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花月演義 ~~花月の乱~~  作者: のわ〜るRion
第2章 焼け崩れる山砦
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5. お肉とお酒とスィーツと(あとついで?に山賊討伐と


フルマーシュの町は、ルルメラルア王国辺境の小さな町だ。


かつては森林資源を生かした産業が盛んだったが、今では廃れ、これといった特産もない。

そこそこの人口に、そこそこの商業流通と、そこそこの農地と、そこそこの森の恵みがある。

つまり、ある程度の自給が行えてしまうので、活発に外部と接触する必要もなく、

王国の主要な街道からも外れているため発展の見込みもない、物静かな町だった。


もし今日地図から消えてしまっても、他の町の者は誰も困らないのではないか、という程度の存在感すら薄い町だ。


現在この国では、北のほうで内乱が起こっている。

そのような情勢であり、この町からも多数の兵や、出稼ぎ労働者が北の地へ向かっているため、ただでさえ活気の少ない感じの町なのが、さらに人影も少なく閑散とした感じになっているのだ。

この穏やかな空気の中にいれば、北の地で内乱が起こっているなど、遠い世界の事のように感じるだろう。


この時間の流れすら緩やかに感じられる、静かな田舎町。


クレージュの店は、そんな寂れた町のはずれにある。


それほど高級感もない質素な店で、昼間は料理を出し、夜は酒も出すという、

この世界の、至ってどこにでもあるタイプの、庶民的な飲食の店と言える。

店の奥には、歌や踊りを披露する小さなステージがあるのも、よくある構造であった。


シンプルな木造の店内は、意外と広く、そして明るく、清掃は行き届いていて清潔な印象がある。店内のところどころにある、小洒落たランプや、小綺麗な布の飾り、小さな陶器の動物や人形などが、いかにも女性店主の店らしく、可愛らしい感じを演出している。


店を開く昼食時にはまだまだ早い、開店前の店内。昼食目当てのお客を迎え入れるため、二人のウェイトレスが準備を行っていた。


空色のさらさら髪の子がアジュール、薄グレーのふわふわ髪の子がセレステという名前のこの二人は、先日 捕虜になっていたのをこの店で身請けした、東の海洋国家ショコールの元女兵士たちだ。

ここでの生活にも慣れてきて、兵士ではなく普通の女の子として生活している、二人とも店での仕事がやっと板についてきた感じだった。


店の広い空間は仕切りも何もなく、そこに四~六人がけのテーブルが十卓並べられている。

そのテーブルの拭き掃除をしているアジュールは、わりと前屈み姿勢になって頑張っているのだが、ウェイトレスの衣装はわりと前が開いているので、この屈み方だと、中で揺れているのが遠慮なく見えてしまう。

今は開店準備中で男性客もいないので、目線を気にする必要は全くないのだが。


店の入って右手側は上りの階段になっていて、階下にあるステージがよく見えるようになっている。

セレステは上から順に一段づつ、しゃがみ込んで丁寧に拭き掃除を行っているのだが、ウェイトレスのスカートはかなり短いので、このしゃがみ方だと段下からは確実に見えてしまう。

まだお客がいない時間なので、今のところは気にする必要はないけれど。


入って奥側には八席ほどのバーカウンターがある。

その左側には一段高くなったステージがあり、店中のお客に歌や踊りを披露できるようになっていた。


その逆側、店の右手奥だけは、他とは違う空間だった。


大木の切り株を薄く切って足をつけたような、十人掛けの大食卓が置かれている。

ここは普段から店関係者と冒険者女子だけの専用席になっていた。



その大きな食卓を、五人の女性が囲んでいた。


赤い花びら鎧姿のフローレンと、月影色ボディスーツ姿のアルテミシア。

そして、小柄なユーミと、長身のレイリアという、対称的な二人がいる。


そして今一人。

長い髪を頭上に結い上げた、この中ではひとりだけ一回り年上な感じの女性が、店主のクレージュだ。

両肘をついたかなり前屈みな姿勢になって、豊かに膨らみすぎた重たい胸をテーブルに乗っけるようにしている。


その店の女主人であり、商人でもあり、彼女たちの先輩冒険者であるクレージュが、冒険の後輩であり、信頼する腕の良い仲間であり、ついでにこの店の居候である四人の女子たちに、受注した仕事の依頼を話そうとしているところだった。



店主のクレージュは、貫禄がある大人の雰囲気が強い。 

着ているのは、身体に密着した、肩から足元までのワンピースドレスで、前に飛び出すような形になる大きすぎる胸が、やや窮屈そうに自己主張するように目立っている。

腰の辺りから両側に切れ込みがあるので、脚は動かしやすい形状の衣装であり、やはり年相応に大きく柔らかで魅力的な女性の腰下からの部分、それを服の中で包む細い布地が、動く度に垣間見えるような衣装だ。

