いた。
「力哉、お疲れな。」
「おう。」
といって、秀斗が声をかけてきた。
「さすが、便利部。まじ助かるなー。」
「サンキュー、サンキュー。」
といって部員たちが声をかけてきた。すると、キャプテンの田中が声をかけてきて、
「秀斗、力哉。そんだけセンスあんならさ。いっそうちの正式部員ならね。」
「そうっすね、いいっすね。ずっと俺らもそう思ってました。」
とほかの部員も言いました。。
「わりーな、それは無理だ。俺には合わねーからよ。」
と力哉が言うと、秀斗も、
「そうだなわりーな。俺らも忙しくてな。ごめんな。」
「そんなー。」
と田中はぼやいた。
しばらくして、力哉と秀斗は便利部の部室に帰ってきた。すると、
「りっきやー。」
といって、珠美が話しかけてきた。
「なんだよ、珠美。出しゃばりすぎだぜ。」
と力哉はいった。すると、珠美は、
「早速なんだけど力哉。今日の先生から頼まれたさ、データ入力とテスト対策プリントづくりさ、お願いしてもいい。」
といったら力哉は、
「はあ、ふざけんな、また俺が居残りかよ。これで何回目だ?」
「まあまあ、力哉はできるこなんだからさ。お願いやわ。」
「はあ、じゃあさ、せめて秀斗さ、手伝ってくんね?」
といったら、秀斗は、
「悪いな俺も今夜は珠美とふみばあのとこいくんだわ。」
といったらさらに、
「そうそう、ね、秀斗。」
「はあ、お前らなあ、そうやって何回丸投げすりゃあ気が済むんだ。おい。」
「まあまあ、ちっちゃいことは気にしないきにしないっと。」
といって、二人はいってしまった。
そして、その夜。
「くそーっ。珠美、秀斗。おぼえてやがらー。」
といって、力哉は嫌そうに作業をしていた。すると、
「先輩、お疲れっす。」
と言って、見知らぬ生徒が便利部にはいってきたのだ。
「誰だ、お前?」
「こんな、時間にまだ居残ってたんか。」
「誰かって、後輩にそれはないっすよね。」
「一年の野崎祐太っすよ。よろしくっすよ。」
というと、祐太は、
「中村先輩、一人でプリント作りにデータ入力大変じゃないすか?」
というと、祐太は、
「おれ、手伝うっすよ。」
「マジか、ありがとな。珠美や秀斗に丸投げされて大変だったんだよなー。」
「サンキューな。」
というと、二人は一緒に作業を始めた。
「カタカタ。」
「カタカタ。」
「ササささー。」
二人は、黙々と作業した。そして、
「ふー、終わりっと。」
「終わったすね。」
といって、二人は無事に作業を終わらした。
「ありがとな。」
「いえいえっす。早く帰れてよかったすね。」
「ほんとそれな、ありがとな。」
といったら祐太が、
「いえいえっす。」
といった。
「じゃあ、俺帰るっす。お疲れっす。」
「おう、お疲れな。」
というと、祐太はかえっていった。
「………。くくくく。」
と祐太は不敵な笑みを浮かべていた。
しばらくして、珠美と秀斗はふみばあのいる笑顔商店街にきていた。
「珠美ちゃんありがと。来てくれたんやな。」
「それに、秀斗くんも。ありがとな。」
といったら、秀斗は、
「いえいえ、ふみばあのこと心配ですから。」
「それに、この間。たい焼き屋の中野さん一家が殺されたばっかですしすごく心配でしたし。」
数日前。
「中野さんおるんかー。」
「はいるでー。」
「……?」
「っ!?きゃっ、きゃーっ!!!!」
「あれは、むごかったなあ。」
と珠美は言った。
「それに、あれはなんか引っかかるんだよな。」
といったら、珠美が、
「引っかかるってなにがや?」
と言ったら、秀斗が、
「警察は押し入り強盗ということになっているがな、押し入りにしては財布の現金しかとってないのは妙じゃないか?」
「そうやな、金庫や金品は無事やったもんな。」
「それに、強盗にしてはかなりむごい殺し方だよな。」
「そやな。」
といったら秀斗は、
「だからな、犯人からな。この商店街の人たちにかなり強い殺意と執着を感じるんだよな。」
というと、秀斗が言っていたら、
「助けてくれーっ。」
といって、魚屋の方から叫ぶ声が聞こえてきた。
「やばいな。」
「あたし行ってくるわ。」
と言って、珠美はすぐに向かった。
「な、なんでだよ。祐太君。どうしてこんなことを。」
「は?なんでじゃねんだよ。この裏切り者が」
「ま、待ってくれよ。確かに両親のことはあれだった。でもな、そんなつもりじゃないんだよ。」
「話聞いてくれよ、な。」
と言ったら祐太が、
「話もくそもねんだ。死ねよ。」
「ズバッ!!」
「ぎゃあーっ!!!!」
「っ!!?」
「あかん、魚屋さんが危ない。」
「タタタタタッ」
珠美は魚屋さんに駆け付けた。
「はあはあ。」
しかし、魚屋さんはすでに殺されたあとだった。
「くそ。遅かったか。」
といって、珠美はかくれて、様子をうかがっていた。しかし、
「誰すか、誰が見てんすか?」
「ブンっ!!!」
「ヒュンっ!!」
「すたっ。」
と祐太は珠美に気づいたのか珠美に襲い掛かった。珠美はなんとかかわした。
「あんた、なんでこんなことしたんや。」
「あれれ、あんたは確か便利部の二年生周防珠美先輩じゃないすか。」
「なんであんたがあたしのこと知っとんや。」
と珠美は言った。すると、
「知ってるも何も俺らは同業者すっよね。」
というと、祐太は、
「まあ、このことがばれた以上は先輩には死んでもらわないけませんっすね。」
「ばっ。」
「タタタタタッ。」
祐太は珠美に襲い掛かってきた。すると、
「バッ。」
「カンっ!!」
と秀斗が現れた。
「………おい。どういうつもりだ?」
「ちっ。仲間が現れたっすか。」
「プルプル。」
「おい、祐太。ここは引け。」
「わかったっす。伊崎さん。」
「タタタタタッ。」
「おい、まてや!!」
「ガシッ。」
「珠美、深追いはよせ。」
「しかしなあ、秀斗。」
と珠美は言った。すると秀斗は、
「あいつ、なんか訳がありそうなんだよな。」
と秀斗は言った。
「訳ってなんや?」
「この商店街。なんかあいつと因縁がある気がしてな。」
「なんや、因縁って。」
「とりあえずふみばあにきいてみような。」
{……。}
しばらくして、珠美と秀斗はふみばあに事情を聞きに来ていた。
「そう、祐太君だったのね。」
とふみばあは言った。
「なあ、ふみばあ。あいつと何があったん?」
と珠美はきいた。すると、
「珠美ちゃんと秀斗君には話さないけんな。」
と言ってふみばあは事情を話し始めた。」
「あれは、八年くらい前やな。」
「当時な、祐太君の両親はな。私たちと同じ商店街でな、レストランやっとたんよな。」
といった。さらに、
「だけどな、経営が行き詰まってな。大きな借金ができてもうたんよ。」
「しかもな、オーナーにもみはなされてな。もう店も差し押さえ寸前でな。どうにもならんくなったんよ。」
「それでな、私や商店街のみんなにお金を貸してほしいとおねがいしてたんよ。」
とふみばあは言った。
「そうか、それでふみばあや商店街の皆を恨んでいたんだな。」
と秀斗は言った。
「それでふみばあはお金貸すきあったん?」
「そりゃあ貸したわよ。金さえあれば。」
とふみばあは言った。
「それから、数日くらいかしら」
「お母さんっ!!お父さーんっ!!」
「うわーんっ!!」
「結局祐太君の両親は無理心中したんよね。」
「それから、何日かして。遠い親戚に祐太君は引き取られたんよ。」
「そん時の目つきはいまだに忘れらのよな。」
「まるで私たちを人殺しって目で見てたんよな。」
とふみばあはいった。
「風の噂で聞いたんよな。祐太君が死ぬほど鍛えて暗殺者になったって。」
「まさか、私たちにその能力で復讐してくるなんてねえ。」
とふみばあは言った。
「でもふみばあ。それは誤解なんとちゃう。」
と珠美は言った。
「だいたい、ふみばあを恨むなんて筋違いもいいとこや。」
「そうやな。でも祐太君。本気で私たちを殺そうとしてんやで。」
「だったら、祐太ってやつにちゃんと伝えないとだめですよ。」
と秀斗は言った。
「ふみばあや商店街のみんなの本心を。ちゃんと伝えないと。あいつはずっとこの商店街の人を殺し続けますよ。」
と言ってらさらに、
「それに、この事件何かが裏で糸引いてるような気がするんですよね。」
といった。
「なんや、秀斗」
「だからな、祐太をそそのかしてるなにかがいる気がするんだよなって話しな。」
と秀斗は言った。
「なんや、そそのかしてるんって。」
「だいたい、祐太一人でこんなことやるんは無理があるだろ。」
「それに、あいつはなにかに騙されてるきがしてならないんだやな。」
「どうゆうことや?」
「なんというかな、あいつ本当に悪い奴なんかと思ってな。」
「何ゆっとんや、商店街のみんなをころしまくってるやつやで。」
「と珠美が言った。
「まあそうだな。」
と秀斗は言った。
「話変わるがふみばあ少し聞いてもいいか?」
「なあに?秀斗君。」
といった。
「ふみばあ、この間。この商店街を乗っ取ろうとする地上げ屋な話してなかったか?」
「ああ、しとってで。なんやそれが?」
「これはふみばあ、おれの推測ですがおそらく祐太君はその地上げ屋の奴らがそそのかしてんじゃないです?」
「どういうことや?秀斗。」
と珠美が言った。」
「まえにマエダ不動産がここの商店街の買収を計画してるって相談してきたよな。」
「ああ、確かにふみばあ悩んどったなあ。」
「しかも地上げ屋とかほんとに押しかけてきよったよな。」
一週間前。
「ふみさん。そこをなんとかしてくれんかなあ?」
「それはいやや。」
「ここは父の代から続く大事な場所なんよ。譲るなんてできへん。」