はるか東から来た行商人から貰ったドレスを元に、同じ形のものを何着か仕立てたのだという。色や模様の違いはあるが、よほど気に入っているのか、クレージュはいつもこのチラ見せ系ドレス姿だ。


フローレンはいつもの冒険衣装、覆う面積の少ない赤色の花びら鎧の姿である。光沢のある薄い紅色の髪はポニーテールに結われ、頭上を飾る今日の花飾りは真っ赤な天竺牡丹(ダリア)だった。

花の妖精(フェアリエ)だけあって、このテーブルの花瓶に飾られた色とりどりな生花も、店内に飾られた他の花たちも、すべて彼女が仕立てたものだ。


アルテミシアも冒険着の、月影色と称する青紫に光を返す黒のボディスーツ姿。同じ色の山高帽は衣装かけに掛けられている。ストレートに流したその長い髪は、窓からの日の光を浴びて、本物の月にも劣らぬ銀色に輝いている。

歌姫な彼女は夕刻になると、逆の端のステージで一曲披露するのがここにいる時の習慣になっている。


さて、残りの二人。

ユーミはちっちゃな女の子だ。

子供という歳ではないのだが、その背格好や、つぶらな瞳の幼気(おさなげ)な顔だちから、無邪気な子供のようにしか見えない。頭の左右で乱暴にくくった、銅褐色のボリュームのあるツインテールな髪型が、この娘をいっそう子供っぽく見せている。

彼女の冒険着は、衣装かけに掛かっている珍しい色の分厚い毛皮だ。

ユーミはここでくつろいでいる間、内着だけの姿、ほとんど下着と変わらないような姿で席についている事になる…。小柄な外見だけど、意外にも上も下も女性のつくべきところにしっかり肉がついていて、そこだけ見ると大人の女だ、と思わせるものはあるのだった。


そのユーミの隣に座っているのは、対照的な長身で格好の良い女性、レイリア。

黒いトップスとショートパンツのセパレートという、こちらもラフな格好だ。

朝っぱらからお酒を(たしな)み、ゆっくり味わうようにグラスを傾けている。

肩に触れない程度の赤い髪を、半分は目が隠れるくらいに下ろし、もう半分は額まで上げている。垣間見える顔立ちはわりと端正なのだが、視線が鋭くて、口数が少なく、いざ口を開いても口調はやや乱暴…なので、知らない相手には少し近寄りがたい印象を与える。

それでも、黒の衣装に包まれた部位は上も下も大きくふくらみがあるので、男っぽい印象を与える事はない…というより割りと男性の視線を集めてしまうのだった。


やや全体的に露出度の高い、女子だけの無防備で独特な雰囲気。

傍から見ると、いわゆる女子会のような感じに、見えないこともないであろう。


だが違うのだ。

今から話し合われるのは、一般的には大きな危険を伴う、冒険の依頼の件であった。



「今回の依頼のお話しなんだけど」

クレージュが話を切り出した。


「アヴェリバーって村なんだけど…聞いたことある?」

クレージュは両肘をテーブルに乗せ、組んだ手に顔を乗っけるような、くだけた感じで話しかける。

接客ではなく、仕事の話でもなく、今はまだ仲間内で気楽な会話をしている、という感じだ。

ついでのその重すぎる胸もテーブルに乗っけて楽にしている。


「聞いたこと…」

「あるわ♪」

ない、と言おうとしたフローレンを、アルテミシアが(さえぎ)った。


「アヴェリ村のことよね? その村にね、なかなかイケてるスィーツがあるらしいのよ♪

 村特産の大きなおマメを乾燥させて挽いて粉にするとね、何とも味わい深い、甘い粉ができるんだって♪ それをおコメを蒸した団子にまぶして食べるらしいんだけど、これがかなり絶品って噂♪」

やけに詳しい。

そして、何だかとてもワクワクしている。

そう。アルテミシアは神秘的な歌姫に見えて、実はスィーツに目がない、食い意地系乙女でもあるのだ。


「さすがアルテミシア、よく知ってるわね!」

クレージュはこの飲食店を経営するだけでなく、商売も行う関係上、各地の産物などには詳しい。スィーツをこよなく愛するアルテミシアが、中でもコメを蒸したダンゴのスィーツに目がない、という事も知っているので、この村を知っている予想はあった訳だ。