「そうですか、だったら力ずくでもらうとしますよ。」
「ドカッ!!」
「バンバンっ!!」
と地上げ屋たちはふみばあの店を破壊しだした。
「っ!!?」
「あいつらなにしとんや。」
「がしっ!!」
「なんや姉ちゃん。」
「やめんか、嫌がっとるやんか。」
というと、
「うるせえ。」
といって地上げ屋は珠美に襲い掛かかってかきた。しかし、
「ガシッ。」
「そこまでだ。」
といって秀斗があらわれた。
「乱暴はよそよな。」
「なんだとてめえ。」
「ブンっ。」
「ボコっ。」
「がはっ。」
「ドカーンっ」
と秀斗は地上げ屋を殴り飛ばしました。
「く、くそう。覚えてろよー。」
「結局、秀斗が追っ払ってくれたけど。あれはやばかったなあ。」
「そうだな。」
と秀斗は言った。
「しかしそれと、祐太と何が関係あるん。」
と珠美は言った。
「そこなんだがな。地上げ屋が押し掛けた後からでしたよね。商店街の人たちが襲われだしたんは。」
「そやな。確かその二日後に西野ベーカリーの親父さんがやられたんは。」
「まさか、祐太は地上げ屋の奴らと組んどるん?」
「そうだな、おそらくな。」
「といった。さらに
「それで、ふみばあ。祐太君の両親は事業に失敗して自殺したんですよね?」
「そうやで、ま、まさか。」
「はい、俺の推測ですがおそらく両親の死に地上げ者たちやマエダ不動産が絡んでるかと。」
「そうなん秀斗君。」
「でもなあ。それを証明する証拠がないといけんとちゃうん?」
「ああ、だからあの方に相談するのさ。」
「そやな。あの方ならできるな。」
「ああ」
「そういう事なんで、ふみばあ。ここはまかしてください。」
次の日の朝、秀斗と珠美は理科室に来ていた。。
「そういうことなんで、陸也支配人お願いします。」
「で。その、マエダ不動産のことおれに調べろと?」
「そうなんよ、支配人頼むで。なあ?」
と珠美は言った。
「お願いしますよ。陸也先生。」
「まあ、そういうんは俺の得意分野だけどな。毎回俺にこういうことやらすのはどうなんだ?お前ら?」
「そこを何とかな、頼むで?」
「そうですよ、先生。ふみばあたちに何かあってからじゃ遅いんで。」
「まあ、ふみばあのこと心配なのはわかるよ。それに、そのマエダ不動産がかなりやばい地上げ屋連中なのは俺でも知っているしな。」
「でしたら。」
「でもな、派手にやってからばれたら俺や便利部のお前ら。あと裏の活動にも影響しかねないからな。」
「だからあれな、ホントにやばくなったらやってやるよ。今じゃないからな。」
「そんなん、支配人ひどいで、なあ。」
「あと、珠美。学校で俺のこと支配人って呼ぶな。ばれたらどうすんだ?」
「そんなあ……。」
しばらくして、珠美は教室に戻っていた。
「なんや、支配人。ケチもいいとこやで。」
「どうしたの、珠美ちゃんさっきからぐちぐちゆってるけど?」
といって、クラスメイト幸子が話しかけてきた。
「いや、何でもないんよ。あはは。」
「そう、ならいいけど。」
「いあさあ、珠美ちゃんがよく陸也先生と一緒にいるからさ。あれなのよ、珠美ちゃん先生と付き合ってのかなってさ。」
「あほか、んなわけないやろ。」
「一緒にいるんはな、部の打ち合わせや!!陸也先生は便利部の顧問やしな。」
「そうか、ならいいんだけど。」
と幸子は言った。
「でもさ、あんな部にいなくてもさ。あんたは陸上してもいいんだけどなあ。」
と幸子は言った。
「あんたのセンス陸上部のみんな、気に入ってるんだけどな。」
「なんならいっそうちに来るなんどう?」
と幸子がいうと、
「ほーら。みんな、朝のホームルームすんぞ。いいな。」
「あーあ、ホームルームだ。まあ、珠美ちゃん考えてね。」
といって、ホームルームが始まった。
しばらくして、一時限目の授業が始まった。
「………ふみばあ、大丈夫かな。」
と珠美が考えてると、
「ブルブルー。」
「なんや、授業中にラインなんてなんなんよ。」
と言って珠美がラインをみると、
「珠美ちゃん助けて。祐太君が!!」
「………あかん、ふみばあが危ない。」
「先生、すいません。」
「どうした中野。」
「ちょっと、さっきからおなか痛いんよ。ちょっと保健室行っていいです。」
「わかった、行ってこい。」
「ありがと、先生。」
「ブルブルー。」
「…珠美か。」
「秀斗、力哉。ふみばあが危ない。」
「わかった。」
「先生、すいません。」
「どうした、橋本。」
「先生、すいません。さっきから頭痛がひどくて、保健室行ってもいいですか。」
「わかった。」
「ありがとうございます。」
「珠美。今教室を出た。」
「ありがとな。」
と珠美は秀斗に返事を送った。
「あとは、力哉やな。」
「ブルブルー。」
「アッ来たな。」
「おれはいかねえ。」
「はあっ?なんなんよあいつは。」
「昨日のことむかつくしめんどくさい。」
「なんやあいつは。ふざけんなっ!!」
「珠美待たせたな。」
「それで、力哉は。」
「もう知らんわあいつはっ!!」
「そうか、じゃあ行くか。」
「タタタタタッ。」
秀斗と珠美はふみばあのいる笑顔商店街に向かった。
「シュンっ!!」
「ぶばっ!!」
「やっ、やめてくれー!!」
笑顔商店街では、すでに祐太が商店街の人たちを襲っていた。
「やめて、祐太君。なんでこんなことするん。」
「シュン。」
「なんでって?決まってんだろ、父さん母さんの仇だからだろうが!!」
「そんな、違うんよ。祐太君。私らはな。」
「シュン。」
「御託は要らない。消えろ。」
と言って祐太はふみばあに襲い掛かった。しかし、
「カキンっ。」
「………そこまでだ。」
「祐太、あんたなんちゅうことしとんや!!」
「秀斗君、珠美ちゃん。」
と言って珠美と秀斗が現れた。
「先輩、何邪魔してんすか?どいてくださいよ。」
「それは無理なお願いだな。」
「そうや、あんたにはいわないけんことあるけんな。」
「そうすか。でしたら力ずくでどいてもらいますね。」
「シュン。」
「!!?」
と言って祐太は秀斗の背後に瞬間移動した。
「………縮地か。」
「シュン。」
と秀斗は縮地を使って祐太の攻撃をかわした。
「シュン。」
「!!?」
「バンバンっ!!」
と今度は珠美が縮地を使い祐太に銃を放った。
「シュン。」
「へえ、なかなかやるんすねえ。」
「あんたらも、そっち系の人っすか?」
「みてて、わからないか。」
と言って秀斗は言った。
「どうすんや、秀斗。こいつ一筋縄じゃいかんで。」
「そうだな。」
「珠美ちょっといいか?」
「ひそひそ。」
「そうか、わかった。あれするんやな。」
「ああ。」
「シュン。」
「シュン。」
と二人は縮地で姿を消した。
「どうしたんすか。逃げたんすか。」
「馬鹿か、そんなわけないだろ。」
と秀斗がいうと、
「カキンっ」
「!!?」
と見えない何かが祐太に襲い掛かった。
「だからいったよな?逃げてないって?」
さらに、
「バンバン。」
「!!?」
「シュン。」
今度は見えないとこから銃弾が飛んできた。
「なんなんすか。今度は。」
「だから、ゆったやないの。逃げとらんって。」
「バンバンっ」
「シュン、シュン。」
「カキンっ、カキンっ。」
と秀斗と珠美は見えないとこから祐太に対する攻撃を続けた。
「はあはあ。」
「秀斗、そろそろやな。」
「ああ。」
「シュン。」
と秀斗は再び祐太を攻撃した。
「シュン。」
と祐太を攻撃をかわした。しかし、
「シュン。」
「!!?しまった。」
「終わりや。」
「バンバン。」
「がはっ。」
と珠美の銃弾が祐太の体をとらえました。
「バタン。」
と祐太はその場に吹き飛ばされた。
「シュン。」
「勝負あったな。」
「く、くそお。」
「安心しな、打ったんは麻酔銃や。あんたは殺さんから。」
「でも、麻酔打ったのに動けるなんてな、とんでもない奴だな。」
と秀斗は言った。
「祐太君、もうやめて。お願いだから。」
と言って、ふみばあが祐太のほうに駆け付けた。さらに、秀斗と珠美も祐太のもとに駆け付けた。
「ひょい。」
「たてよ、手を貸すからさ。」
「うるせえ、裏切り者に加担する奴の手なんか借りたくない!!」
と祐太は言った。すると、
「ぺチン。」
「何ゆっとんや、ふみばあは裏切り者やあらへん。」
と言って、祐太をはつった。さらに、
「なんで、あんたのこと一番思ってくれてんのにこんなことするんや!!」
さらに、秀斗も、
「そうだぞ。なんで、思ってくれてるひとの気持ちを理解しようとしない。」
「どういう意味スカ?」
というと、ふみばあが、
「祐太君、あんたのことこの八年忘れたことなんかないんやで。」
とふみばあは言った。
「あたしだけやあらへん。ここの商店街のみんなも一緒なんよ。」
といった、さらに、
「私らも金さえあれば貸してたんよ。でもな、みんな自分のお店で手一杯だったんよ。」
とふみばあ言った。すると、祐太は、
「そ、そんな。そんなのあるわけ。」
といった。すると、秀斗も、
「あるわけないとか言わせないぞ。」
「そうやで。」
と珠美も言った。
「でも、伊崎さんや前田さんは、」
と祐太は言った。
「まだ、そんな連中に踊らされてんだな。」
と秀斗は言った。
「いい加減目を覚ましいや。そいつらは……。」
と珠美は言った。すると、次の瞬間…。
「バンっ」
「きゃあああっ!!!」
「バタン。」
とふみばあが何者かに射殺された。さらに、
「ブンっ!!!」
「っ!!!」
と祐太の背後に伊崎が現れた。
「敵にたぶらかされるなんてな。使えんやつな。」
「ブスっ!!」