「そこの絶品スィーツをもらってくるのが、お仕事なのかしら?♪」

楽しそうに尋ねるアルテミシアに、

「いいえ」とクレージュは念を押し、そして続けた。


「問題はね、その村に山賊が入り込んでいるらしいって事」

クレージュはいつの間にか、姿勢を正し、机に重さを預けていた大きすぎる胸を上げて、両手で腕組みするようにして抱えている。接客や依頼などの真面目な話をする時は、けっして胸を置いて楽をする姿勢を取らないのだ。


そして、その一言に少し場の空気が固くなった。

女子ではあるが、さすがはみんな冒険者、といったところだ。


この町から北の商業都市アングローシャまでの街道の途中には、いくつもの大きな村がある。

その大きな村々から西側の少し山間寄りに、農地として開拓された小さな村が多数存在しているのだが、その小さな村のうちの一つに、どうやら山賊が入りこんでいるらしい、という事だった。


「町や村の兵隊さんが北の方に行っちゃってるからね」

クレージュが言う、北の方、とは、現在反乱の起こっている、旧ブロスナム領の事だ。


一年前に戦争が終わり、北に位置するブロスナム王国は滅亡、ルルメラルア王国の領土となった。

だが、ブロスナムの残党勢力は野に下り、北の各地で反乱が起こる形となっている。

このフルマーシュの町を含め、ここら辺り一帯からもかなりの数の兵士が、北の反乱鎮圧に参加している。


街道沿いの大きな村からは、領主が直接兵を率いて北に赴いているケースが多い。

そういった状況だと残っている兵力は僅かであり、その街道の村の防備に手一杯となる。

辺境の小さな村からの救援要請は、通常、管轄する街道沿いの大きな村が行うことになっているが、手に余る場合、さらに上の管区が担当、即ちそのアヴェリ村の場合は、このフルマーシュの町の兵力を以て対応する事になる。


ところが…

ここフルマーシュは質素な田舎町なので、もともと財政的に多くの兵を抱えることもできない。

平時ならそれでも良いだろう。

のどかな田舎町ではさしたる事件も起こらず、治安上の問題もあまりないからだ。


しかし現在は、ただでさえ少ない兵が北に行ってしまっている。

街道沿いの大きな村と同じように、町の治安維持がやっと、という状況になっているのだ。

辺境の村にまで兵を派遣できる余裕などあるはずもない。


「兵が少ないのを見越して、山賊も手薄な村を襲ったりする訳ね…」

フローレンは、今がそういう荒れた情勢である事を、何となく思い出していた。

今の会話で、ちょっと実感が沸いてきた感じである。


「そう、その山賊を討伐するのが今回のお仕事。そして、町の兵務局からの正式な依頼よ」

と、今回の主題について話した。


「それって…正規軍が討伐をあきらめた、ってこと…にならない?」

フローレンの物言いには、ちょっと熱が入ってきている。村人のように弱い立場の人々が被害に合うのが許せない、という思いを、この可憐な女剣士は持っている。


「今回の、そのアヴェリ村の件に関しては、現状ではそうなるわよね…♭」

今後、兵の手配が見込めるようになれば、討伐に向かうかも知れないが、その可能性は低いだろうし、

それに時間が経てば山賊の被害がどれだけ広がっているか、わかったものではない。

多少は北の情勢を知っているが、内乱の勢いは収まりそうもないのが現状なのだ。


「まあでも、民間に委託するっていうのは、悪い手じゃあないわよ」

クレージュは商売を行う観点から、国や領主が関わるより民間に委託したほうが良い、と思う事が沢山ある。

だが、そこには貴族を中心に様々な利権が絡んでいて、容易に変えようがない事も理解している。


今回の依頼は、冒険者という人的資源の効率的な利用という意味では、悪い手ではない。

そして、クレージュに直接依頼が来たという事は、この店に腕のいい冒険者がたむろしている、という程度の情報は、兵務局にも、あるいはこの町の行政者にも、知れ渡っているという事でもある。


「規模を含め、詳細は不明。調査もお願い、って事でしょうね。

 まあ、ただの山賊程度なら、あなた達だけで問題ないと思うけど」

規模もわからない相手にも平気で送り出せる程、クレージュはフローレン達を信頼している。かつては一緒に冒険した仲間であり、彼女たちのその実力も余すところなく理解しているのだ。