「がはっ!!!」
と伊崎の刀が祐太の胸を貫通した。そして、
「ブバっ!!」
と伊崎は刀を引っこ抜いた。
「バタン。」
祐太はその場に倒れこんだ。
「残念だったな。学生諸君。」
と伊崎は言った。
「そいつとばあさんはもう死ぬ。じゃあな。」
「シュン。」
と言って伊崎は行ってしまった。
「祐太、ふみばあ。」
と言って珠美は二人に駆け寄った。
「た…、珠美ちゃん。あたしはいいから祐太くん…を。かくん。」
とふみばあは意識を失った。
「祐太、大丈夫か。しっかりしろ。」
と秀斗は言った。
「………。」
と祐太は、意識はなく返事もなかった。そこへ、
「珠美、秀斗。大丈夫か?」
と言って力哉と陸也が駆け付けた。
「もうっ!!遅いで二人とも!!」
「力哉何しとったんよ!?大変だったんやで??」
と珠美は言った。
「どうです。陸也支配人。」
「………残念だが駄目だな。」
と陸也は言った。
「そうですか。」
と秀斗は言った。すると、
「っ!!?そういうことか。」
と陸也はなにかに気づいた。
「おい、秀斗、珠美。この祐太って奴だけ連れて帰るぞ。手を貸せ。」
と陸也は言った。
「しかしなあ。支配人、祐太は。」
「いいから行くぞいいな。」
そういわれた秀斗たちは祐太を連れてその場を後にした。
……次の日。
「んん。」
と祐太の意識が戻った。
「あ、目覚めたで。支配人。」
と珠美が言った。
「どこすか?ここ?」
と祐太は言った。
「ここは俺の隠密診療所っていうとこな。」
といって、陸也が祐太に声をかけた。
「理科の先生。何でここにいるんすか。」
「なんでってそりゃないよね。お前の治療してやったのにさ。」
「陸也先生は普段は理科の先生だが、実は闇医者として、ここ隠密診療所で訳アリの患者も診てんだよ。」
と言って力哉も声をかけてきた。
「祐太君だっけ。自分の体に感謝しなよ。」
と陸也は言った。
「どういう意味スカ。」
「仕置血系。それがお前が持っている特殊体質だ。」
と秀斗は言った。すると、珠美も、
「まさかな、あんたがあたしらと同類やなんてな。びっくりやで。」
「超絶再生。それがお前の仕置血系の能力だ。」
と陸也は言った。
「なんスカ?その仕置血系って?」
と祐太は言った。
「まあ、ざっくりでも説明した方がいいかもな。」
と陸也は言った。さらに、
「まず、仕置血系が何か説明するな。」
「仕置血系というのはな、その昔存在したという仕事人と言われる人間が裏稼業の経験から遺伝子が突然変異したことで誕生した血筋なんだ。」
と陸也は言った。さらに、
「それによって誕生した血筋は現代までその子孫に引き継がれてな。限られた子孫が獲得するといわれているんだよ。」
といった。さらに、
「獲得したものは、寿命が普通の男女より半分になる代わりに特殊な体質をもらうんだよ。」
「お前のはあれな、首や頭をやられなければ心臓や損傷した手足や臓器も半日以上かけて再生するんだ。」
「しかも、頭や首をやられなければ心臓やられても死なない。かなりすごい体質ってことだな。」
と陸也は言った。
「ほんま凄いんやけんな。だから、あれな自分の体を誇らなあかんで。」
と珠美は言った。
「まあ、その話はここまでな。本題に入るからな。」
と秀斗は言った。
「まずな、改めて言うがふみばあはお前を裏切ってなんかいないんだよ。」
と秀斗は言った。すると、秀斗は謎の袋を取り出した。
「これが何か分かるか?」
「………なんスカそれ?」
と祐太は言った。
「これはな、ふみばあが、あんたのために八年かけてふみばあや商店街のみんなが貯めた500円貯金や。」
「そ、そんな。商店街のみんなはおれや母さんたちのことなんとも思ってないって。」
「と祐太は言った。
「だから、それがちゃうんやって。」
と珠美は言った。
「ふみばあ、ゆっとたで。この八年祐太君のこと忘れたことないって。」
と珠美は言った。すると、
「確かお前の両親。事業に失敗して、無理心中したらしいな。」
と秀斗は言った。
「なんで、知ってんすか?」
と祐太は言った。
「それで、お前の両親が世話になってという会社はこのネオクックという。会社だよな?」
「そうっすよ。母さんたちはこの会社に見放されたんすよ。それで、商店街のみんなにお金を借りようとして。」
と祐太は言った。すると、陸也が、
「そんな祐太や両親を気にかけてたのがマエダ不動産の前田とか伊崎っていうやつだよな。」
「そうっすよ。あの人らは、商店街のみんなにと違って相談のってくれたんすよ。母さんたちの。」
と祐太は言った。すると、力哉が、
「それが、落とし穴なんだ。実は。」
と言って、力哉はある契約書を見せた
「この契約書、代表者名をよく見てみな。」
「この代表名はZAKIとかいう方っすよね。」
「このZAKIとかいうやつ心当たりないか。」
ろ秀斗は言った。
「まさか、それって。」
「そう、このZAKIとかいうんは伊崎とかいうやつな。」
と秀斗は言った。
「まさか、自分がばれんためにこんなニックネームにしてたんやな。」
と珠美は言った。
「ほんとそれな。LINEじゃねんだからよ、ったく。」
「まさか、それじゃあ、俺は……。」
「うう。」
と祐太は目柱が厚くなった。
「泣きいや。我慢すな。」
と珠美は言った。さらに、
「そうだぜ、いまは思いっきり泣けばいいさ。」
と力哉も言った。
「うっ、う。うわーんっ!!!」
「ごめんなさいっ!!!ごめんなさーいっ!!!」
と祐太たくさん泣いた。
「………。」
そして、数日後の夜。
「あれからだが、一応おれなりにマエダ不動産とか伊崎とか前田とか色々調べてみた。」
と陸也は言った。
「それで、支配人どうやったん?」
と珠美は言った。
「やっぱり、黒だったな。」
「マエダ不動産はやっぱりあの商店街を自分のにしようとしていた。」
と陸也は言った。
「マエダ不動産あの商店街を買収して、大規模なレジャースポットを作って金儲けを企んでたんだ。」
「そのために、商店街の人を全員追い出したかったんだな。」
と陸也は言った。さらに、
「だから、そのために八年前。祐太や祐太の両親に近づいたんだろうな。」
というと、さらに、
「実際、あの商店街自体。あの後、警察の後始末が済んだ後、奴らに買い取られたらしいしな。」
と陸也は言った。
「ひどいで、なんて奴らなん?」
「許せへんで!!」
と珠美は言った。
「で、みんな。どうするんだ?」
と秀斗は言った。
「あれでかたをつける気か?」
と秀斗はさらに言った。
「そうだな、でも、依頼主はどうするきだ?」
と力哉が言ったら、
「っ!?だれだ?」
「しゅっ。」
「シャキンっ!!」
「だだっ!!」
秀斗は盗み聞きしてるやつに飛び掛かった。
「カキンっ」
「っ!!?お前はっ!!」
といった先には祐太がいた。
「カキンっ!!」
「スタッ。」
「ひどいっすね。いきなり襲い掛かるなんて。」
と祐太は言った。
「どういうつもりだ、盗み聞きなんて。」
と秀斗は言った。
「いえいえ、あれっすよ。仲間にいれてほしいなと思ったんすよ。」
と言って祐太は
「ひょい。」
「バサ。」
「ジャラジャラー。」
と大量の500円玉を取り出した。
「お前、これって?」
と力哉がいうと、
「そうっすよ。ふみばあや商店街のみんなが貯めてくれた500円貯金っす。」
といった。さらに、
「今回はこれで、俺が依頼主なります。だから、俺も仕置屋と便利部に入れてくださいっす。」
と祐太は言った。すると、陸也が、
「お前、仕置屋になることが、どういう意味か分かってるか?」
といった。さらに、
「もししくじったり、他の奴らにこのことがばれた場合。あと、裏切りや脱退した場合は、お前を粛正しないといけなくなる。」
といった。
「そうだぜ、こればかりは鉄の掟だからな。俺や支配人。珠美や秀斗も容赦しないぜ。」
と力哉も言った。
「そんな、覚悟。お前にあるのか?」
といった。すると、祐太は、
「あるっすよ。それに、俺は普通だったら死んでもおかしくない大罪人っすから。」
といった。さらに、
「それに、これは俺なりの贖罪。罪滅ぼしっすから。」
と祐太は言った。すると、秀斗は、
「贖罪とは、ふみばあたちのことか?」
といった。
「そうっすよ。」
と祐太は言った。
「騙されてたとはいえ、俺がふみばあたちを手にかけたんは事実っすから。」
と祐太は言った。さらに、
「それに、伊崎たちとは、ちゃんと決着をつかねいといけないっす。俺なりのけじめですし。」
といった。
「それに、仕置屋になるのは、俺なりの罪滅ぼしであり、自分への戒めっすから。」
と祐太は言った。
「そうか、わかった。」
と陸也は言った。
「支配人、いんですか?」
と秀斗は言った。
「ああ、こいつはどうやら本気らしいからな。」
といった。
「じゃああれやな。祐太、宜しく頼むで。」
と珠美は言った。
「よろしくな。祐太。」
「改めてよろしく頼む。」
と力哉と秀斗も言った。
「じゃあ、今回の依頼主は祐太で決まりな。」
と陸也は言った。
「じゃあ、あれやな。」
といって、珠美は、
「祐太。この500円貯金はあんたがもっときいや。」
といって、祐太に500円貯金を返した。
「でも、これがないと依頼金があれですが大丈夫っすか?」
「だったら、そこはまかしいや。」
と言って、珠美は封筒二つを取り出した。
「こんな時のためになあ。発見しとんよ。力哉と支配人のへそくりを。」
といって。力哉と陸也のへそくりと思われる小切手を取り出した。