「とっととやっつけちゃって、後は自分にご褒美、ってカンジかしら♪♪」

アルテミシアはスィーツにご執着である。

「どう?♪」という感じにフローレンにも同意を求めてくる。


「うん、まあ、ちょっと興味はあるかも…。でも、まずは困ってる人を助けてからね!」

スィーツに反応するあたり、フローレンもそのあたりは乙女である。

が、やっぱり先に人助け、と念を押すところが、彼女の正義感の強さを表わしている。


クレージュが持ってきた話なら、この二人には断る理由もない。

居候の身としては受けるしか無いところであるし、何よりこの先輩冒険者を、全面的に信頼している。


あとの二人、ユーミとレイリアは、さっきから食べて飲んでいるだけで、積極的に話に入ってくる感じではない。

が、行くとなれば行くだろう。もともと冒険事が好きな二人だ。

興味を持つにはあとひと押しが足りてない感じだ。


「あとね」

クレージュは、話を聞いているのかいないのか、ぼーっとしてる小柄なユーミに目を合わせて、言った。

「その村の、秘伝のタレに漬け込んだお肉が、すっごく美味しいらしいわよ」


この村の漬け肉は、独自のタレに何年も漬け込んで作る、毎年一度は現国王にも送られているという、かなりの絶品だ、とクレージュはユーミの目を見ながら語った。


「にく!? おにくー! あーしも、いくー!」

ここで始めてユーミが話に絡んできた。それもすごい勢いでだ。

というより「肉」というワードに反応しただけのような気もするが、

手をばたばたさせて、おちつきなく騒ぐ姿は、小さな子供そのものだ。


「ちょ! 食べ物に釣られてるんじゃないよ! 仕事の話でしょ!?」

と、レイリア。背の高い彼女は、この小さな相方をよく諭す。ここではごく見慣れた光景だ。


クレージュは、今度はそういうレイリアのほうに顔を向けて、囁いた。

「それとねえ、おコメを発酵させて作る、この村の地酒がけっこう評判なのよね」


この村の地酒は、独自の製法でコメを発酵させて何年も寝かせて作る、ルルメラルア貴族も好む、超絶品だ、とクレージュはレイリアの興味を測りつつ説明した。


「さ、行こうか。急いだほうがいいんじゃない?」

と即座に立ち上がるレイリア。

彼女も「酒」というワードには敏感な女なのだ。


「…あなた達って、わかりやすいわよね…」

そしてこの二人は似た者同士だ。とフローレンはいつも思う。

対象的な見た目のことではなく、人間的な中身の事だ。


だけど、この二人も主目的を忘れているわけではない。

むしろ、弱い立場の人を助ける事に異論はなく、賊のような卑劣なヤカラには容赦ない。

ただちょっと、お肉とお酒が好きすぎるだけだ。


二人を焚き付けて早く依頼に入らせようとしている、クレージュの手腕に、

「さすがね♪」と言ったアルテミシアはフローレンと顔を見合わせた。


「じゃあ、とりあえず、みんな行ってくれる、って事でいいのかしら?」

クレージュとしては、受けてくれるならば、依頼の受注を町の兵務局に報告しなければならない。


「ええ、わたしは最初からいくつもりよ。山賊なんて野放しにできないからね!」

フローレンは、その可憐な外見から想像できないくらい、勧善懲悪型熱血女子といった感じだ。


「いこー!(にく!)」

「行くよ!(お酒!)」

「さ、行きましょ~♪(スィーツ♪)」

ユーミ、レイリア、アルテミシアも気合は充分だ… というよりは、三者三様に自分の欲望に対して素直すぎるような気はするが。


「えーとね…食べたり飲んだりしに行くのが目的じゃないんだからね! 山賊退治、忘れちゃあダメよ!」

フローレンは念を押す…。まあ…その辺りは、みんなわかっている…はずだ、と信じている。


さあ出かけよう、とすると、店の前に馬車が停まっていた。


「きっと行ってくれると思ったから、馬車は手配しておいたわ」

店と商売を卒なく切り盛りするクレージュは、段取りのいい女性なのだ。


「…さすがね、こういうとこ、抜かり無い感じ」

「よね♪」

クレージュには勝てないなー、とフローレンとアルテミシアはいつも思い知らされるのだ。


で、当のクレージュも、馬車に乗るアルテミシアの耳元で、一言

「お土産に一つもらってきて頂戴」とか言ってる。

言うまでもなく、例のスィーツの事だ。

彼女もまた、スィーツには余念がない、女子なのである。



それぞれの使命感と食欲を乗せ、馬車は走り去っていった。


「あらぁ…?」

馬車が行ってしまった後になってから、踊り子のラシュナスが店から出てきた。

目がとろーんとして、まだ半分寝ぼけているか、昨晩のお酒が残っている感じだ。

踊り子のときの衣装よりも布面積の少ない、上も下もギリギリみたいな格好のままだった。

当然だが、道行く男たちの視線を集めていた。


「もぅ、いっちゃったのぉ…?」

「ラシュナス、そんな格好で出てきちゃダメでしょ」

クレージュはこのだらしのない子を、年の離れた妹のように諭すと、連れて店の中へ戻っていった。


四人を乗せた馬車は行ってしまって、もうその姿も見えなくなっている。


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