「そうそう、俺と支配人のへそくりを使えば500円貯金は全部祐太のもの……。!!!って、おいーっ!!」
と言って力哉はブチ切れた。
「なんで俺のへそくりが依頼金なんだよっ!!ふざけんなっ!!」
と力哉が言うと陸也も、
「珠美、大体どこからそれを見つけたっ!!?」
といったさらに、
「珠美、ダメだぞ。人のお金取ったら。」
といった。すると、珠美は、
「はあ?支配人と力哉がすっぽかしたり、遅れたからふみばあ、助けれんかったんよ。だから、その慰謝料払うんは二人の道理なんちゃうんか?ゆってみいや?」
といった。すると、力哉が、
「ねえよ、そんな道理っ!!てか返せ俺のお金っ!!」
と力哉は言った。
「まあ。支配人、力哉。あきらめろ。」
といって秀斗は小切手を回収した。さらに、
「大体、見つかるようなとこに隠した二人が悪い。いいな。」
といって、秀斗は祐太に小切手の一つを渡した。
「祐太、ありがたくもらっとけ。でも、やるからには本気でやれよ。いいな。」
といって、秀斗は行ってしまった。
「じゃあな、うちも行くわ。」
と珠美は言った。
「祐太いくで。」
と言って珠美は祐太を連れて行ってしまった。
「………畜生。」
「………トホホ。」
と力哉と陸也は残りの小切手を回収した。
「………シュッ、シュッ、シュッ。」
「シャキンっ。」
と秀斗はかんざしを研いでいた。
「バンっ!!バンっ!!」
と珠美は射的をしていた。
「………っ!!」
「シュっ!!!」
「ぶばっ!!、ぶばっ!!」
と力哉は居合切りをした。
「………。」
その夜、力哉たちは、伊崎と前田の暗殺のためマエダ不動産に向かっていた。
そんなことは何も知らずに前田と伊崎は夜のオフィスで打ち上げをしていた。
「カーン。」
「いやあ、伊崎さん。よくやりましたね。」
と前田は言った。
「いえいえ、前田さんの力あってですよ。」
と伊崎は言った。
「これで、ようやくあの商店街をレジャー施設にできるわね。」
と前田は言った。
「そうですね、前田さん。もう連中みたいな邪魔者はいないですもんね。」
と伊崎は言った。
「ここまで来るのに8年、いえ、それ以上の時間がかかったわ。」
「あの、商店街の方々をどかすのに苦労したわ。」
と前田は言った。
「そのために、祐太の両親を利用しましたしね。」
と伊崎は言った。
「あいつらの相談役しながら、あの、会社の社長とかやりきるの大変だったよ。」
「ほんと祐太もおバカな奴だったわ。親身な相談役が、実は、両親を陥れたネオクック社長とか気付かなかったなんてな。ホントおまぬけだわ。」
と伊崎が言った次の瞬間……、
「ドカーンっ!!」
「っ!!?なんだ?今の?」
「ばっ。」
と爆音の後、突然オフィスが停電した。
「なんなの。いやね。」
と前田は言った。
「前田さん。とりあえずお外出ましょう。」
と言って。伊崎は関係者を集めて、
「お前ら、これから前田さんの護衛をする、いいな!!?」
「はいっ!!」
と言って、前田と伊崎は関係者の護衛のもとオフィスの外に出た。
「なんだ、なんもいねえじゃないか?」
と伊崎がいった次の瞬間……、
「バンっ。」
「がはっ。」
「バンっ、バンっ、バン。」
「がはっ、がはっ、がはっ」
と会社の関係者の方々が突然何者かに狙撃された。
「何もいないか、なめられたものだな。」
と秀斗は言った。
「ぶばっ、ぶばっ。」
「がはっ、がはっ。」
とさらに関係者の方々が何者かに切りつけられた。
「伊崎さん、いや伊崎。それが、あんたの本性なんすね?」
と祐太も言って伊崎の背後に現れた。
「祐太、てめえ生きてやがったな。」
と伊崎は言った。
「そうか、だったらもう一回やるまでな。」
「ブンっ。」
「死ねやっ!!!」
といって、伊崎は祐太に切りかかった。しかし祐太は、
「シュンっ。」
と縮地を使ってかわした。
「残念すが、伊崎。あんたに俺は殺せない。」
「シュンっ。」
「カキンっ!!」
「そのセリフ。そっくりそのままかえすぜ。」
「シュンっ。」
「っ!?」
と言って伊崎は祐太の背後に再び現れた。
「死ねや、祐太!!」
「ブスっ!!!」
と祐太の胸を伊崎の刀が貫通したと思われた。しかし、
「っ!!!?なんだ?」
「ヒラ…。」
と貫通したと思わてたのは祐太の上着だった。
「シュンっ。」
「死んでください。それはこっちのセリフっすよ。」
と言って、祐太が伊崎の背後に現れた。
「しまった!!」
そして、
「ブバっ!!!!」
祐太は伊崎を真っ二つに強く切りつけた。伊崎は即死だった。
「い、いやーっ!!」
と言って前田はその場から逃げようとした。
「悪いな。あんたも逃げられないぜ。」
「シュンっ。」
と言って、前田の前に力哉が現れた。
「申し訳ないねえ、前田さん。あんたには死んでもらわないとダメなんだわ。」
「ばっ!!!」
「ダダダダっ!!!」
と力哉は前田に飛び掛かった。しかし、
「シュンっ。」
「残念ね、あたしをただの女だと舐めないで。」
と言って前田は縮地で力哉の攻撃をかわした。
「私、これでも剣術と体術はお手の物なの。驚いたかしら。」
そう、前田は剣術も体術も師範クラスだった。
「カキンっ!!」
「カキンっ!!!、カキンっ!!」
「………ギギっ。」
「っくう。」
「なかなかやるわね。でも、残念。あなたはここまでよ。」
「シュンっ。」
と再び前田は縮地を使った。そして、
「バっ!!」
「っ!!?」
と前田は力哉の背後に現れた、そして、
「消えなさいっ!!」
「ヒューんっ。」
「ぶしゅーっ!!」
前田は力哉にVXの毒ガス弾を投げつけた。
「まずい、祐太離れるぞ。」
と秀斗は言った。
「しかし、力哉さんが……、。」
と祐太は言った。
「あいつは大丈夫だ。俺たちだけ引けばいいからさ。」
と秀斗は言った。
「………。わ、わかったっす。」
と祐太はしぶしぶ引いた。
「しかし、大丈夫っすか?あれ、たぶんやばい毒ガスっすよ。」
と祐太は言った。
「まあ、見てればいいさ。騙されたと思ってな。」
「………モワモワ。」
と力哉の周りに毒ガスが充満した。すると、
「っ!!!しゅーっ!!」
と周りの毒ガスがみるみる力哉の体に吸い取られた。
「なんなのよ、どういうことなの!!?」
「………あなたはここまで。その言葉そっくりそのまま返すぜ。」
と力哉は言った。
「どういうことスカ?毒が全く効いてない。むしろ、パワーアップしてるっすよ。」
と祐太は言った。
「シュン。」
「毒無効体質。それが、力哉の仕置血系だ。」
と言って、陸也が現れた。
「力哉の場合はな。毒自体を、無効化する上にその毒をパワーに変えられるんだよ。」
と陸也は言った。
「だが、仕置血系の関係で、力哉もまた普通の半分しか生きれないんだ。」
とさらに言った。
「でも、その代償に見合った能力だな。あれは。」
と秀斗は言った。
「シュン。」
「ダダダダダダっ!!」
「カキンっ!!、カキンっ!!!」
「くっ!!!なんなのよっ!!?」
「あたし、押されてるのっ!!?」
と、前田は言った。
「残念だが。そういうことな。」
と力哉は言った。そして、
「ブバっ!!」
と前田の首を切りつけた。
「がはっ!!」
「バタンっ。」
と前田は倒れた。
「はあ、はあ。」
「終わったんだな。」
と力哉は言った。
「そうだな。」
と秀斗も言った。
「じゃああれな、みんなかえるで。」
と珠美も言った。
「………。」
そして、一週間後。
「よろしくっす。」
と祐太は便利部に入部届を出しに来ていた。
「ほんとに入るんだな。」
と陸也は言った。
「ハイっす。」
「だがいいか、一回入ったら二度と戻れないぞ。」
「大丈夫っすよ、これは俺の贖罪でもありますから。」
と祐太は言った。
「じゃあ祐太改めてよろしくだな。」
と陸也は言った。
「じゃあ、あれやな。これ以上重い空気嫌やからな。祐太の歓迎会しよや。なっ、ええやろ。」
と珠美は言った。
「ちょうど力哉と支配人のへそくりあるしな。歓迎会はディズニーランドな、ええやろ。」
と珠美はさらに言った。
「おまえなあ、人の金でなあ、ふざけんなよー!!」
と力哉は言った。
「そうだぞ珠美。人のお金を悪用するとかマジないからな。」
と陸也も言った。
「まあまあ。支配人、力哉。ここはふみばあの供養ということでな、許してくれよ、っな。」
と秀斗も言った。
「まあ、あれな。祐太君。こんな連中だけどよろしく頼むよ。」
と秀斗はさらに言った。
「ハイっす。」
と祐太は言った。
「じゃあ、来週の日曜日はディズニーランドでパーティーやで。ええな。」
「ハイっす。」
と祐太は言った。
「まあ、あれな。祐太。改めてよろしくな。そして、ようこそ便利部に。」
と陸也は言った。こうして、便利部に祐太が加わり便利部は支配人含めて5人になった。そして、仕置屋も同時に5人になった。
第一話 商店街の敵討ち
完
今回は、仕置屋高校生たちの活躍いかがでしたか? 今回は、祐太が騙されて、間違いを改め、仕置屋としての贖罪を始める話を書きました。
普段は怒りっぽくてみんなの金ずるにされる力哉。
普段はクールだけど情があり、依頼人を親身に思う秀斗。思ったことをはっきり言うが依頼人のためにはしっかり親身になり活動する珠美。さらに、皆を束ねる一方で教師や闇医者としても活動する陸也支配人。金ずるにされるがちゃんと皆を束ねる陸也のまとめ役としてのイメージも書きました。そして、祐太の仲間として、仕置屋としての旅立ちを再現しました。文章ですが、漫画が好きな人のためのセリフたっぷりの作りにしました。最後まで読んでくださりありがとうございました。